会津若松から猪苗代湖を半周して御霊櫃峠を越えて郡山へ。レトロな町並みと鶴ヶ城にさざえ堂、湖と峠道を巡る盛りだくさんのサイクリングコースです。
距離:82.7km
獲得標高:1,072 m
溢れかえる赤べこに
白虎隊にあいづっこ宣言「ならぬものはならぬ」。地元民の熱い郷土愛が垣間見えます。
余談ですが乗換駅の郡山で売っている福豆屋ののり弁は日本一うまいと評判の逸品。あっさり目の味付けで美味しいです。
駅前の大町通りを南へ
街角で見かけたナゾのキカイダー
会津は漆器の産地。多数の歴史ある会津塗のお店が道に並んでいます。
先に進むと通りの名前は郷土の偉人「野口英世青春通り」に変化
この漆器屋さんは蔵を利用してカフェをやっているようです。
大町通り(野口英世青春通り)と七日町通りの交差点・大町四ツ角は別名「札の辻」
江戸時代には、二本松・白河街道、米沢街道、越後街道、南山通り(下野)街道の五街道の基点となっていて「若松市道路元標」が建っています。
大町四ツ角の「カフェ大正館」は大正11年(1922年)に建てられた旧郡山銀行若松支店の建物。
すぐ近くの二本松・白河街道には戊辰の戦いで薩長軍の屯所となった重厚な土蔵商店建築が残っています。
大町四ツ角を右に曲がり江戸時代の蔵から明治・大正・昭和初期の近代建築までが並ぶレトロな雰囲気の七日町通りを散策。
明治生命館と同じ設計者の手による昭和2年に建てられた銀行建築
大正3年に竣工したルネッサンス様式を取り入れた会津初の洋風建築「白木屋漆器店」
見た目は洋風ですが、構造は木造で土蔵造の工法で建てられています。
江戸時代の慶安年間に創業。当主は代々高瀬喜左衛門の名を継いでいたそうです。
店内も許可をいただいて撮影しました。エレガント!
通りには蔵・洋館・看板建築などレトロな雰囲気の建物が多数
七日町通りに面した阿弥陀寺には鶴ヶ城本丸内にあった建物「御三階」が移築されています。
直交する桂林寺通りも城下町っぽい建物が並んでいます。
七日町駅カフェで折り返して
大町通り(野口英世青春通り)に戻ります。
野口英世が幼少期に手に大やけどを負い、その左手の手術を受けた「旧會陽医院」の建物(明治17年築)
隣の福西本店は土蔵商店住宅の代表的なもので、外観が建築当時の形状で良好に維持管理されています。(明治末~大正3年築)
野口英世青春通りのその先に進む。
日本基督教団若松栄町教会は会津におけるごく初期の本格的な西洋建築で、日本でも著名な建築家ヴォーリスの関与も伝えられています。(明治44年築)
鶴ヶ城の前を通る国道118号線へ。
城と逆方向に少し入ったところにある藩校日新館天文台跡
背の高い石垣の間を進んで行くと
天守閣が姿を現します。
現在の天守は1965年(昭和40年)に鉄筋コンクリート造により外観復興再建されたもの
明治5年の写真。慶応4年(1868年)の戊辰の戦役で新政府軍の猛攻の前に籠城一ヵ月、城は落ちなかった。壁の弾痕が激戦を物語っています。
平成23年春には幕末時代の瓦(赤瓦)に葺き替えられました。
会津PRユルキャラ「お城ボくん」は会津出身のタツノコプロ笹川ひろし氏のデザイン
鶴ヶ城から北へ進みます。
戦前の1937(昭和12)年に建てられた会津若松市役所
しばらく北上して
会津さざえ堂(円通三匝堂)は寛政8年(1796年)福島県会津若松市の飯盛山に建立された高さ16.5mの六角三層のお堂です。
上り下り別の二重らせん構造のスロープを内包する世界にも珍しい建築様式で国の重要文化財に指定されています。
かつてはスロープに沿って西国三十三観音像が安置され、参拝者はこのお堂をお参りすることで三十三観音参りができるといわれていました。
正面から入ると右廻りにスロープがらせん状に登っていき、頂上で橋を渡ると
下りの左回りのスロープに変わり
最後は建物の後ろ側に出ます。
このすぐ近くに白虎隊が鶴ヶ城に煙が上がっているのを見て自刃した場所があります。
お城はかなり小さくしか見えませんが燃えて煙が上がっていればわかるでしょう。
滝沢本陣の前を通り過ぎ左折して猪苗代湖に向かいます。
緩やかな山道を上って行きます
湖南方向へ右折
会津リクリエーション公園前を通り過ぎます。
中田浜方向へ左折
猪苗代湖畔に出ます。
駐車の列は崎川浜湖水浴場の前
湖水浴場前を通り過ぎ
折り返すように曲がって林道赤崎小倉線へ入る。
ここはさっきの峠よりも本格的な山道です。
10%とか
12%とかの勾配表示が現れます。体感的にはそこまでキツくなかったですが。
会津若松市から郡山市へ入る。
再び田んぼの広がる平地に下りて行きます。
湖畔へ
秋山浜
青松浜湖水浴場
鬼沼ワンドからの磐梯山。絵になります。
湖南港
浜路浜まで来たら
湖畔を離れ御霊櫃峠へ
猪苗代湖から郡山へは300m上がって600m下る感じなのでそれほどキツくありません。
郡山市街はよく見渡せます。
会津若松~猪苗代湖
鶴ヶ城をイメージした意匠の会津若松駅からスタート
白虎隊にあいづっこ宣言「ならぬものはならぬ」。地元民の熱い郷土愛が垣間見えます。
余談ですが乗換駅の郡山で売っている福豆屋ののり弁は日本一うまいと評判の逸品。あっさり目の味付けで美味しいです。
駅前の大町通りを南へ
街角で見かけたナゾのキカイダー
会津は漆器の産地。多数の歴史ある会津塗のお店が道に並んでいます。
先に進むと通りの名前は郷土の偉人「野口英世青春通り」に変化
この漆器屋さんは蔵を利用してカフェをやっているようです。
大町通り(野口英世青春通り)と七日町通りの交差点・大町四ツ角は別名「札の辻」
江戸時代には、二本松・白河街道、米沢街道、越後街道、南山通り(下野)街道の五街道の基点となっていて「若松市道路元標」が建っています。
大町四ツ角の「カフェ大正館」は大正11年(1922年)に建てられた旧郡山銀行若松支店の建物。
すぐ近くの二本松・白河街道には戊辰の戦いで薩長軍の屯所となった重厚な土蔵商店建築が残っています。
大町四ツ角を右に曲がり江戸時代の蔵から明治・大正・昭和初期の近代建築までが並ぶレトロな雰囲気の七日町通りを散策。
明治生命館と同じ設計者の手による昭和2年に建てられた銀行建築
大正3年に竣工したルネッサンス様式を取り入れた会津初の洋風建築「白木屋漆器店」
見た目は洋風ですが、構造は木造で土蔵造の工法で建てられています。
江戸時代の慶安年間に創業。当主は代々高瀬喜左衛門の名を継いでいたそうです。
店内も許可をいただいて撮影しました。エレガント!
