佐原~潮来の花菖蒲・あやめの名所と東国三社(香取神宮、鹿島神宮、息栖神社)を巡り、利根川下流域の水郷地帯を銚子まで走る。
距離:71.5km
獲得標高:332 m
佐原は水運で栄えた町
時代劇のロケにも使われる古い町並みが残っています。
香取街道を進むと一之鳥居が現れ
香取神宮に突き当たります。香取神宮は全国にある香取神社の総本社、下総国一宮
平安時代の延喜式神名帳に「神宮」という称号で記されたのは伊勢、香取、鹿島の3社だけ。それだけ歴史があり格式が高い社なのです。
香取・鹿島の2社に息栖神社を加えて東国三社と呼び、江戸時代にはこの東国三社参りで大変にぎわったそうです。
香取神社の祭神は「出雲の国譲り」神話に出てくる経津主(フツヌシ)大神。
本殿は重文。宝物殿に国宝の鏡が展示されています。
参道と旧参道の間に
地震を起こす地中の大鯰を押さえているという要石があります。
要石は香取・鹿島両神宮で頭尾を刺し通していて、香取神宮は凸形、鹿島鹿島は凹形で、地上に一部を現し、深さ幾十尺と伝えられています。
香取神宮から利根川方面へ
鹿島線を越えると
摂社が2つあります。
利根川の堤の向こうに鳥居が見えてきます。
津宮浜鳥居。香取神宮の祭神である経津主大神は、海路ここから上陸されたと伝えられ、往昔の表参道口に大鳥居があります。
十二年に一度、午年に行われる式年神幸祭には、ここから御神輿をのせた御座船が大利根を遡ります。
利根川堤上の道を佐原駅方面へ戻ります。
堤沿いに「道の駅 水の郷さわら」があります・
水郷大橋を渡る。
橋を渡ってすぐの場所に横利根閘門があります。1921年(大正10年)に完成した煉瓦造閘門で近代化遺産として重要文化財に指定されています。
関門の先を左に曲がり田んぼの中を進む。
水路沿いを右に曲がり
「水郷佐原あやめパーク」へ
6月の「あやめ祭り」では、江戸・肥後・伊勢系など400品種150万本のハナショウブが咲き乱れ、一面を色とりどりに染め上げます。
7月から8月にかけては「はす祭り」を開催し、約300品種のハスが鑑賞できます。
常陸利根川を渡って潮来へ。
潮来佐原線から神宮橋で鰐川を渡り鹿島へ。
橋を渡った右側に鹿島神宮の一之鳥居が川の中に建っています。海上鳥居としては日本最大の高さ18.5m、幅22.5mを誇ります。
平安時代から水中にあったことが確認されており、船の運航の目印にもなっていたといわれています。(現在の鳥居は平成25年に竣工されたものです。)
鹿島神宮に向かう途中に鎌足神社という小さな社があります。藤原( 中臣)鎌足は常陸国出身という説があり、鎌足神社境内地は古来より藤原鎌足の誕生の地とする伝承が残っているそうです。鹿島神宮の祭神・武甕槌命(タケミカヅチ)は藤原氏の守護神でもあります。
佐原~潮来
佐原駅からスタート
時代劇のロケにも使われる古い町並みが残っています。
香取街道を進むと一之鳥居が現れ
香取神宮に突き当たります。香取神宮は全国にある香取神社の総本社、下総国一宮
平安時代の延喜式神名帳に「神宮」という称号で記されたのは伊勢、香取、鹿島の3社だけ。それだけ歴史があり格式が高い社なのです。
香取・鹿島の2社に息栖神社を加えて東国三社と呼び、江戸時代にはこの東国三社参りで大変にぎわったそうです。
香取神社の祭神は「出雲の国譲り」神話に出てくる経津主(フツヌシ)大神。
本殿は重文。宝物殿に国宝の鏡が展示されています。
参道と旧参道の間に
地震を起こす地中の大鯰を押さえているという要石があります。
要石は香取・鹿島両神宮で頭尾を刺し通していて、香取神宮は凸形、鹿島鹿島は凹形で、地上に一部を現し、深さ幾十尺と伝えられています。
香取神宮から利根川方面へ
鹿島線を越えると
摂社が2つあります。
利根川の堤の向こうに鳥居が見えてきます。
津宮浜鳥居。香取神宮の祭神である経津主大神は、海路ここから上陸されたと伝えられ、往昔の表参道口に大鳥居があります。
十二年に一度、午年に行われる式年神幸祭には、ここから御神輿をのせた御座船が大利根を遡ります。
利根川堤上の道を佐原駅方面へ戻ります。
