狩野川サイクリングロード~修善寺~大室山~伊東

函南駅から狩野川まで下り狩野川沿いに修善寺まで。修善寺を散策して松川湖~一碧湖と周って大室山へ上り、伊東に下る最奥リングコース。帰りに伊東温泉で汗を流していこう!

コース概要
函南駅から狩野川まで下り狩野川沿いに修善寺まで。修善寺を散策して松川湖~一碧湖と周って大室山へ。帰りに伊東温泉で汗を流していこう!
距離:64.2km
獲得標高:1,119 m  

函南~狩野川~修善寺

函南駅からスタート
 走り始めてすぐに左手の県道135号に入る。
道なりに進んで突き当りを右折
 下っていって
 来光川を渡って
 左折して川沿いを走る。
 伊豆箱根鉄道駿豆線をくぐり
国道136号の信号を渡って
 柿沢川の左岸に入る。
 狩野川に合流するのでそのまま狩野川右岸を遡る。
 平坦で快適な道です。
 狩野川さくら公園前の桜並木。
 伊豆長岡駅近くの千歳橋
ここから1.6kmくらい東に世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成要素の一つ「韮山反射炉」があります。幕末の歴史好き以外の人には地味かな…。
500mほど国道136号の歩道を走り
 再び川沿いの道に入る。
 振り向けば富士山!ということは逆向きの行程だと富士山を見ながら走れます。
 右岸、河口から20kmの表示。対岸に伊豆の国パノラマパークのロープウェイが見えます。
伊豆中央道と国道414号大門橋をくぐって
国道414号歩道に出ます。
深沢川を渡り
また狩野川の沿いの道へ戻る。
この道は長嶋茂雄が現役時代に自主トレでランニングしていたことから「読売巨人軍長嶋茂雄ロード」と名付けられています。
国道414号をくぐる。
大仁橋で狩野川を渡ります。
国道414号を少し走り
川沿いの道へ入る。
狩野川左岸河口から27km地点
修善寺駅から狩野川を渡ってくる道と合流。右折して下田方面へ。


修善寺~松川湖

修禅寺の手前で西伊豆スカイライン方面へ右折。
 坂を登って
 修善寺自然公園もみじ林へ
 1万平方メートルの敷地に約1000本の紅葉群生林がある修善寺自然公園。紅葉は大正13年(1924年)町制施行記念として植樹され、「もみじ林」という名前で親しまれている。
 富士見台から富士山が見えます。
折り返して修禅寺へ
 地名は修善寺、お寺の名前は修禅寺で実は漢字が違います。
 「修禅寺」は、弘法大師空海が807年(大同2年)に創建したと伝わる伊豆の名刹 。木造大日如来坐像は国指定重要文化財。
  手水舎の龍の口から流れ出ているのは、水ではなくお湯。「桂谷霊泉 大師の湯」という額が掲げられています。
 修禅寺の正面に流れる桂川河畔には空海(弘法大師)が手に持った独鈷杵で川中の岩を打ち砕き、霊泉を噴出させたと伝わる「独鈷の湯」があります。修善寺温泉のシンボル的存在。
 「独鈷の湯」は見学のみで手や足をつけたり、入浴は不可ですが「独鈷の湯」の近くと対岸に足湯があります。
 上流の桂橋
 竹林の小径
 桂川の右岸を下る。
 道沿いに「修善寺ハリストス正教会・顕栄聖堂」があります。
明治45年(1912年)建立。明治の末にニコライ(日本正教会の創建者・御茶ノ水のニコライ堂の所以)が病気治療で修善寺に湯治に来たときに、ニコライの病気平癒を祈願し、70名の信徒と職人によって3ヶ月半の驚異的な期間で完成させたと記録されています。
国道136号に出て
越路トンネルを抜ける。
狩野川まで下って
遠藤橋を渡り
大見川左岸の田園地帯を進む。
小川橋で大見川を渡る。
橋の上からも富士山がチラッと見えます。
橋のたもとには渋~い小川温泉共同浴場。
伊豆修善寺線に出る。
ここにも「白岩の湯」という共同浴場があります。
大見川に沿って上っていきますが勾配2%程度なので、上っている感は薄い。
伊豆スカイライン方向へ進む。
道なりに大見川から冷川沿いに進む。
 伊豆スカイライン・冷川ICを通り過ぎ
 「冷川」交差点で右折
 ここからは勾配3~4%で少し坂道っぽくなります。
 まあ、それでもキツイところはありません。
 伊東方面の標識を左折。
 冷川トンネルを抜けます。

松川湖~一碧湖~大室山~伊東

トンネルを抜けると伊東市へ入る。
 下っていきます。
 松川湖が見えてきます。
 道沿いの駐車場から下りられるエコーブリッジ。
 もう少し下って奥野ダムへ
 奥野ダムは伊豆半島唯一の本格的なロックフィルダム。
 ダム湖の松川湖
さらに少し下って
 大室山に向けて勾配4~5%の上りになります。
突き当りを右折
一旦下って一碧湖へ
 ボート乗り場の前のカフェ「TERRACE CAFE IPPEKIKO
 一周徒歩30分ほどの遊歩道
 湖周南側はフラットですが北側は起伏があります。
一碧湖から大室山へ向かう。
池田20世紀美術館の前を通る。
平均勾配7%くらいの道に別荘や小洒落た飲食店が並んでいます。
突き当りを右折。
前方にお椀を伏せたような形の大室山が見えてきます。右手前の丘は露天温泉に入るカピバラで有名な伊豆シャボテン動物公園。
300mほど10%越えのキツめの坂を上り
大室山登山リフトへ
山頂まではリフトで6分(往復700円)
大室山は標高580m、伊豆・伊東・伊豆高原のランドマーク的な存在。山体は国の天然記念物です。
富士山もよく見えます。
火口内の中腹に大室山浅間神社があり、深さ70mの噴火口跡ではアーチェリーが楽しめます。
直径300m、周囲1000mの噴火口跡の縁を周回する 「お鉢めぐり」では 富士山をはじめ南アルプス、伊豆七島、房総半島まで見渡せ 360度のパノラマが望めます。
大室山から伊東市内へ下りていきます。
 伊東駅から500mほどの松川沿いにある老舗旅館の東海館は1997年に廃業して、現在は伊東市の文化財として一般公開されています。
 最上階の鐘楼からは伊東の街と海が見えます。
 廊下や階段、客間の入り口など、館内随所に職人たちの手工を凝らした建築美が生きています。
 隣の建物も国の登録有形文化財の元老舗旅館で、現在はゲストハウスとして営業しています。
 駅方面に伸びるアーケード「キネマ通り」
 伊東市街地には「伊東七福神の湯」という温泉共同浴場があり、七福神の石像が一体ずつ祀ってあります。「松原大黒天神の湯」や「湯川第二浴場 弁天の湯」は駅から近く立ち寄りやすい。

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