妙義山~神津牧場・軽井沢~横川

松井田駅から妙義山山麓を周り、荒船風穴の前を通って神津牧場へ上り横川に下るコースと本宿から紅葉ライン(姫街道)を上って軽井沢を通り碓氷峠から横川に下るコース。妙義山は桜や紅葉の名所。神津牧場は120年以上の歴史を持つ日本で最初の洋式牧場です。

コース概要
松井田駅から妙義山山麓を周り、荒船風穴の前を通って神津牧場へ上り横川に下るコースと本宿から紅葉ライン(姫街道)を上って軽井沢を通り碓氷峠から横川に下るコース。妙義山は桜や紅葉の名所。神津牧場は120年以上の歴史を持つ日本で最初の洋式牧場です。
距離:76.2km(神津牧場)、72.6km(軽井沢)
獲得標高:2,133 m(神津牧場)、2,094m(軽井沢)

松井田~妙義山~神津牧場

松井田駅からスタート
駅から妙義山とその奥に浅間山が見えます。
「八城」交差点を右折して妙義山方面へ
山に向かって走っていきます。
ゆるい勾配を上り、松井田から富岡へ入ると
すぐに妙義神社入り口の鳥居が現れます。
妙義山の山岳信仰の中心となっている妙義神社
総門から先の階段が結構キツイ!
国指定重要文化財の本殿は豪華絢爛な黒漆塗りの権現造です。
本殿の奥から登山道に進むことが出来ます。山頂を周るコースは鎖場も多く本格的なコースで危険が伴いますが、山麓を巡る中間道は初級者でも楽しむことが出来ます。
総門の近くの石垣がお城並みに立派!高さ十メートルの石垣は江戸時代半ば妙義山に産する安山岩を用いて築かれたものだそうです。
神社のすぐそばに「道の駅みょうぎ」があります。
妙義神社の先も4%くらいのヒルクライムが続きます。
見晴らしが開けた場所にパラグライダーの滑空エリアがあります。
富岡から下仁田に入ります。
4月初旬からGWにかけて妙義山をバックに約45種類、約5千本の桜が咲き誇ります。
色々な種類の桜が植えられているので長い期間花見を楽しむことができます

「さくらの里」の先300m上りが続いて
下りになります。
「石門群登山道」入り口
やがてに左手に駐車場が現れ
道の向かいに中之嶽神社が鎮座しています。
境内には、中之嶽大国神社があり、金色の日本一大きい大黒像(高さ20m、重さ8.5t)がそびえ立っています。
ここも拝殿への参道は階段がキツイ!
中之嶽神社は妙義山の南麓に鎮座する轟岩を神体とする巨岩信仰の神社で、拝殿は轟岩に張り付くように建立されています。
神社入口辺りから見た上州の山並み
妙義山を下っていきます。
松井田下仁田線に合流して
国道254号を右折
佐久方面に進みます。
名物のこんにゃくとネギが入ったコロッケ
こんにゃくとネギをフィーチャーしたメニューが揃ってます。
下仁田と言えばコンニャク!ということでコンニャク推しのお店が立ち並ぶ。
鏑川沿いにじんわりと上っていきます。
道沿いに女街道・西巻藤井関所跡の碑。鏑川から内山峠と和美峠を越えて上州と信州を結ぶ道は姫街道とも呼ばれ中山道の脇往還として利用されていました。
関所跡のすぐ先を鏑川沿いに入ると
「本宿」という旧宿場町があります。
宿街の面影は残していますがあまり観光地化されておらず静かです。名物の「本宿どうなつ」を食べていきましょう。

本宿~横川

本宿~神津牧場~横川

国道254号に戻って
市野萱川沿いに進みます。
コンニャクの他にもつ煮を売りにするお店も多いようです。それにしても「みそおでん食べ放題200円」は安い気もするけど食べ放題するほどいっぱい食べたいかと言うとそうでもない気もする。
「屋敷」表示から左へ入る。
国道254号をくぐり屋敷川沿いに上っていきます。
けっこう勾配がキツイ!
つづら折りの激坂(平均勾配15%!)の出だしに「荒船風穴」の入り口があります。
荒船風穴は明治時代に作られた天然の冷風を利用した蚕種貯蔵施設。国指定の史跡で世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の構成資産です。
そのすぐ上に「風穴冷風体験館」があり、岩肌から吹き出す10度前後の冷風を体感することができます。
道沿いにも岩の割れ目から冷風を体感できる箇所があります。
ここは正直しんどい
「牛横断注意」の看板が見えてくれば牧場はすぐそこ!
池の前を通り過ぎると
神津牧場の建物が現れます。

