江戸川から利根運河沿いを走って利根川に出て、関宿を経由して利根大堰へ。緑のヘルシーロードから行田市街~忍城~さきたま古墳公園に寄って吹上駅まで。
距離:82km
利根運河~関宿
江戸川左岸流山市から利根運河沿いの道に入る。
運河の堤上を走っていきます。
東武野田線と交差。運河駅のすぐ近くを通ります。
先に水門が見える水堰橋で左折。
ゴルフ場脇で利根川の堤に出ます、
芽吹大橋と交差。
河川敷でラジコン飛行機を楽しむ人達が見えます。
境大橋が見えてくれば
関宿城はすぐそこです。
東武野田線と交差。運河駅のすぐ近くを通ります。
先に水門が見える水堰橋で左折。
ゴルフ場脇で利根川の堤に出ます、
芽吹大橋と交差。
堤上の道は広くありませんが通行している人も少ないので気持ちよく走れます。
下総利根大橋と交差。河川敷でラジコン飛行機を楽しむ人達が見えます。
境大橋が見えてくれば
関宿城はすぐそこです。
関宿~利根大堰
休憩所と直売所が有ります。
隣接する「けやき茶屋」はサイクリングロード上の貴重な食事処。
メニューはうどん・そば、カレー、うな丼など。おしるこ、あんみつ、かき氷なんかもあります。写真はもつ煮定食。
関宿水門の上を通り江戸川を渡る。ここら辺は県境が入り組んでいて関宿水門は茨城県。利根川堤上に出て進む。
宇都宮線橋梁と
東武日光線橋梁をくぐった先に
カスリーン台風の記念碑があります。1947(昭和22)年に発生したカスリーン台風によって、この場所で堤防が350mに渡って決壊し、旧大利根町全域が水没した歴史があります。
埼玉大橋をくぐる。
プラネタリウムドームのある加須未来館の前を通り過ぎます。
グライダーの滑空場の向かいにある羽生スカイスポーツ公園
東北自動車道をくぐる。
東武伊勢崎線と交差
国道122号「昭和橋」の手前に「道の駅はにゅう」があります。
道の駅で売っている名物「いがまんじゅう」。北埼玉の穀倉地帯に古くから伝わる郷土菓子で饅頭の周りに赤飯をまぶした姿が特徴。農林水産省主催の郷土料理百選に選ばれています。素朴な味わい。
また往古の利根川はこの地点で二つに分れていましたが、ここで幹川を締切ったことが利根川東遷の第一期工事となったそうです。
3kmほど走れば利根大堰に付きます
利根大堰~行田
利根大堰の手前で堤から下り
見沼用水路沿いの「緑のヘルシーロード」を進みます。
見沼公園を過ぎて「小見」交差点を右折。
秩父鉄道の踏切を越えて右折。道沿いに地酒の酒蔵「横田酒造」があります。
新忍川を越えて
行田市駅前に出る。
行田は江戸時代から続く足袋の産地。明治時代に入ると足袋生産にミシンが導入され、足袋づくりが産業へと発展、足袋の商品倉庫である足袋蔵が次々に建てられて行きました。
マップ(PDF)
「忠次郎蔵」は再生した蔵をそば屋として営業しています。
「足袋とくらしの博物館」では展示物や元足袋職人さんによる実演を見学できます。
「牧禎舎」は昭和初期の旧足袋・被服工場と事務所兼住宅を改装した施設で、一日から借りられるレンタルスペースや、中長期的に利用出来るアーティストシェア工房があり、藍染体験工房が併設されています。
昭和9年建設の「武蔵野銀行行田支店」
「うまい、うますぎる」のCMで知られる銘菓「十万石饅頭」本店は明治14年建設の行田を代表する店蔵
クセの強いパン屋「翠玉堂」。夏はかき氷もやってます。
昭和2年築の「小川源右衛門蔵」は戦前の行田を代表する大型の石蔵。
「カフェ閑居」行田市の初代市長の邸宅と足袋蔵を改装したカフェ&ギャラリー
「足袋蔵ギャラリー門」は大正5年建設の蔵を改装したギャラリー
「大澤蔵」は大正15年に建てられた行田唯一のレンガ蔵(文庫蔵)
多くの蔵が整備され活用されていますが朽ちていく蔵もボチボチ目にします。すべてを保存・維持するのは難しいのでしょう。
行田市内にはローカルフード「フライ」と「ゼリーフライ」を出すお店が点在しているので是非トライしましょう。「どこがゼリーやねん?」と思うこと受け合い。
行田市役所の近くにある忍城は映画「のぼうの城」の舞台となった場所。石田三成率いる豊臣方の水攻めに耐え抜いた逸話から浮き城または亀城と称された関東七名城の一つ。現在は「行田市郷土博物館 」として周辺の城址公園とともに整備されています。
忍城の周辺の外堀跡を整備した水城公園。
水城公園から2kmほどの距離にある「さきたま古墳公園」内の円錐形の古墳「丸墓山古墳」は石田三成が忍城を水攻めした際に本陣を構え場所。
古墳の上に上ってみると
確かに忍城まで見渡せます
すぐ近くには前方後円墳の稲荷山古墳と
将軍山古墳が見えます。
丸墓山古墳に続く桜並木は石田三成が忍城を水攻めした際に築いた「石田堤」の一部。長さ28km(一説には14km)に及ぶ堤をわずか5日間で築き、利根川と荒川の水を流入させたと言われています。
