はこね金太郎ライン~大涌谷~椿ライン

松田から足柄街道(矢倉沢往還)を通るルートと足柄から足柄峠を越えるルートで「はこね金太郎ライン」にアプローチ。「はこね金太郎ライン」で箱根に抜け、仙石原~大涌谷と巡り芦ノ湖畔を半周して大観山を経て椿ラインで湯河原まで下るサイウリングコース

コース概要
松田から足柄街道(矢倉沢往還)を通るルートと足柄から足柄峠を越えるルートで「はこね金太郎ライン」にアプローチ。「はこね金太郎ライン」で箱根に抜け、仙石原~大涌谷と巡り芦ノ湖畔を半周して大観山を経て椿ラインで湯河原まで下る。
距離:72.5km(松田~)、71.3km(足柄)
獲得標高:1,903m(松田~)、1,943m(足柄)

松田・足柄~はこね金太郎ライン

松田~はこね金太郎ライン

松田駅または新松田駅からスタート。
ロマンス通りを通り抜け
十文字橋で酒匂川を渡る。
道なりに進み松田停車場線に合流
「切通し」交差点を左折。
「南足柄郵便局入口」交差点を右折して足柄峠方面へ
狩川に沿って足柄街道(矢倉沢往還)を進む。
徐々に勾配が上がって5~6%ぐらいで上っていきます。
看板に沿って旧道に入ると
矢倉沢関所跡があります。と言っても看板と碑だけなので寄る必要はないかな…
元の道に戻り進む。
左手に駐車場と
案内看板。
その先に「はこね金太郎ライン」の入口があります。矢倉沢から箱根側まで全長11km。
既存の林道を改修して2021年に県道に格上げ・開通しました。
観光振興・地域活性化の期待から「はこね金太郎ライン」との愛称がついています。

足柄~はこね金太郎ライン

JR御殿場線の足柄駅からスタート
駅前には足柄のシンボル金太郎。微妙にリアル
足柄駅と一体の足柄駅交流センターは隈研吾設計事務所が手掛けた建物
大きな窓の向こうに富士山の頭が見えます
踏み切ろを渡り線路の東側に出て
県道78号(御殿場大井線)を足柄峠方面へ進む
すぐに勾配5%くらいの上りになります
県境(足柄峠)までの距離表示があるのであとどのくらいか走りながら把握できます
古道の合流点に有る一里塚
眺望は有りませんが森の中の静かな走りやすい道です
足柄峠へ通じる古道の石畳
県道365号(金太郎富士見ライン)に合流すると
視界が開けて
振り向くと富士山が裾まで見えます
六地蔵を過ぎるとすぐに
足柄峠です
絶好の富士山ビュースポットです
静岡県から神奈川県へ
ここからは下り
足柄万葉公園を越えてからは平均10%を超える急勾配
足柄峠は神奈川から上るほうがキツい
安全に下りましょう
「夕日の滝」方面へ右折
地蔵堂の前を通り
「金太郎の遊び石」のある公園の奥を左折して金太郎ラインへ
左折せずに直進すると「夕日の滝」に出ます。滝の入口は広場とキャンプ場が整備されています
酒匂川の支流内川にかかる落差23m、幅5mの滝で金太郎が産湯をつかった滝と伝えられています。

