利根川自転車道(手賀沼~銚子)

柏から手賀沼を経由して利根川に出て、利根川沿いに銚子まで走るサイクリングコース

コース概要
柏から手賀沼を経由して利根川に出て、利根川沿いに銚子まで走る。
距離:97.0km
獲得標高:290 m     

手賀沼~利根川

手賀沼の南岸は手賀沼自然ふれあい緑道として整備されていて、北柏駅から400mほどの近さで緑道にアプローチできます。
手賀沼自然ふれあい緑道
手賀沼自然ふれあい緑道
平坦で道幅もあり走りやすい道です。
手賀沼自然ふれあい緑道
手賀沼自然ふれあい緑道
手賀沼を眺める展望台やベンチが数多く配置されています。
手賀沼自然ふれあい緑道 展望台
手賀沼自然ふれあい緑道
手賀沼の真ん中あたりを横断している手賀大橋。右手すぐ近くに道の駅しょうなんがあります。
手賀沼自然ふれあい緑道
手賀沼自然ふれあい緑道
景色がよく平坦で休憩場所も多いので初心者や家族連れにおすすめです。
手賀沼自然ふれあい緑道
手賀沼自然ふれあい緑道
手賀沼の東端「曙橋」
手賀沼自然ふれあい緑道 曙橋
手賀沼自然ふれあい緑道 曙橋
橋を渡った場所の手賀沼フィッシングセンターの建物の2階に「numa cafe」というカフェがあります。
手賀沼フィッシングセンター numa cafe
曙橋からは手賀沼から流れる手賀川沿いに利根川まで走ります。
手賀川
利根川まで5kmの距離表示。Rは右岸の意味。
手賀川 利根川までの距離表示
浅間橋で左岸へ(曙橋から左岸を走っても構いません)
手賀川 浅間橋
左岸はL
手賀川
手賀沼終末処理場を過ぎて道なりに左カーブ。
手賀沼終末処理場
手賀川
一般道を左折してクランク状に曲がり龍ケ崎方面へ。
成田線をアンダーパスでくぐって、「都」交差点を直進。水郷ラインへ上る。
水郷ラインを横断して堤上の自転車道に上がる。
水郷ライン
利根川の堤上に出ました。
利根川

印西~佐原

走り始めてすぐに印西市に入り、利根川河口つまり海まで75km地点を通過。
利根川 印西市
利根川右岸 河口から75km地点
JR木下駅、小林駅方面の看板を通過して栄町に入る。
利根川 木下
利根川 小林駅
利根川 栄町
70km地点の表示辺りで前方に若草大橋が見えてくる。
利根川右岸 河口から70km地点
アンダーパスをくぐって若草大橋を通過。
利根川右岸 若草大橋
利根川右岸 若草大橋
利根川右岸
印旛水門を通過。
利根川右岸
利根川 印旛水門
利根川 印旛水門
水門を越えたところに広場とトイレがある。堤上のトイレは貴重なので助かります。
利根川 印旛水門 広場 トイレ
海まで65km。このへんにはタヌキが出るのか?
利根川右岸 海から65km
利根川 タヌキ看板
前方に長豐橋が見えてくる。
利根川 長豐橋
橋の手前で成田市に入る。
利根川 成田市
利根川 長豐橋
長豐橋を越え、海まで60km
利根川 海から60km
久沼水門前後は少し一般道を走る。
利根川
利根川 久沼水門
利根川 久沼水門
成田空港へ降りる飛行機が頭上を飛んで行く
利根川  成田空港へ降りる飛行機
右手に下総利根宝船公園の宝船が見える。
利根川  下総利根宝船公園
常総大橋手前の河原は春は菜の花が咲きます。
利根川  常総大橋 菜の花
常総大橋を通過。
利根川  常総大橋
利根川
圏央道をくぐる
利根川 圏央道
利根川 圏央道
圏央道をくぐってすぐの右手に「道の駅 発酵の里こうざき」がある。
利根川 道の駅 発酵の里こうざき
利根川 道の駅 発酵の里こうざき
発酵食品を使ったレストランやハンバーガーや手作りおむすびのワゴンなどがあります。
利根川 道の駅 発酵の里こうざき 手作りおにぎり
50km地点、神崎大橋を通過。
利根川右岸 海から50km
利根川 神崎大橋
香取市に入る。
利根川 香取市
利根川右岸 海から45km
水郷大橋をアンダーパスで通過。
利根川 水郷大橋
利根川 水郷大橋
トイレと水門を過ぎるとすぐに「川の駅水の郷さわら」に着きます。
利根川 水郷大橋 トイレ
利根川 川の駅水の郷さわら