稲荷山古墳も上ることができます。
稲荷山古墳から見た丸墓山古墳
武蔵国最大の前方後円墳「二子山古墳 」
墳丘は二重の堀に囲まれており、それを含めた長さは南北240m以上になります。
9基の大型古墳からなる古墳群「埼玉(さきたま)古墳群」として国の特別史跡に指定されています。
ゼリーフライ≒銭富来で小判型をしたおから入りコロッケみたいな感じ
「さきたま古墳公園」に隣接して「前玉神社(さきたまじんじゃ)」があります。
神社は浅間塚古墳の上に鎮座しています。
社名の「前玉」は、「埼玉」の地名の語源と伝えられています。
神社参道の和菓子屋「金沢製菓」では加須市・久喜市など埼玉県利根地域で古くから食べられている郷土菓子「塩あんびん」が売られています。見た目は大福だが餡に砂糖が使われておらず塩で味付けされています。全く甘くなくて食べてビックリしました。
前玉神社から吹上駅までは4.5kmほど。吹上の利根川河川敷は5月にポピーの花、10月にはコスモスで埋め尽くされます。
見沼用水路沿いの「緑のヘルシーロード」を進みます。
見沼公園を過ぎて「小見」交差点を右折。
秩父鉄道の踏切を越えて右折。道沿いに地酒の酒蔵「横田酒造」があります。
新忍川を越えて
行田市駅前に出る。
行田は江戸時代から続く足袋の産地。明治時代に入ると足袋生産にミシンが導入され、足袋づくりが産業へと発展、足袋の商品倉庫である足袋蔵が次々に建てられて行きました。
マップ(PDF)
「忠次郎蔵」は再生した蔵をそば屋として営業しています。
「足袋とくらしの博物館」では展示物や元足袋職人さんによる実演を見学できます。
「牧禎舎」は昭和初期の旧足袋・被服工場と事務所兼住宅を改装した施設で、一日から借りられるレンタルスペースや、中長期的に利用出来るアーティストシェア工房があり、藍染体験工房が併設されています。
昭和9年建設の「武蔵野銀行行田支店」
「うまい、うますぎる」のCMで知られる銘菓「十万石饅頭」本店は明治14年建設の行田を代表する店蔵
クセの強いパン屋「翠玉堂」。夏はかき氷もやってます。
昭和2年築の「小川源右衛門蔵」は戦前の行田を代表する大型の石蔵。
「カフェ閑居」行田市の初代市長の邸宅と足袋蔵を改装したカフェ&ギャラリー
「足袋蔵ギャラリー門」は大正5年建設の蔵を改装したギャラリー
「大澤蔵」は大正15年に建てられた行田唯一のレンガ蔵(文庫蔵)
多くの蔵が整備され活用されていますが朽ちていく蔵もボチボチ目にします。すべてを保存・維持するのは難しいのでしょう。
行田市内にはローカルフード「フライ」と「ゼリーフライ」を出すお店が点在しているので是非トライしましょう。「どこがゼリーやねん?」と思うこと受け合い。
行田市役所の近くにある忍城は映画「のぼうの城」の舞台となった場所。石田三成率いる豊臣方の水攻めに耐え抜いた逸話から浮き城または亀城と称された関東七名城の一つ。現在は「行田市郷土博物館 」として周辺の城址公園とともに整備されています。
忍城の周辺の外堀跡を整備した水城公園。
水城公園から2kmほどの距離にある「さきたま古墳公園」内の円錐形の古墳「丸墓山古墳」は石田三成が忍城を水攻めした際に本陣を構え場所。
古墳の上に上ってみると
確かに忍城まで見渡せます
すぐ近くには前方後円墳の稲荷山古墳と
将軍山古墳が見えます。
丸墓山古墳に続く桜並木は石田三成が忍城を水攻めした際に築いた「石田堤」の一部。長さ28km(一説には14km)に及ぶ堤をわずか5日間で築き、利根川と荒川の水を流入させたと言われています。
稲荷山古墳も上ることができます。
稲荷山古墳から見た丸墓山古墳
武蔵国最大の前方後円墳「二子山古墳 」
墳丘は二重の堀に囲まれており、それを含めた長さは南北240m以上になります。
9基の大型古墳からなる古墳群「埼玉(さきたま)古墳群」として国の特別史跡に指定されています。
公園に「フライ」と「ゼリーフライ」の屋台が出ていました。
フライはクレープ生地をソースで味付けしたようなモノゼリーフライ≒銭富来で小判型をしたおから入りコロッケみたいな感じ
「さきたま古墳公園」に隣接して「前玉神社(さきたまじんじゃ)」があります。
神社は浅間塚古墳の上に鎮座しています。
社名の「前玉」は、「埼玉」の地名の語源と伝えられています。
神社参道の和菓子屋「金沢製菓」では加須市・久喜市など埼玉県利根地域で古くから食べられている郷土菓子「塩あんびん」が売られています。見た目は大福だが餡に砂糖が使われておらず塩で味付けされています。全く甘くなくて食べてビックリしました。
前玉神社から吹上駅までは4.5kmほど。吹上の利根川河川敷は5月にポピーの花、10月にはコスモスで埋め尽くされます。
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