林道湯之奥猪之頭線~白糸の滝~富士宮

下部温泉から林道湯之奥猪之頭線で富士山山麓に抜け、田貫湖~白糸の滝に寄り富士山本宮浅間大社へ走るサイクリングコース

コース概要
下部温泉から林道湯之奥猪之頭線で富士山山麓に抜け、田貫湖~白糸の滝に寄り富士山本宮浅間大社へ。
距離:60.2 km
獲得標高:1,338 m

下部温泉~田貫湖

下部温泉駅からスタート。
「ゆるキャン△」に登場した駅前のニュー梅月で「かくし最中」を購入。
メロディーブリッジを渡った先の
「しもべ黄金の足湯」でいただきました。最中の餡の中にレーズンが隠れています。
橋を渡り道に戻り
下部温泉街を抜けます。
右手に橋のある辺りを過ぎ、どんどん山の中へ進みます。
下部川に沿って上っていきます。
河原が広くなった場所を過ぎると
湯之奥集落が山中に唐突に現れます。
僅かな数の集落が急坂の石畳に沿って並ぶ。
坂の中ほどに建つ門西家住宅は江戸中期の建物で国の重要文化財。
かつて山のさらに奥に金山が有り、山中に鉱山従事者が多数集住していた名残です。
石畳を上りきった場所に神社
その神社の脇の道を上っていくと
元の林道に戻ります。
このあとは人家は一切ありません。
金山の案内看板。明治時代まで川で砂金がとれたそうです。
勾配は7%ぐらいからいったん10%くらいまで上がり
毛無山への登山口を過ぎるとまた7%くらいに下がります。
振り返れば南アルプスの山並み
湯之奥猪之頭トンネルを抜けると
富士山がバーンと目に飛び込んできます!
トンネル出口の橋の上からは富士山の裾野まで開けた抜群の眺望を楽しめます。
下っていくと
途中にパラグライダーのフライト場があり、多数のパラグライダーが富士山を眺めながら滑空を楽しんでいるのが見えます。
富士山をカーブの左右に見ながら下って行けて気持ち良い!
Y字路を右に進み
猪之頭集落を抜け
芝川を渡り
田貫湖方面へ左折。ここらへんの路面状態は悪い。
道を川の流れが横切っている「洗い越し」があります。
林を抜けると左手に湿原があります。
その名も「こだぬきしつげん」!木道が整備されています。
道を進むと
田貫湖畔に出ます。
湖越しに富士山!
歩道を少し上ると
「たぬき展望台」があります。
湖畔を時計回りにぐるっと周り
南西の端にある「休暇村富士」へ
レストランで食事ができます。カレーのライスはもちろん富士山型。
休暇村富士」前の展望台より。

白糸の滝~浅間大社

田貫湖から白糸の滝へ向かいます。
白糸の滝へ向かう歩道沿いにはお土産屋さんや飲食店が並んでいます。
「白糸の滝」手前の「音止めの滝」
お土産屋さんの脇から滝の近くに降りていけます。
「白糸の滝」高さ20m・幅200mの湾曲した絶壁から大小数百の滝が流れ落ちていて、絹糸を垂らしたように流れ落ちる優雅な様から、その名が付けられました。国の名勝及び天然記念物に指定されています。
富士宮市外方面へ進みます。
県道414号から途中で右斜に入り
潤井川と風祭川の合流地点あたりに出る。
道沿いの「お好み食堂 伊東」も「ゆるキャン△」に登場した店舗
「富士宮やきそば」や同じくご当地グルメの「しぐれ焼き」などを食べることができます。混んでいると待ち時間がかかります。
用水沿いに下っていって
富士富士宮線に入り
富士山本宮浅間大社 一之鳥居へ
一之鳥居の隣には静岡県富士山世界遺産センターがあります。
一之鳥居から200mほど北に進むとニ之鳥居
ニ之鳥居前には富士宮やきそばのお店が並んでいます。
ニ之鳥居から参道を北に進むと富士山本宮浅間大社。
全国に約1,300社ある浅間神社の総本社で富士山頂の奥宮はここのモノです。
本宮の本殿は徳川家康による造営で、「浅間造」という独特の神社建築様式であり、国の重要文化財に指定されています。社殿の上にさらに別の社殿が載った二階建ての特殊な建築様式。
境内の「湧玉池」は富士山の伏流水を水源とし、国の特別天然記念物に指定されています。
年間を通してほとんど増減なく毎日約30万t湧き出ていて常に満々と水をたたえています。
ここからの最寄り駅は富士宮駅。
富士宮駅から富士駅へは約10km
新富士駅まではさらに2kmほどです。