コース概要
草津温泉から志賀草津高原ルートを通って日本国道最高地点・渋峠へ。長野原草津口~横手山往復、湯田中を経由して長野駅、傘岳峠を経由して小布施駅までの3コース。
距離:73.6km(往復)、88.0km(長野)、72.6km(小布施)
獲得標高:2,250 m(往復)、1,811 m(長野)、2,174 m(小布施)
※草津白根山の火山活動により通行できないことがあります。最新の情報を確認してください。
横手山・渋峠 草津道路情報 志賀高原道路情報
横手山・渋峠 草津道路情報 志賀高原道路情報
長野原草津口~草津温泉
JR吾妻線の長野原草津口駅からスタート。本数が少ないので日帰りで行くなら高崎7時26分発~長野原草津8時49分着のほぼ一択。高崎まで新幹線か在来線かはフトコロ具合次第。
長野原草津口駅からは電車のダイヤに合わせて草津温泉行のバスが出ている。走って美味しい部分は草津温泉からなのでそれに乗ってしまうのもあり。車体脇の荷物スペースに輪行袋のまま収容できて料金はSuicaで払えます。
草津温泉まで自走する場合は国道145号を西へ
大津交差点で国道292号へ右折すれば後は草津温泉まで道なり
大津交差点を起点にした距離表示が道沿いに立っています。
ちょっと一息入れたいと思うちょうどいい場所にあるセブンイレブン
草津温泉までは楽勝と思っていると意外に勾配10%ゾーンもあったりする。
この道路の一部には特殊な舗装が施されていて自動車が一定速度で走ると走行音がメロディーとして聞こえる「メロディーライン」になっています。ガタガタしてたらヤダなと思っていましたが、問題なく走れました。
この道路の一部には特殊な舗装が施されていて自動車が一定速度で走ると走行音がメロディーとして聞こえる「メロディーライン」になっています。ガタガタしてたらヤダなと思っていましたが、問題なく走れました。
道の駅の辺りから草津温泉まで少し下りになります。
セブンイレブンのあるT字路「草津」交差点に突き当たったら左折。ここからが本番
草津温泉~渋峠~横手山
いよいよ「志賀草津高原ルート」。自転車乗りならば一度は走っておきたい雲上の極上コースです。
草津交差点からの走り出ししばらくは緩やかな上り。
草津交差点からの走り出ししばらくは緩やかな上り。
西の河原公園入口辺りから徐々に本格的な上りになっていく。ちなみに西の河原の露天風呂、メチャクチャでかいですよ。
草津スキー場の天狗山レストハウス前を通過。
スキーコースが頭上をクロスする。
上野原からの距離表示が続いてます。
「1キロメートル先 駐停車厳禁」の看板に緊張が走る!草津白根山は火山性の有毒ガスを噴出しているので長く留まることを禁じている場所があります。
閉鎖された白根火山ロープウェイ山麓駅の前を通過。
駐停車禁止ゾーンに突入!
硫黄臭立ち込める殺生河原の前を通過します。
斜度はまあキツイ所もあるけど、激坂ってほどでもないと思います。箱根やいろは坂を上ったことがある人なら大丈夫です。
ロープウェイが架かっていたの跡をくぐる。
白根山の荒々しい山肌が迫ってくる。
火山活動の活発化を受けシェルターが増やされました。
草津白根レストハウスの建物
ここから山頂の火口湖「湯釜」への歩道がのびていますが2018年以降火山活動が活発になったため
入山規制 の影響により湯釜を見学することは出来ません。
道を挟んだ左手には弓池と遊歩道。
万座道路の分岐を越えるとまた上りに
眼下の万座道路
右手にパーキング
西側から見た白根山山頂
ここからまた少し下りになって
山田峠へ
山田峠は中央分水嶺。長野側に降った雨は日本海に、群馬側に降った雨は太平洋に注ぎます。
ここからまたちょっと上り
GW頃に見られる雪の回廊
ここから少し走ると
日本国道最高地点!標高2,172m地点
国道最高地点から少し下る。
群馬と長野の県境に建つ渋峠ホテル
建物の中に県境が有ります。
自家製手作りのパンも魅力。食堂はゲレンデの食堂といった感じでカツカレーやラーメン、定食などが食べられます。
日本国道最高地点到達証明書が買えます。デザインは4種類。(100円)
2021年は9月から「ろんぐらいだぁすとーりーず!」バージョンの到達証明書も2千枚限定で販売。シガヒル実現の際には恒例化するかな?
