日光いろは坂~日光湯元・半月山~小田代原

日光駅からいろは坂を通り奥日光の湯元まで往復するコースと中禅寺湖スカイラインで半月山に上り、小田代原まで往復するサイクリングコース。光徳牧場や英国大使館別荘記念公園、イタリア大使館別荘記念公園にも立ち寄ります。

コース概要
日光駅からいろは坂を通り奥日光の湯元まで往復するコースと中禅寺湖スカイラインで半月山に上り、小田代原まで往復するコース。
距離:64.7km(湯元)、84km(小田代原)
獲得標高:1,332 m(湯元)、1,892 m(小田代原)



日光駅~いろは坂~中禅寺湖


JRの特急日光も東武日光駅に着くので東武日光駅からスタートする人が多いと思います。
東武日光駅
でもJR日光駅もレトロでいい建物なんです。古い建物が好きな人はちょっと寄り道してみては。
JR日光駅
JR日光駅の前で「日光のおいしい水」を補給することもできます。
JR日光駅前 日光のおいしい水
駅から東照宮までゆるやかな斜度の上り坂。道の両側に飲食店や旅館、土産物屋などが並びます。
日光街道
特に湯葉屋と水羊羹屋が多い。水羊羹は三ツ山羊羹本舗鬼平の羊羹本舗吉田屋羊羹本舗がBIG3か?
日光街道 吉田屋羊羹本舗
神橋の手前、日光金谷ホテルの入口の角にある日光物産商会は明治時代後期創業。国の登録有形文化財に指定されている社寺風建物です。1Fには金谷ホテルベーカリーが入っています。
日光街道 日光物産商会
聖地日光の表玄関を飾る「神橋(しんきょう)」を左手に見つつ大谷川を渡り突き当りを左折。
日光田母沢御用邸記念公園前を通過。
日本ロマンチック街道 日光田母沢御用邸記念公園
清滝交差点を直進して清滝の日光キリスト教会前を通過。
清滝 日光キリスト教会
清滝バイパスと合流して国道120号線を進む。
いろは坂入口となる「馬返」。道脇に公衆トイレがあります。

大谷川を渡り右岸を上って行く。いろは坂は上り下り別の一方通行なので引き返すことはできません。
カーブに一文字毎の看板が立っています。最初はもちろん「いろは」の「い」
いろは坂
いろは坂
男体山が見えるところには駐車スペースがあったりします。
いろは坂
いろは坂は曲がりくねってはいますが激坂ではありません。箱根の駅伝コースを上ったことがある人なら問題なく上れます。
黒髪平展望台から、今走って来たいろは坂を見下ろす。
いろは坂 黒髪平展望台
ここからさらにいくつかコーナーを抜けると…
いろは坂
いろは坂
明智平レストハウスの赤い屋根が見えてくる。
いろは坂
駐車場とレストハウス、ロープウェイ乗り場が有ります。
いろは坂 明智平レストハウス
明智平ロープウェイ
ロープウェイ頂上の明智平展望台からは正面に中禅寺湖と華厳の滝を見ることができます。
明智平展望台 華厳の滝
明智平展望台 華厳の滝
いろは坂
トンネルを抜けて中禅寺湖畔へ下って行きます。
中禅寺湖畔では二荒山神社の大鳥居が出迎えてくれます。
中禅寺湖 二荒山神社 大鳥居
中禅寺湖



中禅寺湖~戦場ヶ原~湯ノ湖

中禅寺湖畔
中禅寺湖
二荒山神社中宮前を通り過ぎる。
二荒山神社中宮
しばらく起伏の少ない道が続く。
日本ロマンチック街道
日本ロマンチック街道
道の右手に金谷ホテル、左手にボートハウスが現れる。
日本ロマンチック街道 金谷ホテルボートハウス
日本ロマンチック街道 金谷ホテルボートハウス
日本ロマンチック街道 金谷ホテルボートハウス
ログハウス風のコーヒーハウス「ユーコン」では大正時代のレシピを基に再現されたレトロな味わいのカレー「百年ライスカレー」が食べられます。
日本ロマンチック街道 金谷ホテル コーヒーハウス ユーコン
菖蒲ヶ浜の手前で道は大きく右に曲がり湖畔から離れていきます。
日本ロマンチック街道 菖蒲ヶ浜
日本ロマンチック街道 菖蒲ヶ浜
日本ロマンチック街道 菖蒲ヶ浜

