高崎~碓氷峠~軽井沢

高崎駅から碓氷川サイクリングロード~中山道を通り碓氷峠・旧碓氷峠を越えて軽井沢へ。雲場池、塩沢湖を巡り和美峠を通り横川へ下りるサイクリングコース

コース概要
高崎駅から碓氷川サイクリングロード~中山道を通り碓氷峠・旧碓氷峠を越えて軽井沢へ。雲場池、塩沢湖を巡り和美峠を通り横川へ下りる。
距離:80.5km
獲得標高:1,449m  

高崎~横川

高崎駅西口からスタート。
高崎駅
駅前の道を西へ進む。
高崎城址のお堀と櫓・門があります。(天守閣はありません)
高崎城址
高崎城址
国道17号を横切り
 烏川を渡ります。
烏川 和田橋
 橋の右手に榛名山が見えます。
烏川 和田橋 榛名山
 川沿いのサイクリングロードに入る。
碓氷川サイクリングロード
すぐにまた川を渡って碓氷川左岸のサイクリングロードを進みます。
碓氷川サイクリングロード
碓氷川サイクリングロード
碓氷川サイクリングロード
国道18号の脇の碓氷川土手上を走る。
碓氷川サイクリングロード
碓氷川サイクリングロード
 安中バイパス、信越本線をくぐる。
碓氷川サイクリングロード
碓氷川サイクリングロード
 上毛三山パノラマ道路をくぐり
碓氷川サイクリングロード
碓氷川サイクリングロード
 西毛運動公園の歩道に出る。
碓氷川サイクリングロード
碓氷川サイクリングロード
 碓氷川サイクリングロードの看板に従い左折して碓氷川を渡る。
碓氷川サイクリングロード
碓氷川サイクリングロード
 安中市役所方面へ右折
 国道18号をくぐって
 旧中山道に出たら右折。
安中 旧中山道
 安中は中山道の宿場町。宿場町の面影が残る。
安中 中山道 宿場町
「伝馬町」の交差点を右折して少し入った突き当りは1911年に建築された木造平屋の役所建築・旧碓氷郡役所。この辺りは安中市の史跡が集中しています。
安中 旧碓氷郡役所
 隣は日本基督教団安中教会。新島襄が1878年に設立した群馬県初のキリスト教会。
日本基督教団安中教会 新島襄
教会堂は新島襄没後30年記念として1919年に建てられた石造建築で、正式名称は「新島襄記念会堂」。国の登録有形文化財です。
日本基督教団安中教会 新島襄
 近くの安中小学校の前には安中城址の碑が立つ。
安中小学校 安中城址
 三軒長屋として残っていたものを、明治初期の間取図にもとづき、建築当初の四軒長屋として平成元年~3年にかけて復元された旧安中藩武家長屋
旧安中藩武家長屋
旧安中藩武家長屋
 旧安中藩郡奉行役宅
旧安中藩郡奉行役宅
旧中山道に戻る。
安中 旧中山道
安中 旧中山道
安中 旧中山道
安中 旧中山道
 左に少し入ったところに新島襄の旧宅があります。
安中 新島襄 旧宅
安中 新島襄 旧宅
国道18号と交差。
 中山道の杉並木が残っています。
中山道 杉並木
杉並木を抜け、原市の町並みを過ぎると
旧中山道
旧中山道
 次第に目の前に妙義山の山塊が入ってきます。
 「旧中山道入口」交差点で国道18号に合流。
 500mほど先の「松井田」で左に入る。
 妙義山がカッコイイですが
松井田 妙義山
 直進して軽井沢方向へ
 松井田の宿場町に入る。
松井田 中山道 宿場町
道に面して左手にある一際立派な松井田商工会館は元警察署の建物(昭和13年建設)。
松井田商工会館 元警察署
 補陀寺の前に松井田城址の看板。松井田城は補陀寺の北方尾根にあった山城で補陀寺の境内も城郭に取り込まれた時期があったようです。
補陀寺 松井田城址
国道18号合流手前で左に入る。
 信越本線の踏切を渡る。
 国道18号に出て
 「五料」交差点を右折して中山道に入る。
 国道18号に戻ってしばらく走ります。
国道18号
国道18号 妙義山
 「下横川」交差点で右に入り横川へ。
 「峠の釜めし」で有名な「おぎのや」の本店の角を曲がると横川駅。
峠の釜めし おぎのや 横川駅
横川駅
 SLが止まっていたので入場券140円を買って近くで見てきました。
横川駅 SLぐんまよこかわ
 横川→高崎間は蒸気機関車C6120が牽引して
横川駅 SLぐんまよこかわ C6120
 高崎→横川は電気機関車EF6019が牽引。
横川駅 ELぐんまよこかわ EF6019
横川駅 ELぐんまよこかわ EF6019


