霧降高原(ニッコウキスゲ)~川治ダム

東武日光駅から大谷川を渡って霧降高原キスゲ平へ。大笹牧場から栗山へ下り、黒部ダム・川治ダム・五十里ダムなど鬼怒川のダムを巡って川治温泉を通り下今市駅まで走るサイクリングコース。6月下旬~7月中旬に見ごろを迎える霧降高原の約26万株のニッコウキスゲは圧巻!

コース概要
東武日光駅から大谷川を渡って霧降高原キスゲ平へ。大笹牧場から栗山へ下り、黒部ダム・川治ダム・五十里ダムなど鬼怒川のダムを巡って川治温泉を通り下今市駅まで。6月下旬~7月中旬に見ごろを迎える霧降高原の約26万株のニッコウキスゲは圧巻!
距離:67.7km
獲得標高:1,978 m  

日光~霧降高原

東武日光駅からスタート。
駅を出てすぐに大谷川を渡る。
 大谷川を渡ったところに霧降高原までの起点の道標があります。
いきなり勾配8%。走り始めて間もないのでキツく感じます。ニッコウキスゲの咲くキスゲ平園地まで約10km、平均7~8%、max15%と同じ日光のいろは坂よりも急坂です。
道標にナンバリングと海抜(標高)が記されています。キスゲ園地はNo.10(海抜1245)の道標の先。
栗山日光線
栗山日光線 道標No.2
東武バスのバス停。キスゲ園地は104番。
栗山日光線 バス停94
栗山日光線 道標No.3
途中、右手に入ると霧降の滝へ行けます。
栗山日光線 霧降の滝入口
栗山日光線 日光霧降高原 案内看板
栗山日光線 道標No.4
栗山日光線 勾配8.5%
沿道の「チロリン村」では日光の天然氷のかき氷が食べられます。
栗山日光線 チロリン村
栗山日光線 チロリン村 天然氷 かき氷
まだまだ坂は続きます。

「ニュー霧降キャンプ場」前を通過
栗山日光線 ニュー霧降キャンプ場
「みち標」はチェーンソーで彫られているとのこと。平成21年に設置したようです。
栗山日光線 みち標
栗山日光線 バス停101
 勾配表示も二桁へ!といってもそれほど10%斜面は長くありません。
カーブが連続するゾーンに突入します。
栗山日光線
栗山日光線 道標No.7
栗山日光線 勾配8.5%
栗山日光線 道標No.8
栗山日光線 道標No.9
栗山日光線 勾配8.6%
キスゲ園地第二駐車場のあたりが標高1199m地点

