コース概要
大岳鍾乳洞、大滝、白岩の滝を巡り、大久野から梅ヶ谷峠を越えて青梅吉野梅郷に出て軍畑から榎峠、松ノ木トンネルを抜けて成木へ。成木川沿いを下り岩蔵街道から狭山茶の茶畑が広がる「茶どころ通り」を周って残堀川へ
距離:83.3km
獲得標高:1,414 m
大岳鍾乳洞~大滝~白岩の滝
武蔵五日市駅からスタート
「十里木」の信号を右折して養沢方面へ
3~4%ぐらいのゆるい勾配で
養沢川に沿って上っていきます。
キャンプ場や管理釣り場が点在しています。
大岳鍾乳洞・大滝方面の分岐に大滝鍾乳洞の看板あり。
分岐の隣の赤い欄干の先に
養澤神社があります。
狛犬ならぬ狛龍がドーンと構えています。(拝殿前に狛犬もいます)かなり大きくインパクトがあります。
分岐に入り林道大岳線を進みます。
6~7%くらいに勾配がやや上がりますが割と楽に走れます。
採石場の間を通ります。トンネルを抜けた先が
「大岳鍾乳洞」
全長約300メートルの鍾乳洞は、東京都の天然記念物に指定されています。
日原の鍾乳洞と比べると規模が小さく通路幅が狭かったり天井が低かったりしますが探検気分は味わえます。
鍾乳洞から130mほど進むと
小滝。正直しょぼいなと思いましたが降雨後は結構水量が多いそうです。
さらに750mほど進むと
林道が行き止まりになり
そこから大滝まで徒歩300m
苔むした岩の間を流れる清流が良い感じ。
大滝は大岳山から流れ出る大岳沢で最大の滝で落差は30mほど。
沢沿いの「関東ふれあいの道」から大岳の登山道に出れば大岳山頂まで登ることができます。
来た道を戻り武蔵五日市駅前を通り
大久野方面へ進む。駅から上っていった坂の途中に
明治時代の擬洋風建築「小机家住宅」が建っています。基本的には蔵なんですが洋風のバルコニーや円柱が備えられてユニークな外観の建物です。
玄関を入った正面のウサギが刻まれた鏝絵は左官職人の技が冴える!
週末は喫茶営業をしています。
日の出町に入り
「つるつる温泉入口」信号を左折。
平井川沿いを進む。
3~4%ぐらいのゆるい勾配をのんびり上っていきます。「白岩滝」バス停を左に入る。
750mほど進むと白岩の滝遊歩道入口。
白岩滝は平井川の支流、タルクボ沢の中流に位置し、落差8.5mの一段、落差12mの二段、落差15mの三段からなります。
ハイキングコースは日の出山へと続いています。
大久野~成木~茶どころ通り~残堀川
秋川街道に戻り
青梅方向に進んで「大久野のフジ」案内表示を右に入り
小さな峠を上る
峠のピークに「大久野のフジ」の看板
東京都指定天然記念物。自生のフジとしては都内で有数のもの、とのこと。
藤棚の奥が「大久野のフジ」。高さ27mの巨木です。
例年5月頭くらいに花が咲きます。
見晴台に登ると
集落とフジを見下ろせます。
秋川街道に戻り「坂本」信号を左折
青梅方面への峠道。
勾配5%ほどの上りになります。
梅ヶ谷峠を越えて青梅市へ
下っていきます。
吉野街道に突き当たったら左折。
「梅の公園入口」
吉野梅郷は25,000本の梅が植えらた関東地方でも有数の観梅の名所でしたがウィルス感染したため2014年に全ての梅の木が伐採されました。2016年より再植樹が始まり再生の途中。(下の写真は伐採前の「梅の公園」)
吉川英治記念館の前に「サイクリングに優しいオアシス」のノボリ。青梅市は市内にサイクルステーションを整備しているようです。
織物工場の建物をリノベーションしたパン屋さんです。
軍畑大橋を渡り
軍畑駅脇の
JR高架をくぐる。
成木方面へ抜ける峠道を上っていきます。
平均勾配6%程ですが二桁勾配のややキツイ部分もあります。
榎峠を越えて
下っていきます。
名栗方面へ左折。右折方面の道は奥多摩工業のダンプ車の交通量が多いので私は敬遠しています。
松ノ木トンネルを抜ける。
成木街道に突き当たるので右折。
成木川沿いに下っていきます。
飯能方面へ
「成木一丁目」交差点を右折。
「石薪釜パン ケーキ」の看板を右折
少し上った奥まった場所に隠れ家的なパン屋さん「麦-MUJI-」があります。
店内の石窯で素朴でシンプルなパンが焼かれています。
お店の前の広場にはヤギがいました。
岩藏街道へ左折。
岩蔵温泉の源泉・史跡岩蔵温泉碑の隣に
「CAFE YUBA」が営業しています。
水と緑に囲まれたテラス席は心地よい空間。
岩蔵街道を瑞穂方面へ進みます。
道沿いの天然酵母パンの店「アオティア」スイーツ的なパンや惣菜パンが充実しています。
お店の前にベンチがあるので一休みして食べていくことができます。
岩藏街道を進んでいくと少し上り坂になり
笹仁田峠という小さな峠を越えます。笹仁田峠は七国山へ続く霞丘陵ハイキングコースの入口があります。
霞川を左折
今井ふれあい公園の横から南に入り
茶畑の合間を縫って
「茶どころ通り」に出て東へ進みます。
狭山茶といいつつ、入間市が狭山茶の主な生産地。
あたり一面見渡す限りの茶畑が広がります。(景色は良いがトラックの交通量が多く道幅に余裕が少ないので走り良い道ではない)
小高い丘になっている「入間市茶業公園」
「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」と狭山茶づくり歌で歌っているそうですが静岡と宇治の人が知ったら怒られそう~。
ここから望む茶畑は、ひとまとまりの茶畑としては関東以北最大のもの、だそうです。
茶畑の向こうに富士山も見えます!
圏央道の上を通って
南へ進む。
入間市博物館・市民広場の敷地に
狭山茶をフィーチャーした「レストラン&Cafe お茶っこサロン一煎」
お茶餅ぜんざい
狭山茶の紅茶と煎茶を試飲させてもらいました。
狭山丘陵が正面に見えます。
県道219号~日光街道を進む。
日光街道沿いの江戸時代末期に建てられた豪農の屋敷を改装した「耕心館」。現在はコンサートや展覧会など様々なイベントを開催。カフェもあります。
敷地内に煉瓦製造業を営んでいた時の煙突が残されています。
隣は瑞穂町 郷土資料館。資料館前のニホンオオカミ像は、江戸時代末期に瑞穂町石畑地区で捕らえられたオオカミの皮標本や頭蓋骨を参考にして作られたものだそうです。ここらへんオオカミが出たんだ!
日光街道から左に入って
瑞穂町スカイホールへ
スカイホールの屋上には展望広場があり、丹沢や富士山、奥多摩の山々などが一望できます。
山の手前には横田基地の滑走路が見えます。
役場通りを進み
残堀川沿いに出る。
残堀川から「アイス工房ヴェルデ」へ
サイクル・スポーツ用品