横川~旧碓氷峠

横川駅から500mくらいの場所にある碓氷関所跡を通り過ぎ
横川 碓氷関所跡
国道18号に入り軽井沢へ。
国道18号
 橋を渡り
 碓氷バイパスへの分岐を通り過ぎると幾分斜度が上がる。と言っても勾配4%程度。
 上信越自動車道をくぐると
中山道の坂本宿
中山道 坂本宿
 それらしい建物はわずかしか残っていない。
中山道 坂本宿
中山道 坂本宿
 坂本宿を抜けて
 カーブを曲がった場所に
 「創業250年余 碓氷峠名物力餅」の看板を掲げた玉屋ドライブイン
創業250年余 碓氷峠名物力餅 玉屋ドライブイン
 明治から昭和にかけて信越本線のアプト式鉄道が営業していた頃に熊の平駅で力餅の駅売りをしていたが、廃線後に現在の場所に移り営業しているそうです。
力餅・からみ餅・ゴマ餅・きな粉餅 各1皿370円
創業250年余 碓氷峠名物力餅 玉屋ドライブイン
 お土産用(持ち帰り用)12個入り570円、18個入り800円。ラーメン、そば、ソースカツ丼などのメニューもあります。
創業250年余 碓氷峠名物力餅 玉屋ドライブイン
この先いよいよ山道っぽくなってきますが、それでも勾配は5%くらいです。
上り始めてすぐに坂本ダム(碓氷湖)が左手に現れます。
坂本ダム(碓氷湖)
坂本ダム(碓氷湖)
 廃線跡を利用した遊歩道「アプトの道」が接しています。
アプトの道
アプトの道
アプトの道
アプトの道
カーブは細かくナンバリングされていて184番まであります。
国道18号
旧信越本線のトンネルが目に入る。
旧信越本線のトンネル
トンネル内も「アプトの道」として歩くことができます。
旧信越本線のトンネル
眼の前に立派なレンガの橋が見えてきます。
めがね橋 碓氷第三橋梁
「めがね橋」という名称で知らる碓氷峠の代表的な建造物「碓氷第三橋梁」1893年(明治26年)竣工。
めがね橋 碓氷第三橋梁
全長91 m、川底からの高さ31 m、使用された煉瓦は約200万個に及び現存する煉瓦造りの橋の中では国内最大規模。
めがね橋 碓氷第三橋梁
1993年(平成5年)には「碓氷峠鉄道施設」として、他の 4 つの橋梁等とともに重要文化財に指定された。世界遺産への登録も目指している。
めがね橋 碓氷第三橋梁
 60番カーブにある碓氷第四橋梁
60番カーブ 碓氷第四橋梁
 碓氷第六橋梁
碓氷第六橋梁
 熊ノ平駅跡が見えてくる。
熊ノ平駅跡
 駐車場から熊ノ平駅跡まで歩いていけます。
駅に変電所が併設されています。なかなかの廃墟っぷり。
熊ノ平駅跡 変電所
熊ノ平駅跡 変電所
 熊ノ平駅の先でもトンネル等が見えますが歩道等は整備されていません」。
 碓氷峠まであと少し!
碓氷峠 紅葉
 碓氷峠(標高960m)に到着!勾配4~5%で初心者でも登りやすい峠だと思います。
碓氷峠
 群馬県と長野県の県境です。
碓氷峠
このまま下れば軽井沢駅まで1.5kmくらいですが右手の道に入り旧碓氷峠へ向かいます。碓氷峠は1886年以前は北に3 kmほどの場所にありました。
 ここからは勾配が上がります。
碓氷峠~旧碓氷峠
 別荘地を抜けていく
 旧軽井沢銀座から上ってくる道にぶつかり右折。
 茶屋の前を右に入ると見晴台に出ます。
旧碓氷峠 みすずや
旧碓氷峠 見晴台
旧碓氷峠 見晴台
旧碓氷峠 見晴台
旧碓氷峠 見晴台
 ここは長野県と群馬県の県境になり、浅間山、妙義連峰、晴天時には南アルプス、八ヶ岳一望でき、条件が整えば雲海が眼下に広がります。
旧碓氷峠 見晴台
 標高1,200mの旧碓井峠には上信国境(群馬・長野県境)に跨って熊野神社が鎮座しています。
旧碓氷峠 熊野皇大神社
旧碓氷峠 熊野皇大神社
第二次世界大戦後に宗教法人が県別登記なったのを機に長野県側が熊野皇大神社、群馬県側が熊野神社と分かれています。
旧碓氷峠 熊野皇大神社
賽銭箱も県別に2つ並んでいます。
旧碓氷峠 熊野皇大神社
旧碓氷峠 熊野皇大神社
 熊野神社の道を挟んだ向かい側には県境が店の中を通る茶屋しげの屋があります。
旧碓氷峠 しげの屋
旧碓氷峠 しげの屋
旧碓氷峠 しげの屋
旧碓氷峠 しげの屋
旧碓氷峠 しげの屋