 No.10道標を越えればキスゲ園地はすぐ!
栗山日光線 道標No.10
 駐車場入口を通り過ぎ
 キスゲ平園地に到着!
日光霧降高原 キスゲ平園地
日光霧降高原 キスゲ平園地 霧降高原レストハウス
霧降高原レストハウス」ではソフトクリームや軽食が食べられます。
日光霧降高原 キスゲ平園地 霧降高原レストハウス
レストハウスの先に階段入り口があります。
日光霧降高原 キスゲ平園地 階段 天空回廊
 鹿侵入を防ぐための扉を抜ける。
日光霧降高原 キスゲ平園地 階段 天空回廊 鹿侵入防止扉
 小丸山展望台まで高低差は240m。天空回廊と名付けられた1,445段の階段が整備されています
日光霧降高原 キスゲ平園地 階段 天空回廊
日光霧降高原 キスゲ平園地 階段 天空回廊
日光霧降高原 キスゲ平園地  天空回廊 ニッコウキスゲ
日光霧降高原 キスゲ平園地 天空回廊
満開のニッコウキスゲが斜面を埋め尽くす風景は圧巻!
日光霧降高原 キスゲ平園地 天空回廊 ニッコウキスゲ
日光霧降高原 キスゲ平園地 ニッコウキスゲ
日光霧降高原 キスゲ平園地 ニッコウキスゲ
日光霧降高原 キスゲ平園地 ニッコウキスゲ
キスゲ園地のHPに開花情報が載っているので満開時期を見定めて訪問すると良いでしょう。下から順番に咲いていくので、ある程度の期間は園地のどこかで楽しむことができます。
日光霧降高原 キスゲ平園地 ニッコウキスゲ
日光霧降高原 キスゲ平園地 ニッコウキスゲ
最上段。撮影しながら登って50分かかりました。
日光霧降高原 キスゲ平園地 天空回廊最上段
 小丸山展望台より
日光霧降高原 キスゲ平園地 天空回廊最上段 小丸山展望台
下りるのもなかなか大変です。
日光霧降高原 キスゲ平園地 天空回廊
ニッコウキスゲ以外にも様々な高山植物が目を楽しませてくれます。
日光霧降高原 キスゲ平園地 高山植物
日光霧降高原 キスゲ平園地 高山植物
日光霧降高原 キスゲ平園地 高山植物
日光霧降高原 キスゲ平園地 高山植物
日光霧降高原 キスゲ平園地 高山植物
日光霧降高原 キスゲ平園地 高山植物
六方沢橋まではまだ上りが続きます。
橋の手前の六方沢展望台駐車場からの眺め
栗山日光線 六方沢展望台駐車場
六方沢橋へ進む。
栗山日光線 六方沢橋
栗山日光線 六方沢橋
橋を越えて少し行ったところのNo.13道標が今回のピーク。この先は下りになります。
栗山日光線 道標No.13
栗山日光線
大笹牧場の中に入っていきます。
まるで北海道のような風景が広がり、走っていて本当に気持ち良い!
栗山日光線 大笹牧場
栗山日光線 大笹牧場
栗山日光線 大笹牧場
大笹牧場へ


霧降高原~鬼怒川~下今市

面積362ヘクタールと全国屈指の広さを誇る大笹牧場内には、動物と一緒に遊べるふれあい施設、家族で楽しめるアスレチック、レストランなどが設けられている他、牛の乳搾りやバター作りの体験などが可能です。
レストハウスの名物はジンギスカン!最大400人を収容できるジンギスカンハウスでは、自慢のやわらかい厚切り生ラムジンギスカンをはじめ、牛カルビ、とちぎ県産牛ロース、豚ロースなどの焼肉メニューを楽しめます。
大笹牧場 ジンギスカン
大笹牧場 ジンギスカン
大笹牧場 ジンギスカン
軽食として、日光名物のゆばを使用したゆばうどん・そばやカレーなども食べられます。
大笹牧場 軽食メニュー
もちろん牧場のソフトクリームも!
大笹牧場 ソフトクリーム
牧場から出て右側に進み栗山・黒部温泉方面へ向かう。
少し上り返す箇所を過ぎればどんどん下っていきます
栗山日光線 道標No.23
 栗山・黒部温泉の集落が眼下に見えてきます。山の斜面に揚水発電施設があるのが確認できる。
栗山・黒部温泉
栗山日光線
栗山日光線
 鬼怒川・今市方面は右ですが左折してダムを見に行きます。
川俣温泉川治線
 鬼怒川を渡る橋の上に立てば
 川下に黒部ダムが見えます。
鬼怒川 黒部ダム
 揚水発電施設
鬼怒川 黒部ダム 揚水発電所
 右折して栗山・黒部温泉の前を通り
栗山・黒部温泉
栗山・黒部温泉
 土呂部川を渡ってダムに回り込む。
土呂部川
土呂部川 黒部ダム、
 黒部ダムは1912年(大正元年)12月に竣工した重力式コンクリートダムで、発電専用ダムとしては当時日本最大級の規模を誇った。土木学会選奨土木遺産に選定されています。
鬼怒川 黒部ダム、
1987年に大改修が行われ建設当初からは大分変容しているが、ダム背面の越流部に当初と同じスタイルで張石工が施されており独特の景観を保っている。
鬼怒川 黒部ダム、
鬼怒川 黒部ダム、
鬼怒川 黒部ダム、
ダムの天端を通って進むと大笹牧場から下りてきて突き当たった道に合流します。
栗山ふる里物産センター
 その交差点にある「栗山ふる里物産センター」でダムカードを入手することができます。またダムカレーもここで食べられます。
郷土料理の「ばんだいもち」もいただきました。もち米でなく、うるち米をついて円盤状に丸めたお餅です。美味しかったですよ
鬼怒川に沿って下っていきます。
川俣温泉川治線
川俣温泉川治線 鬼怒川
川俣温泉川治線
ダンプ等大型車両の往来がそこそこあるので注意して走りましょう。
川俣温泉川治線
鬼怒川に架かる八汐大橋を渡り
全長987mの田母沢トンネルを抜けます。
 トンネルを抜けて暫く走ると川治ダムが見えてきます。
川治第四トンネルの手前を左折して川治ダム第一トンネルを抜ける。
 ダムの手前、左側に「川治ダム資料館」があります。
川治ダム資料館
 ここにもダムカレーがあります。
川治ダム資料館 ダムカレー
川治ダム資料館 鬼怒川上流ダム群案内図
 ダム湖の八汐湖
 「川治ダム資料館」の道を挟んだ場所に展望台があります。
川治ダム
川治ダムは、1983年(昭和58年)竣工したアーチ式コンクリートダムで、この型式では国内で第4位の高さを誇ります。
 なかなかの迫力!
川治ダム
川治ダム
 天端を渡って逆側の展望台から
短いトンネルを抜け
先へ進んで右折して葛老トンネルを抜ける
 会津西街道(国道121号)を右折して鬼怒川後方へ
 五十里ダムサイトトンネルの手前を左に入ると展望台と「わくわくダムダム資料館」
五十里ダム わくわくダムダム資料館
 五十里ダムは、1956年(昭和31年)竣工した重力式コンクリートダム。ダムが建設されている男鹿川は利根川水系の主要な河川・鬼怒川の支流。

