矢野口~鶴見川(水源~河口)~多摩川

矢野口を起点にして鶴見川を水源の泉から河口まで下って、鶴見で南米・沖縄料理を楽しみ、多摩川を遡って矢野口に戻るサイクリングコース

コース概要
矢野口を起点にして鶴見川を水源の泉から河口まで下って、鶴見で南米・沖縄料理を楽しみ、多摩川を遡って矢野口に戻る。
距離:90.5km


矢野口~鶴見川(水源~河口)

尾根幹の入り口、矢野口からスタート。
尾根幹へ進むのが近道ですが、ちょっと寄り道。川崎街道で稲城長沼駅前へ。
 駅前の広場に「装甲騎兵ボトムズ」の原寸大スコープドッグが建っています。
2022年に期間限定でレッドショルダー仕様になりました。「ムセル」と書かれた「稲城市の苦いコーヒー」は高架下の観光施設「ペアテラス」で購入できます。
稲城市はガンダムやタイムボカンシリーズのメカデザイナー大河原邦男氏の地元。ということで稲城市の公式キャラ「稲城なしのすけ」も氏が手掛けています。
 駅下にはガンダムとシャアザクも。他にも氏のデザインしたメカやキャラクターのデザインマンホールや歩道柵のデザインプレートが設置されています。
府中街道から先の2.5kmほどは「連光寺坂」と呼ばれる平均勾配3%ほどの上り坂。
道沿いにはあまり知られていませんが米軍専用のレクリエーション施設があります。敷地内にはキャンプ場やゴルフ場も備わっています。
 年に一度開放日がありますが、主に地元住民との交流を目的とした小規模な催しなので遠方からわざわざ訪れる類のイベントではありません。
坂のピークを左に入ると桜ヶ丘公園・聖蹟記念館へ続く道。
直進して下っていきます。
鎌倉街道を越えて
大栗川沿いに出て
 左へ曲がると
 日本で(多分)2番目に有名な「いろは坂」!
 本家日光と比べるとミニチュアサイズですがつづら折れのほどよい勾配のプチヒルクライムコースです。
 700mほどの距離なので初心者でもちょっと頑張れば上りきれるでしょう。
 丘の上なので景色が良い!
 坂を上りきるとラウンドアバウトに突き当たります。
 いろは坂からこのロータリーの辺りはジブリ映画「耳をすませば」のモデルとなった場所!そんな訳で有名ないろは坂なのです。ロータリーに面して立つ洋菓子屋「ノア」にはバロンの置物や聖地巡礼ノートなどが備わっています。
 桜ヶ丘を下って多摩センター方面へ
多摩センター前の人道橋に歩道から上り
多摩中央公園に寄ってみる。
 公園から多摩センター駅へ向かうと池の向こう側に多摩市の誇る文化施設「パルテノン多摩」が駅を見下ろす位置に建っています。
 駅側から見た「パルテノン多摩」。ネーミングにバブルの香りがする…
多摩中央公園から鶴牧西公園へ
街区を結ぶ遊歩道が車道と完全分離されていて高度成長期~バブル期の都市開発の底力を感じます。
 ただエレベーターの前後に階段があったりして、まだバリアフリーの概念が成熟していなかった感もあります。
 多摩ニュータウンの街を見渡す鶴牧西公園
公園から車道に出て唐木田駅前を通過
 尾根幹を横切って
 大妻女子 大学 多摩 キャンパスの奥に多摩丘陵の尾根筋を東西に結ぶ散策路「よこやまの道」があるので入ります。
 多摩丘陵の尾根筋は古代の幹線道路が通っていたルートであり、また、多摩丘陵が万葉集で「多摩の横山」と呼ばれていたことから、「よこやまの道」と名付けられたそうです。
 入ってすぐに「展望ポイント」があるので寄ってみる。
 この高台にはかつて鎌倉街道と奥州古道との十字路があったそうです。
 右手は大妻女子大、左手には畑が広がっています。
 大妻女子大を過ぎると一般道に出ます。
 「巡礼古道の代官坂と奥州古道の辻」の看板がある辺り。
右手の丘に「よこやまの道」が続いていて
 見晴らしポイントになっています。
 え、ここ東京?
正山寺へ続く坂道を下ります。
 道幅かなり狭い!
 尾根幹道から400mくらいしか離れていないのにこの田園風景。
 「平成たぬき合戦ぽんぽこ」の舞台は開発が進む多摩ニュータウンが舞台でしたが、その面影を感じることができます。
丘陵の尾根から谷戸に下っていきます。
 谷戸に広がる田んぼ
 正山寺を通り過ぎ
 突き当りを右折
 田園地帯を500mほど進むと
 鶴見川の水源の泉があります。
 泉の真ん中から水がこぽこぽ湧いているのがわかります。
 来た道を引き返し鶴見川に並行して下っていきます。
 突き当りの「図師大橋」交差点を左折。
 次の信号を右に入って進み、鶴見川沿いの遊歩道に入ります。
 鎌倉街道を横断
 鶴川駅の近くで小田急線をくぐります。
 この辺は町田と川崎の市境(県境)が入り組んでいるようです。
 走っているといつの間にか川崎市から横浜市に入り
横浜環状4号線の先からしばらく道が細くなります。
 河口からの距離を示すポール
 国道246号→
 東急田園都市線→
 東名高速を次々にくぐる。
 横浜市営地下鉄グリーンラインをくぐる。