名物犬のマーカス
5月2週目でまだスキー場営業していました。
草津へ引き返す場合でも景色が良いので横手山ドライブインまでは下りましょう。ここからは下りなので上りと同じ服装では体温を奪われるので一枚は羽織った方が良い。
高度感バツグン!
横手山ドライブインには数量限定の根曲がり竹定食(季節限定)や熊笹ソフトなどユニークなメニューもあります。
横手山~長野原草津口
横手山ドライブインから来た道を戻ります。
スノーシェッドを抜け
渋峠ホテル前を通り過ぎます。
日本国道最高地点で記念撮影している皆さんを横目に見つつ進む。
眼下に広がる芳ヶ平
雪の回廊に戻ってきました。
山田峠
白根山を臨む駐車場
万座三叉路が左手の眼下に見えるスポットがあります。
三叉路まで下ってから少し上り
草津白根レストハウスを過ぎて草津までは100%下りになります。
殺生河原を通り過ぎる。
スキーコースとの立体交差を過ぎれば草津はすぐそこ
天狗山レストハウス前の信号を左折
ベルツ通りを進む。
国道292号に入って長野原方面へ進みます。
中之条町に入る。
下っていきます。
「道の駅六合」
特産品の直売所や
日帰り温泉、温泉宿泊施設
軽食のとれるお休み処があります。
花豆ジェラート
道の駅近くの白砂川に架かる橋
かなり高度があります。深い渓谷。けっこう荒々しい。
花園大橋の手前で右の旧道に入る
国鉄吾妻線太子支線太子駅の跡があります。
太平洋戦争末期、戦局の悪化に伴う輸入鉄鉱石の減少から、国内鉄鉱石増産の要請があり、昭和18年、この地方の鉱業権を取得した日本鋼管株式会社が国の命令を受け鉱山開発を行いました。この鉄鉱石を京浜地域に輸送するため、突貫工事により敷設されたのが長野原線
(渋川~長野間の42km)と、日本制管鉱業株式会社専用線の通称「太子線」(長野原~太子間の5.8km)です。
終戦後、群馬鉄山は事業を再開しましたが昭和40年に閉山。太子線も昭和46年に廃線となりました。
今でも、鉄鉱石を貨車に積み込むための施設(ホッパー)の基部、ホームの石積み、
止めなどが、戦争中から戦後にかけての歴史の証人のように残されています。
近代鉱業遺産、廃墟好きにはグッとくる場所です。
太子駅跡から1kmほど下流の橋を渡ると
国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)に指定された赤岩集落があります。
地区内を南北に走る通り沿いに昔ながらの家並みが続いています。
養蚕が盛んであった頃の特徴的な建造物を現在でも数多く見ることができます。
集落を抜けると国道292号に戻る。
長野原町に入ります。
白砂川が吾妻川と合流するとすぐに長野原草津口駅です。
横手山~湯田中
引き返さずに長野へ抜けるルート。志賀高原のワインディングロードを下っていきます。
横手山スキー場中間地点
横手山スキー場下
白樺の林が高原の風情
ほたる温泉平床大噴泉
木戸池
蓮池前
丸池スキー場前
サンバレースキー場前
スキー場を過ぎるとカーブを繰り返しどんどん高度を下げていきます
半ループ状の坊平橋
上林チェーン着脱所まで来ると「下界に降りて来た!」という感じがします。
上に一枚羽織った上着をここらで脱ぎましょう。
湯田中に向かいます。
渋温泉に近づくにつれ古い町並みが現れる。
赤い欄干の橋を渡って渋温泉へ
歴史を感じさせる旅館が軒を連ねています。
外湯が点在しています。
金具屋は意匠を凝らした昭和初期の木造4階建ての建物が人気の宿。
伽藍、数寄屋、遊郭といったさまざまな日本建築の要素を取り入れた非常に独創的な建造物。「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルの一つではとも言われている。
町並みがシブイ!