堤沿いに「道の駅 水の郷さわら」があります・
水郷大橋を渡る。
橋を渡ってすぐの場所に横利根閘門があります。1921年(大正10年)に完成した煉瓦造閘門で近代化遺産として重要文化財に指定されています。
関門の先を左に曲がり田んぼの中を進む。
水路沿いを右に曲がり
「水郷佐原あやめパーク」へ
6月の「あやめ祭り」では、江戸・肥後・伊勢系など400品種150万本のハナショウブが咲き乱れ、一面を色とりどりに染め上げます。
7月から8月にかけては「はす祭り」を開催し、約300品種のハスが鑑賞できます。
常陸利根川を渡って潮来へ。
潮来~鹿島
潮来にも「水郷潮来あやめ園」があり、毎年5月下旬~6月下旬に開催される「水郷潮来あやめまつり大会」の会場となっています。
前川沿いを進み潮来佐原線から神宮橋で鰐川を渡り鹿島へ。
橋を渡った右側に鹿島神宮の一之鳥居が川の中に建っています。海上鳥居としては日本最大の高さ18.5m、幅22.5mを誇ります。
平安時代から水中にあったことが確認されており、船の運航の目印にもなっていたといわれています。(現在の鳥居は平成25年に竣工されたものです。)
鹿島神宮に向かう途中に鎌足神社という小さな社があります。藤原( 中臣)鎌足は常陸国出身という説があり、鎌足神社境内地は古来より藤原鎌足の誕生の地とする伝承が残っているそうです。鹿島神宮の祭神・武甕槌命(タケミカヅチ)は藤原氏の守護神でもあります。
鹿島神宮参道
楼門に飾られているイカズチの印
。鹿島神社の祭神は「出雲の国譲り」神話に出てくる武甕槌命(タケミカヅチ)大神。
鹿島神宮は全国にある鹿島神社の総本社で常陸国一宮
本殿などが複数の建物が重文。国宝の韴霊剣を保有しています。
国の史跡に指定されている境内の広さは約70ヘクタールあり、このうち約40ヘクタールは鬱蒼とした樹叢で、「鹿島神宮樹叢」として茨城県指定天然記念物に指定されています。
鹿園や透き通る湧水で禊も行われる御手洗池など、多くの見どころがあります。(鹿はタケミカヅチのお使い)
奥宮
香取神宮と一対を為す要石
水戸の徳川光圀公がどこまで深く埋まっているか確かめようと7日7晩にわたって掘らせたものの、いつまで経っても辿り着くことができなかったばかりか、怪我人が続出したために掘ることを諦めた、という話が黄門仁徳録に記されています。
こちらは凹型
大鯰を押さえている像
鹿島神宮は全国にある鹿島神社の総本社で常陸国一宮
本殿などが複数の建物が重文。国宝の韴霊剣を保有しています。
国の史跡に指定されている境内の広さは約70ヘクタールあり、このうち約40ヘクタールは鬱蒼とした樹叢で、「鹿島神宮樹叢」として茨城県指定天然記念物に指定されています。
鹿園や透き通る湧水で禊も行われる御手洗池など、多くの見どころがあります。(鹿はタケミカヅチのお使い)
奥宮
香取神宮と一対を為す要石
水戸の徳川光圀公がどこまで深く埋まっているか確かめようと7日7晩にわたって掘らせたものの、いつまで経っても辿り着くことができなかったばかりか、怪我人が続出したために掘ることを諦めた、という話が黄門仁徳録に記されています。
こちらは凹型
大鯰を押さえている像
鹿島~銚子
少し一般道を走って鰐川方面へ出ます。
鰐川から外浪逆浦へ
外浪逆浦から常陸利根川へ
水門の奥に
息栖神社の鳥居
大きな鳥居の両側に小さな鳥居があり、その鳥居の下からは泉が湧きだしています。
この井戸は、汽水の中に湧き出す非常に珍しいもので、「忍潮井(忍塩井)=おしおい」と呼ばれ、伊勢の明星井、伏見の直井とともに日本三霊水に数えられています。左右の泉は、それぞれに女瓶、男瓶と呼ばれる瓶が据えられていて、その中から湧き出しています。
鹿島神宮、香取神宮とともに東国三社として信仰の篤い息栖神社ですが規模は格段に小さい。
香取と鹿島に祭られる二神が武神でありその神剣であるのに対して、息栖神社は、武神の乗り物であった「天鳥舟」(アメノトリフネ)。
堤上の道を進みます。
利根川河口堰の手前で自転車道は終了するので
一般道で銚子へ向かいます。
銚子大橋で利根川を渡ります。
銚子駅へ
サイクル・スポーツ用品