コース概要
上田から美ヶ原公園西内線を経由して美ヶ原へ。美ヶ原からビーナスラインで霧ケ峰高原を通り茅野まで下る。
距離:91.5km
獲得標高:2,573 m
上田~美ヶ原
上田駅からスタート
「赤坂交差点」で松本方面へ左折。 看板に従い右折して「生島足島神社」に寄っていきます。
創建は不詳だが平安時代から存在が確認できる古社。武田信玄の"戦勝願状と社領安堵状"や真田昌幸をはじめとした願文・朱印状十一通と、部下の武将たちに忠誠を誓った"起請文"八十三通、計九十四通の古文書が残されています。
本社は、池に浮かぶ小島の上に鎮座する「池心の宮」という古代的形態。
上の宮と下の宮社の間には「神橋」と呼ばれる橋がかかる。
小ぢんまりとしているが雰囲気のある社です。
神社から東に進み道なりに小さな丘を越えて
県道82号(別所丸子線)に入って進む。
松本・諏訪方向へ右折。
依田川橋を渡って
国道152号に入り諏訪・松本方面へ
道沿いに上田交通電気機関車 ED25 1が展示保存されています。1969年(昭和44年)まで上田から丸子まで鉄道があった名残。
依田川を渡り
国道254号と合流。
すぐに右折して県道62号(美ヶ原公園沖線)に入ります。
じんわり高度を上げていきます。
長閑な里山の中を進む。
勾配は2~3%くらいから進むに連れ5~6%ぐらいに上がっていきます。
「武石観光センター」のある角で左折。
上田からここまで約30kmで600mほどの上り、ここから県道464号(美ヶ原公園西内線)で美ヶ原まで約12kmで900mほど上ります。
ややきつくなりますが激坂というほどでは有りません。しんどいけど。
平均勾配7%ほどですが二桁勾配の箇所も頻出します。
高度を上げていくと浅間山や千曲川沿いの平地が眼下に見えてきます。
美ヶ原3kmくらい手前の「白樺平」
白樺林が美しい。
「白樺平」を抜け
つづら折りのヘアピンカーブで高度を一気に稼げば
美ヶ原に到着です!
北アルプスから浅間山までの視界が開けます。
「道の駅 美ヶ原高原」へ
食堂はゲレンデ食堂のような感じ。
景色は最高!
道の駅から美ヶ原のトレッキングコースに歩いていけます。
牛伏山までは徒歩10分くらい。
牛伏山と北アルプスの山並み
王ヶ鼻の電波塔
左手に山本小屋とその奥に美しの塔が小さく見えます。道の駅方面へ振り返った景色
美ヶ原~茅野
ビーナスラインに入って上田市から長和町へ
突き当りを左折して和田峠方面へ。王ヶ頭へは右折して徒歩。
「落合」分岐まで急勾配のワインディングロードを駆け下ります。
「落合」の分岐を和田峠方面へ進む。
落合大橋
橋を渡ったらまた上ったり下ったり
標高1600m前後を行ったり来たり
松本方面への分岐「扉峠」
「扉峠」という地名は天の岩戸を開いた天手力雄命が戸(扉)を戸隠神社に運ぶ途中,
この峠で休息したという神話に由来します。
少し下ってまた上り返します。
再び標高1700mを越え
ピークにある大展望台三峰茶屋
ここからの景色もまた素晴らしい。北側を見れば美ヶ原の電波塔が確認できます。
東南方向に蓼科山
いったん標高1510mくらいまで下って
和田峠を過ぎ
「和田峠茶屋」
中山道と交差
また上ります。
またまた標高1600mを越える。
山間に下諏訪の町が見えます。
標高1630m付近の道の左手に八島湿原(八島ヶ原湿原)が広がっています。湿原へは右手の駐車場から道をくぐって行けるようになっています。
駐車場に建っている「八島山荘」で簡単な食事ができます。写真は鹿丼
八島湿原へは駐車場からトンネルをくぐって行きます。
八島湿原は1万2千年前に誕生した高層湿原であり、日本の高層湿原の南限にあたる。近隣の車山湿原、踊場湿原と合わせて「霧ヶ峯湿原植物群落」として国の天然記念物に指定されています。
湿原に島の数が多いことから「七島八島」ともよばれています
八島ヶ池と草紅葉
湿原の周りには1周約4kmの遊歩道が整備されていて
いつ行っても多様な高山植物と自然が目を楽しませてくれます。
初夏に咲くニッコウキスゲ
湿原を抜け
また少し高度を上げ
少し下ってからまた上り返す。
ピークを過ぎて下っていくと霧ヶ峰の交差点に出ます。
交差点の売店「霧ヶ峰ビーナス」
そのまま直進して草原の中を下っていきます。
標高1550mに位置する踊場湿原は、車山、八島ヶ原とともに霧ヶ峰三大湿原(国指定天然記念物)で、通称「池のくるみ」と呼ばれています。左に八ヶ岳、右に甲斐駒ヶ岳、真ん中奥に富士山。
秋は一面ススキの原
湿原を抜け山間の林の中を進む。
諏訪市街・茅野の看板に従い右折
諏訪方面の分岐を直進。右折しても旧甲州街道経由で茅野へも行けます。
茅野市に入り
右折して
ビーナスラインに入り
茅野駅へ
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