軽井沢~横川

旧軽井沢銀座へ下りていきます。
二手橋を渡ってすぐ右手に軽井沢ショー記念礼拝堂があります。
軽井沢ショー記念礼拝堂
少し進むと数多くの文人たちが宿泊・滞在したことで知られる舗旅館・つるや旅館が右手に現れ、その先は旧軽井沢銀座。
旧軽井沢銀座
旧軽井沢銀座 つるや旅館
旧軽井沢銀座
旧軽井沢銀座から雲場池へ
軽井沢 ラウンドアバウト
 雲場池は「スワンレイク」の愛称もある紅葉の名所。
軽井沢 雲場池 紅葉
軽井沢 雲場池 紅葉
軽井沢 雲場池 紅葉
軽井沢 雲場池 紅葉
1周600mほどの遊歩道が整備されています。
軽井沢 雲場池 紅葉
軽井沢 雲場池 紅葉
中軽井沢方向へ進み国道18号に出ます。
 「南原」交差点の少し先の右側に旧近衛文麿別荘(市村記念館)があります。
旧近衛文麿別荘(市村記念館)
 記念館の建物は大正時代に建てられたもので、大正15年に近衛文麿が別荘として購入しました。
旧近衛文麿別荘(市村記念館)
国道18号の次の信号「軽井沢中学前」で左折。
 アンダーパスでしなの鉄道線をくぐります。
 軽井沢バイパスを横切って塩沢湖へ向かいます。
 塩沢湖畔手前にある深沢紅子野の花美術館
塩沢湖畔 深沢紅子野の花美術館
 建物は1911年(明治44年)建築の「旧・軽井沢郵便局舎」
塩沢湖畔 深沢紅子野の花美術館 旧・軽井沢郵便局舎
塩沢湖畔 深沢紅子野の花美術館 旧・軽井沢郵便局舎
その先に塩沢湖を中心にしたレジャー施設「軽井沢タリアセン」があります。(入園料800円)
塩沢湖 軽井沢タリアセン
塩沢湖 軽井沢タリアセン
 園内外には歴史的建築物が集められています。
塩沢湖 軽井沢タリアセン
ウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計 、1931年(昭和6年)築の旧朝吹山荘
塩沢湖 軽井沢タリアセン 旧朝吹山荘 ヴォーリズ
 建築家アントニン・レーモンドの設計で1933年(昭和8年)に建設された自身のアトリエ「軽井沢・夏の家」をペイネ美術館として使用しています。
塩沢湖 軽井沢タリアセン 軽井沢・夏の家 ペイネ美術館 アントニン・レーモンド
軽井沢タリアセンから700mほど行った場所にある軽井沢風越公園アイスアリーナは長野オリンピックのカーリング会場。
軽井沢風越公園アイスアリーナ 長野オリンピック カーリング会場
2013年に通年型のカーリング場「軽井沢アイスパーク」が開設されました。
通年型カーリング場 軽井沢アイスパーク
「風越公園前」交差点を左折。
 和美峠方向へ。
下仁田方向へ進む
 和美峠は軽井沢側からはほとんど平坦でピーク感はありません。
和美峠
 分岐を松井田方面へ
 すぐに安中市に入ります。
碓氷軽井沢ICに向かう車の交通量が多い。
右手に碓氷軽井沢IC、左手に妙義山を見つつ交差点を直進。
碓氷軽井沢IC
路面が荒れている箇所があるので注意して下りましょう。
 国道18号に合流。
国道18号
 横川駅へ
横川駅
峠の釜めしを買って帰りの電車で食べるのも良いですよ。
横川 おぎの屋 峠の釜めし

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