通りには蔵・洋館・看板建築などレトロな雰囲気の建物が多数
七日町通りに面した阿弥陀寺には鶴ヶ城本丸内にあった建物「御三階」が移築されています。
直交する桂林寺通りも城下町っぽい建物が並んでいます。
七日町駅カフェで折り返して
大町通り(野口英世青春通り)に戻ります。
野口英世が幼少期に手に大やけどを負い、その左手の手術を受けた「旧會陽医院」の建物(明治17年築)
隣の福西本店は土蔵商店住宅の代表的なもので、外観が建築当時の形状で良好に維持管理されています。(明治末~大正3年築)
野口英世青春通りのその先に進む。
日本基督教団若松栄町教会は会津におけるごく初期の本格的な西洋建築で、日本でも著名な建築家ヴォーリスの関与も伝えられています。(明治44年築)
鶴ヶ城の前を通る国道118号線へ。
城と逆方向に少し入ったところにある藩校日新館天文台跡
白虎隊の少年達も文武を学んだ藩校日新館は戊辰戦争で焼失し天文台跡が今に残る唯一の遺構。
鶴ヶ城へ背の高い石垣の間を進んで行くと
天守閣が姿を現します。
現在の天守は1965年(昭和40年)に鉄筋コンクリート造により外観復興再建されたもの
明治5年の写真。慶応4年(1868年)の戊辰の戦役で新政府軍の猛攻の前に籠城一ヵ月、城は落ちなかった。壁の弾痕が激戦を物語っています。
平成23年春には幕末時代の瓦(赤瓦)に葺き替えられました。
会津PRユルキャラ「お城ボくん」は会津出身のタツノコプロ笹川ひろし氏のデザイン
鶴ヶ城から北へ進みます。
戦前の1937(昭和12)年に建てられた会津若松市役所
しばらく北上して
斜めに交差する道を右に入り飯盛山方面へ
さざえ堂へ向かいます。会津さざえ堂(円通三匝堂)は寛政8年(1796年)福島県会津若松市の飯盛山に建立された高さ16.5mの六角三層のお堂です。
上り下り別の二重らせん構造のスロープを内包する世界にも珍しい建築様式で国の重要文化財に指定されています。
かつてはスロープに沿って西国三十三観音像が安置され、参拝者はこのお堂をお参りすることで三十三観音参りができるといわれていました。
正面から入ると右廻りにスロープがらせん状に登っていき、頂上で橋を渡ると
下りの左回りのスロープに変わり
最後は建物の後ろ側に出ます。
このすぐ近くに白虎隊が鶴ヶ城に煙が上がっているのを見て自刃した場所があります。
お城はかなり小さくしか見えませんが燃えて煙が上がっていればわかるでしょう。
滝沢本陣の前を通り過ぎ左折して猪苗代湖に向かいます。
緩やかな山道を上って行きます
丘陵地を抜け
国道49号線(越後街道)に出て湖南方向へ右折
会津リクリエーション公園前を通り過ぎます。
中田浜方向へ左折
猪苗代湖畔に出ます。
猪苗代湖~郡山
キャンプ場を横目に見つつ湖沿いに進みます。
中田浜からの磐梯山の眺め小さな峠を越えて
田んぼが広がるエリアに下りてきました駐車の列は崎川浜湖水浴場の前
湖水浴場前を通り過ぎ
折り返すように曲がって林道赤崎小倉線へ入る。
ここはさっきの峠よりも本格的な山道です。
10%とか
12%とかの勾配表示が現れます。体感的にはそこまでキツくなかったですが。
会津若松市から郡山市へ入る。
再び田んぼの広がる平地に下りて行きます。
湖畔へ
秋山浜
青松浜湖水浴場
鬼沼ワンドからの磐梯山。絵になります。
湖南港
浜路浜まで来たら
湖畔を離れ御霊櫃峠へ
猪苗代湖から郡山へは300m上がって600m下る感じなのでそれほどキツくありません。
道が細いので対向車には気を付けましょう。
峠から湖面は見えますが猪苗代湖全体を見渡すことは出来ません。郡山市街はよく見渡せます。
下って行きます。
突き当りを右折田んぼの中の下りの直線!
東北自動車道をくぐったら
右折して
福島県道6号線を通り
新桜通りで郡山駅へ
サイクル・スポーツ用品