幕張~佐倉~成田(花見川・印旛沼自転車道)

幕張の浜から花見川サイクリングコースを通って佐倉へ出て、印旛沼自転車道で印旛沼を横断して「県立房総のむら」に寄り成田山新勝寺へ走るサイクリングコース

コース概要
幕張の浜から花見川サイクリングコースを通って佐倉へ出て、印旛沼自転車道で印旛沼を横断して「県立房総のむら」に寄り成田山新勝寺へ。
距離:62.3km
獲得標高:425 m

幕張~佐倉(花見川サイクリングコース)

花見川の河口へは海浜幕張駅からの方が近いですが東京駅での乗り換えがかったるいので幕張駅からスタート。
公園大通りを通って
幕張の浜へ
浜の西側にはマリンスタジアムがあります。
隣の検見川の浜はウィンドサーフィンのゲレンデになっているけどここは禁止なのか海上に人影は有りません。

海浜大通りに出て
美浜大橋の手前の道を左折して
磯辺橋を渡り
花見川沿いに出て
花見川サイクリングコースを走ります。
京葉線や東関道をくぐり
ちょっと川から離れて
京成千葉線と総武線をくぐります。
再び川沿いへ
京葉道路をくぐる。
花見川は流れが緩やか
のんびりした雰囲気の田園風景が続きます。
サイクリングコースは次第に森の中へ入っていきます。
花島公園
ここらへんから弁天橋までの区間が特にのどかで良い。
海からこの弁天橋までの区間が「花見川サイクリングコース」。
弁天橋を渡って川の右岸へ。
新川と名前を変えた川沿いを進みます。
京成本線と交差
成田街道で新川の左岸に渡る。
水門の事務所の脇を通り
川沿いに出て新川サイクリングロードを進みます。
東葉高速鉄道をくぐり村上橋をすぎると
右手にTRC 八千代中央図書館
左手に特徴的なフォルムの吊橋「ゆらゆら橋」。
国道16号に面した場所に

道の駅 やちよ」があります
八千代市内の酪農家が集まってできたアイスクリーム工房のアイスを食べていきましょう!
謎のゆるキャラ(キモキャラ?)ぴーちゃん。千葉といえばピーナッツ。でもピーナッツで有名なのは八街で八千代じゃないんですけどね…。
川は大きく右に曲がって東向きになり
八千代宗像線と交差した先から「印旛沼自転車道(県道406号 八千代印旛栄自転車道)」に入ります。
すぐに佐倉市。
千葉臼井印西線と交差して
船戸大橋を過ぎると新川から印旛沼岸に出ます。
風車が見えてきたら「佐倉ふるさと広場」に到着!
毎年4月に佐倉チューリップフェスタが催されます.
約40種類30万本のチューリップが、オランダ風車を背景に、彩り豊かに咲き誇ります。

佐倉~成田(印旛沼自転車道)