さかなと森の観察園を通り過ぎて上って行くとすぐに竜頭の滝の入口。
日本ロマンチック街道 さかなと森の観察園
日本ロマンチック街道 竜頭の滝
竜頭の滝は日光三名瀑の一つとされる奥日光を代表する滝。滝つぼ近くが大きな岩によって二分され、その様子が竜の頭に似ていることからこの名がついたといわれています。滝が見える場所に茶屋もあります。
日本ロマンチック街道 竜頭の滝
日本ロマンチック街道 竜頭の滝
日本ロマンチック街道 竜頭の滝
滝に沿った往復40分程の散策コースもあります。
日本ロマンチック街道 竜頭の滝
滝がある、ということはここからは上り坂になります。
日本ロマンチック街道
竜頭の滝の上部を橋で渡る。
日本ロマンチック街道 竜頭の滝
上って行きます。
日本ロマンチック街道
戦場ヶ原入り口の赤沼茶屋。小田代ヶ原行のハイブリッドバスはここから出ています。
赤沼茶屋
戦場ヶ原へ
日光 戦場ヶ原
戦場ヶ原は、日光国立公園内標高約1,390mから1,400mにある日本有数の高層湿原。広さは400haに及ぶ。
日光 戦場ヶ原
右手に見える男体山の神と赤城山の神が中禅寺湖を取り合ってこの地で戦ったという伝説が地名の由来。
日光 戦場ヶ原
戦場ヶ原中央の右手にある三本松園地
日光 戦場ヶ原 三本松園地
日光 戦場ヶ原 三本松園地
道を挟んだ戦場ヶ原側に展望台があります。
日光 戦場ヶ原 展望台
日光 戦場ヶ原 展望台
日光 戦場ヶ原 展望台
さらに進みます。
日本ロマンチック街道
紅葉時期はもちろん夏も爽快で気持ちいい!
120号線から少し左斜めに入って少し歩くと
湯滝が現れる。湯ノ湖の南端から三岳溶岩流の岩壁を高さ70メートル、長さ110メートル湖水が流れ落ちてくる。
日光 湯滝
湯滝の落差分の坂道を上ります。
日本ロマンチック街道
日本ロマンチック街道
眼下に錦秋の森が広がる。
日本ロマンチック街道
湯滝上部
日本ロマンチック街道 湯滝上部
日光 湯滝上部
湯ノ湖は三ツ岳の噴火で湯川がせき止められてできた湖。周囲は約3km、三方を山で囲まれており、どことなく神秘的な雰囲気が漂います。湖岸には散策路があり1時間ほどで一周できます
日光 湯ノ湖
湯ノ湖北側の湯元温泉まで行ってみる。
日光 湯元温泉
日光 湯ノ湖
温泉寺と温泉神社があり、温泉寺では隣に建つ庫裡「薬師の湯」に入ることができます(500円)
日光 温泉寺
日光 温泉神社

湯ノ湖~光徳牧場~竜頭の滝

湯ノ湖から引き返し下って行きます。
湯滝上部
日本ロマンチック街道
光徳牧場入口のT字路を左折。
光徳牧場入口
三本松への分岐を一旦通り過ぎる。
三本松への分岐
ハルニレの林が広がります。
光徳ハルニレ植物群落保護林
光徳ハルニレ植物群落保護林
光徳牧場までの道は紅葉の時期は本当に素晴らしい景色です。
光徳牧場
光徳牧場
光徳牧場
光徳牧場
光徳牧場へ
光徳牧場
光徳牧場
売店兼レストランが有りアイス等が食べられます。
光徳牧場
来た道を引き返し、途中の分岐で三本松方面へ
光徳牧場
三本松
三本松の開墾された土地を突っ切る。
三本松
三本松
「戦場ヶ原開拓ノ碑」というのが建っていました。
戦場ヶ原開拓ノ碑
竜頭の滝上部。ダ~っと下って行きます。
竜頭の滝上部

中禅寺湖スカイライン~小田代原

半月山へ向かう場合は、いろは坂~明智平から中禅寺湖に出た後に左折。
中禅寺の前を通り過ぎ
歌ヶ浜駐車場。この先トイレがないので用を足す人はここで済ませていきましょう 
半月山へ続く中禅寺湖スカイラインに入ります。 
いろは坂と同等の勾配を上っていきます。 
 勾配10%の看板が度々出てきます。
 カーブを抜けるたびに目に飛び込んでくる中禅寺湖が上りの苦しさを紛らわせてくれます。

 途中に中禅寺湖展望台駐車場があります。
駐車場からの景色 
さらに進んで
 標高1,595mの半月山駐車場へ
半月山駐車場からは足尾方面の展望が開けています。 
駐車場から山道を20分ほど登ったところに半月山展望台があります。
男体山をバックに中禅寺湖を一望でき、さらに紅葉の時期には眼下に絶景が広がります。 
中禅寺に蛇のように飛び出たカラフルな八丁出島。 

来た道を戻って中禅寺湖へ。景色が良いのでゆっくり下っていきます。
中禅寺湖畔に戻って左に入ると英国大使館別荘記念公園イタリア大使館別荘記念公園があります。
それぞれにカフェが併設されているので一休みしていくこともできます。
中禅寺湖畔を反時計回りに進み
湖畔から離れて竜頭の滝を通り過ぎて上っていき
斜度が緩くなってきた辺りで左手に小田代ヶ原へ続く道のゲートがあります。
 一般車は進入禁止で専用のハイブリットバス、自転車・歩行者だけが通行できます。
夏に走っても最高に気持ちいい道です。
小田代ヶ原
その先にある小田代ヶ原は標高約1,405mから1,430m、湿原から草原への遷移期にあり、両者の特徴を持ち希少な景観を有する湿地です。
小田代ヶ原
戦場ヶ原の西側に位置し、広さは戦場ヶ原の約4分の1有り湯川の西側に広がる周囲2キロの草原。9月下旬から見られる草紅葉が美しい。
小田代ヶ原
ミズナラの林に囲まれた自然研究路では、草原の真ん中に1本だけ生えている白樺「小田代ヶ原の貴婦人」と呼ばれる1本のシラカンバの木を見ることができます。
小田代ヶ原の貴婦人
時間と体力に余裕があれば、さらに弓張峠を越えて進み中禅寺湖西端の千手ヶ浜まで行ってみるのも良いでしょう。
千手ヶ浜
千手ヶ浜

中禅寺湖~日光駅

いろは坂の下り線に入る手前に華厳の滝の展望台があります。
華厳の滝
華厳の滝
いろは坂を下りて日光駅へ。
JR日光駅前のホテルの入浴施設は日帰り入浴できるのでひと汗流してから帰るのも良い。
日光ステーションホテルクラシック