上田～松代～長野（千曲川自転車道）

コース概要
上田から千曲川自転車道で千曲市へ。あんずの里から松代を経由して再び千曲川沿いを走り長野まで。真田氏ゆかりの城址と桜・杏の名所を巡ります。
距離：62.4km

上田～稲荷山

上田駅からスタート。

上田と言えば真田！駅前で真田幸村像がお出迎え。

駅前通りにみすゞ飴本舗 飯島商店があります。建物は大正１３年（1924年）に建てられた国指定登録有形文化財。買い物をしたらジャムを溶いたジュースをサービスしてもらいました。

上田城に向かう途中にある上田高校は上田藩主居館跡。

 表門とその両脇に続く土塀、濠が今に残り、上田市の文化財にも指定されています。

上田城の濠に架かる「二の丸橋」。この橋の下はかつて電車が走っていたとのこと。

昭和2年に真田方面行きの電車の線路（上田温泉電軌北東線）が敷設された際に二の丸橋が現在のコンクリート橋になったのだそうです。昭和４７年２月に廃線。

上田城は真田が人数を上回る徳川軍を2度にわたって撥ね退けた名城

桜の名所で毎年4月に「上田城千本桜まつり」が催されます。

城を抜けて千曲川方面へ

 対岸に奇景「岩鼻」が見えます。

 川沿いにも桜並木

「ねずみ橋」を渡り、千曲川左岸へ。

 千曲川自転車道（上田更埴長野自転車道線）に入ります

フラットで快適な道です。

前方に戸倉上山田温泉のホテルなどが見えてくる。

 道沿いの公園に「千曲川自転車道休憩所」と表示してありました。

 小高い山の上に城山史跡公園が見えます。標高差220mですが18%の激坂！激坂好きの方はチャレンジしてみては？

万葉橋は戸倉上山田温泉の入口

 温泉地を通り過ぎて振り返ったところ。

 佐良志奈神社前から自転車道へ

 千曲川の対岸に見える戸倉宿キティパークも桜の名所。そこから更に上って宮坂峠を越えるとあんずの里へ行けます。ヒルクライム成分が足りない方はこちらへどうぞ。

 千曲橋が見えてきたらいったん一般道へ。重伝建地区の稲荷山の町並みを見に行きます。

稲荷山地区は善光寺道(北国西街道)の宿場町として栄え、古い町並みが良く保存されている。

千曲橋に戻って千曲川を渡りあんずの里へ向かいます。

千曲～松代

屋代駅前を左折。

 須須岐水神社前を右折。

 北陸新幹線高架をくぐってあんずの里へ

 千曲市「森」と「倉科」の両地区は、なだらかな傾斜地にあんず畑が広がり、ひと目で多くの花が見渡せることから「一目十万本」「日本一のあんずの里」と呼ばれています。

 見頃は桜とほぼ同時期の4月初旬

 上平展望台からはあんずの里が一望でき、飯縄山や北アルプスも望むことができます。

 松代に向かいます。

 千曲川沿いを少し走る。

 松代PAの脇で上信越自動車道をくぐり松代の市街地へ。

松代～長野

松代は真田幸村の兄・真田信之が移封して以来250年間に渡り真田氏が治めた土地。

今も武家屋敷跡が点在し、城下町らしい風情があります。

 幕末の松代藩士で勝海舟、吉田松陰、坂本龍馬らの師匠筋に当たる思想家・兵学者の佐久間象山を祀る象山神社があります。

 象山神社から南に400mほど行ったところにある松代大本営跡（松代象山地下壕）

 第二次世界大戦の末期、軍部が本土決戦の最後の拠点として、極秘のうちに、大本営、政府各省等をこの地に移すという計画のもとに、およそ９箇月の間に建設された地下壕。

 総延長10kmもあるそうですがその一部が公開されています。

戻って武家屋敷を散策

 庭に桜がある屋敷も多い。

松代城址へ

 千曲川の流れを外堀とする天然の要塞で、築城当時の名称は「海津城」

桜の名所としても知られ、4月上旬～中旬頃、見頃を迎えます。

千曲川へ向かいます。

 松代大橋を渡って少し進むと右手に川中島古戦場があります。

 武田信玄と上杉謙信のお約束の像

 古戦場跡地には八幡社が建ち

 公園と博物館が整備されています。

千曲川沿いを進む

 落合橋で犀川を渡って長野市街へ。

 長野駅には商業施設MIDORIが入っていて、土産物を買ったり飲食をするのに便利です。

 おすすめはペースト状の胡桃をつけ汁に溶いて食べる「草笛」のくるみ蕎麦。盛りが多いので小食の人は注意！

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