佐倉は佐倉城の城下町。ふるさと広場から3kmほどの場所に佐倉城址があります。
佐倉藩は現在の千葉県域では最大の石高の藩。城の建物は残っていないが空堀や曲輪の地形が広大かつ良好に残り、佐倉城址公園として整備されています。
城の周辺には城下町佐倉の面影をいまに残す土塁と生垣の通りに面して、「旧河原家住宅」、「旧但馬家住宅」、「旧武居家住宅」の3棟の武家屋敷が公開されています。
武家屋敷通りに隣接して江戸時代からほとんど変わらない美しい竹林に囲まれた古径「ひよどり坂」。
蘭医佐藤泰然が天保14年(1843)に開いた蘭医学の塾兼診療所「佐倉順天堂」は順天堂大学のルーツ。安政5年(1858)に建てられた建物の一部が残っています。
寛政4(1792)年創立された藩校に始まる佐倉高等学校は明治43(1910)年に現地へ移転、その時建築された塔やドーム屋根の木造洋風校舎は佐倉高等学校記念館として現在も使用されています。
飯野竜神橋を渡り
自転車道に戻ります。
「裕子コース」に
「尚子コース」の表示。オリンピック金メダリスト有森裕子と高橋尚子は小出義雄監督率いる佐倉アスリート倶楽部に所属していました。二人が佐倉周辺でトレーニングしたことを記念して「金メダルジョギングロード」が設定されています。
印西市に入ります。
西印旛沼の東端「双子公園」
周辺でナウマン象の化石が発見されたことに因んでナウマンゾウの親子の像があります。
食事処 ふたご亭」はサイクリングコースの直ぐそばなので立ち寄りやすい。
勝浦担々麺をいただきました。道を挟んでもう一軒ラーメン屋があります。
印旛捷水路に架かる橋を渡り
水路沿いを進みます。
山田橋と
市井橋をくぐる。
京成成田空港線の高架と交差
国道464号を渡る。国道464号を1kmほど東へ行った場所に印旛沼漁協直営レストラン水産センターがあり、鰻やドジョウ、ナマズなども食べられます。
北印旛沼に出ます。
沼を半周して
長門川沿いを北上
酒直水門手前で自転車道が終わります。
酒直水門を渡り
成田安食線にちょっとだけ出て
すぐに左に入る。
成田線の踏切を越えると
本日初めての本格的な上り坂。
丘の上に出ます。
成田安食バイパスの手前で右手に入ると
「千葉県立房総のむら」の「風土記の丘エリア」
総面積約32ヘクタールの敷地内には、復元古墳である「竜角寺古墳群第101号古墳」など古墳78基のほか風土記の丘資料館があります。
森の中にこんもりと膨らんだ小さな丘のような古墳がボコボコといっぱい点在しています。
江戸時代の2棟の古民家が移築展示されています。
成田安食バイパス方面に回り込むと
成田ゆめ牧場が運営している飲食・販売施設「ドラムの里
レストランや地元野菜、特産品の販売所があります。
「房総のむら」の有料ゾーンには江戸時代の町並みを再現されているので、コスプレを楽しむ人向けの貸衣装屋さんもあります。
旧千葉県議会議事堂を外観再現した建物。内部は事務室として使用中。
一部がロケ写真の展示室になっています。
千葉県立房総のむら」の有料ゾーン「ふるさとの技体験エリア」。入場料300円。
江戸時代の商家の町並みが県内に残る佐原などの古い町並みを参考に、めし屋・そば屋などの飲食店から鍛冶屋までの16軒の店先のほか、旅館の外観を再現した総屋(総合案内所)の17軒の建物で構成されています。
かなり本格的!映画やドラマの撮影に度々使用されているそうです。
再現建築では様々な体験プログラムが催され家族で一日楽しめるようになっています。
飲食施設はちょっと弱いかな~。
武家屋敷ゾーン、農家ゾーンや
畑や田んぼのエリアもあり、かなり広い!
再び「風土記の丘エリア」へ。
明治32年(1899年)建造の学校建築である国の重要文化財「旧学習院初等科正堂」
室内にも円柱が並んでいます。
「旧学習院初等科正堂」の脇を抜けて奥へ進むと「龍角寺古墳群第101号古墳」が埴輪に囲われて鎮座しています。
発掘調査の成果を基に、埴輪の位置を復元しているとのこと。
円筒埴輪は120個体以上、形象埴輪は30個体あり、人物埴輪には、盾持ち武人・椀を捧げる女子・帽子を被る男子など
動物埴輪には馬・鹿・犬・猪・水鳥があります。
さらに奥に進むと坂田ケ池に出ます。
「旧学習院初等科正堂」の入り口に戻り道を挟んだ逆側には「龍角寺岩屋古墳」
墳丘は3段築成で一辺78メートル、高さは13.2メートル、幅3メートルの周溝と周堤が巡っています。
古墳時代終末期の方墳としては最大規模。
道を下っていくと
坂田ケ池に出ます。
成田方面へ進み
成田湯川駅前を通過
道沿いにプレスリーとビートルズの壁画。オーナーが好きなんでしょうね。
成田山の参道に入る。
成田は鰻が有名。川豊駿河屋がBIG2
初詣や節分のニュースで必ず登場する成田山新勝寺
国重要文化財・仁王門の大提灯には「魚がし」の文字。 築地の魚河岸が仁王門に大提灯を奉納するのが古くからの伝統になっています。
成田山の起源は平将門の調伏祈願。平将門を祀る神田明神とは相反する立場なので両参りは避けたほうが良いとの説もあるようです。
お土産としては米屋の羊羹が有名。
電車道に残る2つの煉瓦トンネル
明治43年に建設された煉瓦造の鉄道トンネルで土木学会選奨土木遺産として認定されています。
成田駅へ

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