鴨池大橋と
鴨池橋
港北IC・第三京浜をくぐり
小机大橋で鶴見川を渡ります。
日産スタジアム前を通り過ぎ
鶴見川の右岸沿いに下ります。
 東急東横線と
 東海道新幹線をくぐる。
 国道1号(第二京浜)を越える。
 鶴見川に面して森永の工場が建っています。
 東海道本線をくぐり
 鶴見橋へ
 鶴見川橋から旧東海道を通って鶴見駅方向へ進みます。


鶴見~多摩川(川崎~矢野口)

京急鶴見駅の脇から旧東海道「ベルロード」を少し進み
 左折して
 潮見橋を渡ると
 本町通商店街です。
鶴見のペルー料理屋さん「KOKY'S」。鶴見は沖縄出身者と沖縄から中南米に移民した方の2,3世が多く住む町なので中南米料理と沖縄料理屋さんが充実してます。
 ローストチキンが看板メニューのようです。
ローストチキンサンドセット。美味しいよ!
本町通りから仲通りへ
おきなわ物産センター
自家製サーターアンダギーやテビチなどの沖縄惣菜なども売ってます。
沖縄ローカルアイスのブルーシールをGET!
同ビルに沖縄そばやタコスが食べられる喫茶店「ゆうなの花」も入っています。
コーレーグースを少し垂らすと良い香りがブワッと広がります。
ここらへんの町並みは昭和の雰囲気
鶴見小野駅の奥から
鶴見川河口0.0km地点に出られます。
「つるみ川流域はバクの形です」?「鶴舞う形の群馬県(上毛かるた)」なみに強引な主張。
臨港鶴見川橋 を渡り
 国道駅に寄り道
 う~んハードボイルド!
 旧東海道を戻ります。
 図書館前のこの彫像、気になる。
 鶴見川場市を渡る。
 東海道の一里塚が残っています。
 沿道に神社や一部古そうな建物もありますが
 街道の面影は殆どありません。
八丁畷駅を過ぎ
 右手にある「焼き肉ジンギスカンつるや」は「孤独のグルメ」で井之頭五郎が「うおォン!俺はまるで人間火力発電所だ!」の名言を発したお店。
 「川崎警察署東側入口」交差点を左折。
 京浜急行とJRの高架をくぐり
 左折して回り込みミューザ通りへ入る。
 ミューザ川崎・ラゾーナ川崎前を通り過ぎ
 ニコニコ通りを通って
 府中街道から多摩沿線道路に入る。
 「戸手町」信号で堤防上へ
 川崎競馬場 練習馬場があります。
 多摩川大橋を越えてすぐに
 「多摩川交流センター」があり、喫茶・休憩ができます。
そびえ立つ武蔵小杉のタワマン群
 ガス橋を越えて
 シン・ゴジラ「タバ作戦」の地、丸子橋へ
丸子橋手前で河川敷に降りて丸子橋と東急東横線をくぐる。
等々力緑地付近の桜並木
 第三京浜手前にアマゾンの物流センター
 二子玉のビル群近づいたら河川敷に降りる。
 東急田園都市線、二子橋、新二子橋をくぐる。

 東名高速をくぐる。

二ヶ領宿河原堰の川岸に
 「二ケ領せせらぎ館」という施設があり、自販機やトイレを利用できます。
 小田急をくぐり
 多摩水道橋を越える。
 二ヶ領上河原堰堤
 京王相模原線をくぐり
多摩川原橋・矢野口に帰ってきました。
 矢野口の「CROSS COFFEE」は尾根幹を走るローディーが集うカフェ。
 オーダーサイクルウェアブランドのチャンピオンシステムが手掛けています。

サイクル・スポーツ用品