佐原~銚子

佐原は関東で初めて「重要伝統的建造物群保存地区」(重伝建)に指定された古い町並みが残っているので時間が有れば観ていきましょう。小野川に沿って進むと次第に伝統的な建物が目に入ってきます。
佐原 小野川 重伝建
川沿いのうなぎ屋さん「やま川」から漂う香りに誘われ入店。近所の「山田」も人気店。
佐原 うなぎ やま川
川沿いの町にはうなぎの名店が多い。美味しかったです。
佐原 うなぎ やま川
かつて佐原の町は水運を利用して「江戸優り(えどまさり)」といわれるほど栄えていたそうです。
佐原 小野川 重伝建
ひな祭りの時期は江戸・明治期の古びなや御所を模した建物に人形が収まる御殿飾りなど各家に伝わる大切な雛人形が店頭に飾られます。
佐原 小野川 重伝建 雛人形
佐原 小野川 重伝建 雛人形
小野川沿いに伊能忠敬の旧宅と記念館が有ります。記念館内には江戸時代に測量して作った地図と衛星写真との比較が有りその正確さに驚かされます。
佐原 伊能忠敬旧宅
佐原 伊能忠敬記念館
伊能忠敬旧宅前にある樋橋は通称「じゃあじゃあ橋」。もとは江戸時代の前期につくられた佐原村用水を、小野川の東岸から対岸の水田に送るための大樋でした。今の橋は観光用につくられたもので、30分ごとに落水させています。
佐原 樋橋 じゃあじゃあ橋
小野川と直行する香取街道には明治~昭和初期の建築も残っています。
佐原 香取街道
佐原 香取街道
佐原 香取街道
香取街道の「小堀屋本店」は昆布を練り込んだ黒切り蕎麦が名物。二階建ての店舗部分は明治33年に江戸期の様式を再現した建築。
佐原 香取街道 小堀屋本店
佐原 香取街道 小堀屋本店 黒切り蕎麦
製油業として、創業以来350余年の歴史を有する老舗「油茂製油」では「玉絞め」という、古式搾油法にこだわって作られたごま油やラー油を買うことができます。
佐原 香取街道 油茂製油
佃煮も佐原の代表的な土産物。小魚を背開きにして串に刺したものが「すずめ焼き」と名付けられ売られています。天保三年創業の「麻生屋」が「すずめ焼き」の元祖とのこと。
佐原 香取街道 麻生屋 すずめ焼き
小野川沿いの「まぎの屋」のかきもちも素朴な味で美味しい。
佐原 小野川 まぎの屋
川の駅水の郷さわらに戻ります。ここのフードコートでもうな丼や定食、うどん、ラーメン、石窯焼きの本格ナポリピッツァなどが食べられます。
川の駅水の郷さわら
川の駅水の郷さわら
弱ペダの金城先輩の姿が!
川の駅水の郷さわら
カモやユリカモメに加え冬は白鳥も飛来します。
川の駅水の郷さわら 白鳥
銚子方向へ走ります。
利根川
しばらく走ると河原に鳥居が出現します。
利根川 香取神宮 津宮鳥居河岸
ここは香取神宮の一の鳥居が利根川に面して立つ津宮鳥居河岸。かつて香取神宮への表参道口でした。12年に一度の香取神宮式年神幸祭では、津宮河岸から神輿が御座舟に乗せられます。
利根川 香取神宮 津宮鳥居河岸
鳥居から内陸へ延びる道を進んで行けば香取神宮まで行けます。(佐原から香取街道を通っても行けます)
香取神宮は下総国一宮なだけでなく全国にある香取神社の総本社。茨城県鹿嶋市の鹿島神宮、茨城県神栖市の息栖神社とともに東国三社の一社でもある歴史と格式の高い神社。古来神宮と名乗れるのは伊勢神宮の他は香取神宮と鹿島神宮だけだったそうです。
香取神宮 下総国一宮
香取神宮と鹿島神宮には地中で暴れて地震を起こす大鯰を押さえている要石と伝わる石が祀られている。鹿島神宮の要石が大鯰の頭、香取神宮の要石が尾を押さえているという。
香取神宮 要石 大鯰
津宮鳥居を過ぎて走っていくとJR鹿島線の鉄橋をくぐります。鉄橋の手前が海から35km地点。
利根川 JR鹿島線
利根川 JR鹿島線 海から35km
続いて東関道をくぐる。
利根川 東関道
利根川 東関道
次は小見川大橋
利根川 小見川大橋
利根川 小見川大橋
小さな水路を越えて進んで行くうちに左に利根川、右に黒部川に挟まれた中洲の真ん中に出る。
利根川 黒部川 中洲
利根川 黒部川 中洲
東庄町に入る。
利根川 黒部川 中洲 東庄町
海から20km地点。前方に利根川河口堰が見えてくる。
利根川 黒部川 中洲 海から20km
利根川 黒部川 中洲
利根川河口堰は総延長835メートル、2門の調節門、7門の制水門を擁する利根川下流における利水上の重要施設。堰の道路の部分である管理橋は利根川大橋と呼ばれ、道路橋として供用されている。
利根川河口堰
利根川河口堰
ここからは一般道。橋を渡って黒部川の右岸へ。
利根川堤上の道が工事中だったので内陸の道を川に並行して走る。
利根水郷ライン(国道356号線)にでる。
利根水郷ライン
利根水郷ライン
銚子市の表示
利根水郷ライン 銚子市
利根水郷ライン 銚子市
利根かもめ大橋を通過。
利根水郷ライン 利根かもめ大橋
利根水郷ライン 利根かもめ大橋
利根市街まで9km
利根水郷ライン
ここらへんもタヌキがでるのか?
利根水郷ライン
道が右にカーブすると林立する風力発電の風車が目に入る。
利根水郷ライン
利根水郷ライン
銚子港へ向かいます。
銚子
赤い銚子大橋をくぐると河岸公園に着きます。
銚子銚子 河岸公園
銚子大橋
河岸公園から真っ直ぐ南へ行くと銚子駅に出ます。
駅前の観光案内所にも弱虫ペダルのノボリが!
銚子電鉄のぬれ煎餅はJR構内の売店でも買えます。

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