神津牧場」は明治20年に開設された日本で最初の洋式牧場。妙義荒船佐久高原国定公園内の標高1,000メートルに位置する高原にあります。
食堂や売店で
牧場定番のソフトクリームや
様々な肉製品や
鉄板焼などが食べられます。
軽井沢方面へ左折
Windows XPのデスクトップ画面の様な高原の牧草地帯の風景
妙義荒船林道に突き当たり、内山牧場方面へ左折。(軽井沢方面に急ぐ場合は右折)
長野県佐久市に入ります。
内山牧場レストハウス」ではソフトクリームやジンギスカン定食などが食べられます。
山荘あらふねの前を通過。
振り返ると牧場の向こうに荒船山が見えます。
軽井沢方面へ進みます。
いったん下って
登り返して
軽井沢町へ
軽井沢町に入ると浅間山が間近に見えてきます。
下っていって
八風湖の脇を抜けて
県道157号に出て
右に少し入って軽井沢レイクガーデンを囲む人工湖「レマン湖」に寄り道
バブル期に開発したと思われますがきれいな景観です。
プリンス通りに出て右折。
下仁田軽井沢線で下仁田市へ入り
左に入って松井田方面へ。直進すれば行きに立ち寄った姫街道の宿場町・本宿に道は続く。
安中市に入って
碓氷軽井沢ICの横を通り
一気に下っていきます。
国道18号に出て
横川駅へ。

本宿~軽井沢~横川

本宿から紅葉ライン(姫街道)を上る
鏑川沿いの道の勾配はしばらく緩やか

二つの丸い岩が川の中の大岩に寄り添うように乗っている夫婦岩
集落を抜けると徐々に勾配が上がり
上信越自動車道の高架の下をくぐる辺りでは二桁勾配になります
軽井沢方面へ進む
和美峠を越えて軽井沢町へ入る
突き当りを左折
下って行って
軽井沢72ゴルフ場の間を進む
軽井沢プリンスホテルの前を通り過ぎ
線路をくぐり国道18号を右折
軽井沢駅入口を通り過ぎて
矢ヶ崎公園へ
軽井沢はGWころまで桜が咲いていることもあります
桜の向こうに浅間山
軽井沢本通りを進み
旧軽井沢銀座へ

数多くの軽井沢の有名店が軒を連ねます
旧軽井沢銀座は旧中山道
奥へ進み上って行くと旧碓氷峠
地名もズバリ峠町
標高1,200mの旧碓井峠には上信国境(群馬・長野県境)に跨って熊野神社が鎮座しています
第二次世界大戦後に宗教法人が県別登記なったのを機に長野県側が熊野皇大神社、群馬県側が熊野神社と分かれています
熊野神社の道を挟んだ向かい側には県境が店の中を通る茶屋しげの屋があります
しげの屋から少し下った場所に見晴台があります
ここも長野県と群馬県の県境になり、浅間山、妙義連峰、晴天時には南アルプス、八ヶ岳一望でき、条件が整えば雲海が眼下に広がります。
町道三度山線を下り
国道18号の県境・現碓氷峠に出ます
碓氷バイパスに対してこのルートは旧道と呼ばれています
新緑の中をダウンヒル。気持ち良い!
信越本線の廃線区間の鉄道遺構が数多くみられます
 碓氷第六橋梁
60番カーブにある碓氷第四橋梁
「めがね橋」という名称で知らる碓氷峠の代表的な建造物「碓氷第三橋梁」は1893年(明治26年)竣工
全長91 m、川底からの高さ31 m、使用された煉瓦は約200万個に及び現存する煉瓦造りの橋の中では国内最大規模
1993年(平成5年)には「碓氷峠鉄道施設」として、他の 4 つの橋梁等とともに重要文化財に指定された。世界遺産への登録も目指している

峠道を下り終えると
中山道の坂本宿
と言ってもそれらしい建物はわずかしか残っていない
 坂本宿を抜けた先の碓氷関所跡
峠の釜めしで有名な荻野屋の角を曲がると
横川駅です
 

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