はこね金太郎ライン~仙石原~大涌谷

はこね金太郎ラインを進む
一本調子に上っていくのではなく、何度か下りも挟まれます。
元が林道なので道幅が狭い部分もあり、待避所なども設定されています。
勾配は5%くらいなので快適に走ることができます。
「夕日の滝」からの合流点は起点から1.8km過ぎ
距離表示の看板はマサカリの形です
シカ横切り「多発!」
距離表示は0.1km毎にも小さなマサカリ看板。
8km看板を過ぎると
トンネル手前の「金時見晴パーキング」
金時山・明神ヶ岳へのハイキングコース入口があります。
金時山へ尾根伝いに歩いていくことができます。
尾根コースなら見晴らし良いかというとそんなことはありませんが
金時山山頂に立てば富士山までの視界が開けます。
トンネルを抜け箱根町に入ります。
下りは平均勾配8%くらいで上りより少し急です。
国道138号(箱根裏街道)に出ます。
T字路の手前を左に入ると金太郎(坂田公時)が祭神として祀られている公時神社があります。
境内から金時山への登山道があり、山頂までは約3km、所要1時間20分。途中には公時神社奥の院や、金太郎が使ったというマサカリを奉納した祠、山頂付近には金太郎の「宿石(やどりいし)」があります。
国道138号(箱根裏街道)を南に進む。
「仙石原」の交差点を左に入ると
紅葉が美しい長安寺があります。
境内および裏山の林の中には五百羅漢が点在し、小京都のたたずまいが感じられます。
「仙石原」交差点から湿原通りへ進む。
道沿いに「箱根湿生花園」があります。
園内には日本の各地に点在している湿地帯の植物約200種をはじめ、草原や林、高山の植物約1,100種を見ることができます。
更に進み
突き当りを左折。道の左右に広大なススキの草原が広がります。
ススキの見頃は10月~。カエデの紅葉時期よりも少し前です。
強羅方面へ上っていきます。
勾配10%くらいあって結構キツイ。
コンクリドーナッツ!
ポーラ美術館が一旦のピーク
少し下がって
向山桜通りに突き当たり右折。
時間に余裕があって紅葉のタイミングが合えば「箱根美術館」まで足を伸ばすのも良い。
苔庭が美しく特に紅葉とのコントラストは箱根一との声も。
8%くらいの勾配で向山桜通りを上っていき
大涌谷小涌谷線に入る。
勾配は少し下がって6%くらい。
ケーブルカー早雲山駅の近くを通る。
視界が開けて高原らしい区間
左折して大涌谷へ。
モウモウと湯気が上がる大涌谷
振り返ると富士山の姿。
地球が生きて活動しているのを実感します。
名物黒玉子!1つ食べると7年寿命が伸びるそうです。(5個500円で売っていて1つでは買えません)

芦ノ湖~大観山~椿ライン

大涌谷から芦ノ湖・湖尻に下ります。
遊覧船のターミナル近くの「シチューとカレーの店 湖亭」はサイクリストフレンドリーなお店!サイクルラックは外と店内にもあり、サイクリストはドリンクと大盛りサービスを受けられます
お肉がホロホロ!シナモンかな?香辛料の香りも食欲をそそります!
湖畔に出て
遊覧船のターミナル裏の「箱根九頭竜の森セラピーロード」に進む
若干のアップダウンがあります。
九頭竜神社入り口
九頭竜神社は、芦ノ湖の九頭龍伝説を今に伝える龍神信仰の聖地。毎月13日の月次祭に龍神湖水の神事がおこなわれるそうです。
「箱根九頭竜の森セラピーロード」を抜けて

箱根園横を通過。
進んだ先の左手に「山のホテル」
山のホテルはツツジの名所として有名ですが紅葉や桜の季節も良い。庭から富士山が見えます。
湖面に建つ箱根神社の鳥居
元箱根の第一鳥居
湖岸に出れば湖上の鳥居と富士山を見ることができます。
箱根公園横を通り過ぎ
「箱根関所南」交差点を左折。
大観山まで上っていきます。
大観山手前の天閣台
ここからだと富士山が芦ノ湖の真後ろに見えます。
大観山へ
ここからは下り。
すぐにレダードームが見えてきます。
太平洋と真鶴半島がチラリ
途中の「椿台」
伊豆大島がうっすら見えます。
湯河原パークウェイからの道と合流。
そのまま進んでもよいのですが「オレンジライン」を通ってみました。
少し上り
トンネルを抜けて
下ります。
温泉街の一段高い位置を通ります。道の線形は良いのですが路面が少し荒れているところがありました。
新幹線の線路沿いに下って
湯河原駅方面へ
湯河原駅近くの「ちぼり湯河原スイーツファクトリー
ファクトリーアウトレット品がお買い得!一袋にいっぱい入っているので職場のお土産とかに最適
湯河原駅へ。

サイクル・スポーツ用品