渋温泉を抜けて湯田中へ
近くの地獄谷が温泉に入る猿で外国人旅行者に人気になっているので古い建物を利用したホステルなども目に付いた。
湯田中駅はレトロな旧駅舎が残されている。
隣接して温泉「楓の湯」があるので、ここで温泉に入って長電に乗って帰るのも良い。入浴料:大人300円!
歴史を感じさせる旅館が軒を連ねています。
外湯が点在しています。
金具屋は意匠を凝らした昭和初期の木造4階建ての建物が人気の宿。
伽藍、数寄屋、遊郭といったさまざまな日本建築の要素を取り入れた非常に独創的な建造物。「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルの一つではとも言われている。
町並みがシブイ!
渋温泉を抜けて湯田中へ
近くの地獄谷が温泉に入る猿で外国人旅行者に人気になっているので古い建物を利用したホステルなども目に付いた。
湯田中駅はレトロな旧駅舎が残されている。
隣接して温泉「楓の湯」があるので、ここで温泉に入って長電に乗って帰るのも良い。入浴料:大人300円!
湯田中~長野
湯田中から信州中野方面へ。
夜間瀬橋を渡って信州中野へ。
中野松川駅の踏切で旧ロマンスカー車両に遭遇!長野電鉄は個性的な中古車両が走っています。
長野方面、千曲川に向かいます。
信州中野ICの脇を通過
立ケ花橋で千曲川を渡って長野市へイン。
千曲川沿いの道に入る。
快適に走れます。
長電と交差する場所から善光寺方面へ向かう。
国道18号をしばらく走り
道なりに国道406号へ進む。
大門の交差点を右折して善光寺へ
時間が有れば善光寺にお参りしていきましょう。
善光寺から真っ直ぐ中央通りを進めば長野駅に出られます。
平床大噴泉~傘岳峠~小布施
渋峠から下って行き、ほたる温泉平床大噴泉の先を左折。
川を渡って
ググッと坂を上っていきます。
笠岳峠まで3.6km、平均勾配7%くらい。
傘岳峠手前に標高1,900mの看板
峠には茶屋が一軒。山頂まで往復1時間程度で行けるようですが岩場も有るのでハイキングシューズが必要です。
峠を越えて下っていきます。
高度感を感じられる気持ちの良い道です。
振り返った先に横手山。
進んでいくと眼下に山田牧場が見えてきます。
山田牧場のスキー場のリフトをくぐる。
広々と開けた牧草地の中を進みます。
牧場下部の宿泊施設を通り過ぎ
松川渓谷に面した温泉「滝の湯」
渓谷を下った先にある山田温泉
共同浴場と「大湯」と足湯
温泉宿泊者が利用できる「滝の湯」
小布施方面に進みます。
蕨温泉。のんびり温泉巡りも良さそうです。
小布施は小ぢんまりした町に栗菓子の有名店が軒を連ねています。
また葛飾北斎が晩年を過ごした土地でもあります。北斎と言えば版画である浮世絵が有名ですが、この北斎館では肉筆画の展示を見ることができます。
通りの屋台で名物焼き栗をパクリ。
小布施駅でも栗ソフトが食べられます。
小布施駅では下りの特急NEX車両と
上りの特急ロマンスカー車両が行き違います。
サイクル・スポーツ用品