 トンネルを抜けた下流側にも展望台があります。
五十里ダム
 五十里ダムは建設当時、重力式コンクリートダムとしては日本一の高さで、初めて堤高100mを超えるダムでした。
五十里ダム
 ダムのすぐ下の男鹿川と鬼怒川の合流する地点に会津街道の宿場町・川治温泉があります。
会津西街道 川治温泉
会津西街道 川治温泉
会津西街道 川治温泉
饅頭屋などが並ぶ右側の路地に入ると
男鹿川沿いに下っていく階段があり
橋を渡った先に川に面して共同浴場「薬師の湯」があり、入浴できます(700円)
素朴というか野趣あふれるというか、橋の手すりでわざと見切ってますが露天の浴場は橋の上から丸見えです。さらに言えば川向いの遊歩道やホテルからも丸見えです
この露天風呂は男女混浴。(湯浴み着のレンタルもあるらしい。)源泉かけ流しですが「ぬる湯」と書いてあるように湯温はぬるめです
入浴券は20mほどさきにある薬師の湯の内風呂の建物で購入。訪れた日は定員制限で内湯には入れませんでした
国道121号に戻って進みます
会津西街道
 野岩鉄道の高架をくぐり川治温泉駅を通過
会津西街道 野岩鉄道
会津西街道 野岩鉄道
会津西街道
鬼怒川方面へ進む
会津西街道
会津西街道
会津西街道
 日塩有料道路手前を右折
 龍王峡駅前を通過
会津西街道
鬼怒川公園駅方向へ直進
鬼怒川公園駅
廃墟化したホテルゾーンを抜け
宇都宮方面の標識に従い踏切を越え左側に入る
線路に並行して進み
国道121・352号に合流
温泉に寄っていくために矢板・玉生方面へ進む。(下今市へ急ぐ方は国道121号へ)
塩谷町に入り
1kmほど進むと右側に「川霧の湯」があります
鬼怒川に面していて川音を聞きながら源泉かけ流しの温泉に浸かれます。気持ち良い!
「船場」信号を右折して
鬼怒川を渡る
国道461号を進み
大谷川を渡り
下今市駅へ
ちょうどSL大樹号が回転台に載って車庫に収まるところを見ることができました
 新今市駅
新今市駅