中之条~四万温泉

中之条駅から四万川沿いに遡って奥四万湖・四万温泉へ。嵩山に立ち寄り中之条駅に戻るサイクリングコース

コース概要
中之条駅から四万川沿いに遡って奥四万湖・四万温泉へ。嵩山に立ち寄り中之条駅に戻る。
距離:44.9km

中之条駅~奥四万湖

中之条駅からスタート
駅前から国道145号に出て左折。
四万・沢渡方面に通じる国道353号に進みます。
坂を上って道が左に折れた先が
中之条の中心市街地
道から少し右に入った所に中之条町歴史と民俗の博物館「ミュゼ」があります。
明治18年(1885年)に開校した吾妻第三小学校の旧校舎が使われています。
そのすぐそばには各種ショップやホールなどが備わった「中之条町ふるさと交流センターつむじ」があります
国道353号の道なりに四万方面へ
徐々に山道っぽくなってきますが
勾配はキツくありません。
道の左側に中之条ダムが見えてくるので
ダムの上を渡ってみましょう。
中之条ダムによってできたダム湖「四万湖」の色は綺麗なコバルトブルー
この青さは四万温泉の成分によるものだそうです。
湖でカヌーを楽しむ人達が見えます。
湖の周りを回って
橋を渡り
国道353号に戻ります。
トンネルを抜け
しばらく進むと
自動車が一定の速度で走ると、走行音がメロディーを奏でるように溝を加工した道路「メロディーライン」が設置されています。
映画「千と千尋の神隠し」のテーマ曲「いつも何度でも」が鳴るようになっています
メロディーラインから2kmほど先の道路右側に
「四万の甌穴」へと降りていける歩道があります。
甌穴(おうけつ)とは河底や河岸の岩石面上にできる円形の穴のこと。
大小8つの穴があり、大きなものは直径2メートル、深さ4メートルもあります。
ここも水の青さが印象的です。
さらに1kmほど進むと左側に四万取水ダムがあり
ここも道路脇から近くまで降りて行けます。
ダムのすぐ上流に「桃太郎の滝」と呼ばれる滝があり、滝と紅葉と湖面のブルーのコントラストが美しい!
そのすぐ先に四万温泉の温泉街の入口の分岐があります。
まずは奥四万湖へ向かうので分岐を左側に進みます。
その名も「紅葉橋」。沿道の紅葉が目を楽しませてくれます。
四万川ダムが見えてきます。
ダム手前の駐車場
ダムの下に見える日向見公園
ダムの周囲の道路は一方通行で時計回りに周回するようになっています。
堰堤の先の四万せせらぎ資料館の手前に奥四万湖展望台があります。
「四万ブルー」とも呼ばれる美しい青色
奥四万湖北端の赤沢橋
赤沢やすらぎ広場
稲包せせらぎ公園
公園内の紅葉は見ごたえがあります。
展望台や池などが整備されています。
奥四万湖をグルっと回って堰堤に戻ってきました。

四万温泉~嵩山~中之条駅

奥四万トンネルの先を下って
日向見集落へ
茅葺屋根の日向見薬師堂の前に
共同浴場「御夢想の湯」と足湯があります。
「御夢想の湯」は四万温泉由来の源泉場。
見た目はクラシックですが2006年1月に建て替えられた新しい建物です。湯船は2人入れば満員の大きさ。窓の直ぐ近くを日向見川が流れていて半露天の気分が味わえます。
下っていくとダムの堤体が見えてきます。
日向見公園からダムを見上げる。
下っていくと
道沿いに東屋があり
「小泉の滝」が見えます。
さらに下っていくと
ゆずりは足湯飲泉場があります。
足湯と
飲泉所。温泉ですが匂いやクセが無くすんなり飲めます。
「新湯」と書いてある方へ下っていきます。
レトロな温泉街になっていて
スマートボールのお店や飲食店が並んでいます。
「落合通り」を抜けた先に
「千と千尋の神隠し」の舞台のモデルの一つと言われている四万温泉 積善館が建っています。
建物に続く赤い橋が確かに似ていますね。日帰り入用も可能です。
その先の新湯川と四万川が合流する場所に
共同浴場「河原の湯」があります。
ここも湯口にコップが置いてあるので飲んでみると少し塩味を感じました。
川沿いを下っていきます。
飲食店が並んでいる場所に
「塩之湯飲泉所」があるので
飲んでみました。特に塩味が強いということもなかったです。
群馬名物焼きまんじゅう。
焼きまんじゅう屋の向かいは人気店「柏屋カフェ
ちょっと下った場所の「銀泉茶屋
群馬名物「おっきりこみ」はほうとうに近い感じの郷土食。
四万川の左岸側に渡ると
共同浴場「上之湯」があります。
ここは4人位は入れるかな?
そのすぐそばの路地を入ると
川を渡った先に
「山口川音の足湯」があります。
川の景色を眺めながら浸かることができて雰囲気抜群!
この先にも旅館が何件も軒を連ねています。
温泉街を抜けて国道353号に出ます。
下っていって
「伊参スタジオ」「たけやま館」の看板を左折。
上っていきます。
奥四万湖へ上っていく時よりもやや急な勾配です。
ピークを越えて中之条湯河原線に合流します。
下っていくと
右側に「伊参スタジオ公園」があります。
廃校となった中学校舎を映画の撮影拠点となったことを機会に整備した施設のようです。
なぜか玄関脇に「ロケット二宮金次郎」がいました。
さらに下って
嵩山へ
嵩山は中之条町のシンボルのひとつとなっている標高789mの独立した山。ニョッキリそそり立っている岩は男岩と名付けられています。ふもとに「道の駅 霊山たけやま」があります。
道の駅の隣に寄棟造りの茅葺き農家を移築改造した「そば処けやき」があり
そのまた隣に登山道入り口があります。
山頂(大天狗)以外に小天狗、中天狗のピークがあり
全部周ると2時間半ほどかかりますが
小天狗までの往復なら40~50分くらい
小天狗の頂上から
360°上信越地方の山々が見渡せます。
嵩山から中之条へ下ります。
中之条町ふるさと交流センターつむじ」にちょっと寄り道。
温泉まんじゅうをクッキー&クリームのノリで練り込んだ温泉まんじゅうジェラートをいただきました。案外イケる。
中之条駅へ。

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