茂原~大原~野見金公園~うぐいすライン

茂原周辺の素掘りトンネルを巡り睦沢町を通っていすみ市の高秀牧場へ。いすみポッポの丘~万木城跡公園へ寄ってブラウンズフィールドのカフェで一休み。和泉浦に出て海沿いを大原海岸まで移動。小浜八幡神社~岩船地蔵尊と周って内陸に戻り野見金公園を経由してうぐいすラインでちはら台まで走るサイクリングコース

コース概要
茂原周辺の素掘りトンネルを巡り睦沢町を通っていすみ市の高秀牧場へ。いすみポッポの丘~万木城跡公園へ寄ってブラウンズフィールドのカフェで一休み。和泉浦に出て海沿いを大原海岸まで移動。小浜八幡神社~岩船地蔵尊と周って内陸に戻り野見金公園を経由してうぐいすラインでちはら台まで。
距離:122.4km
獲得標高:1,568m

茂原~ポッポの丘~大原

茂原駅からスタート
素掘りトンネルが点在している「押日」地区のある西北方向に進みます。
船着神社前で茂原街道から右手に入り
集落と丘陵の縁を進みます。
来光寺の手前を右に入って
民家の脇を入り
分岐を左に進む。(右に進んでも別の手掘りトンネルがあるようです)
後呂隧道という素掘りトンネルが現れます
周辺に点在している素掘りトンネルの中で一番幅と高さがあるようです
トンネルの上は竹林
トンネルの前後は低い丘陵に谷戸状に水田が入り組んでいる地形
田んぼの上部に進むと
ため池があります。
ため池から見下ろす田んぼ
丘陵を回り込み
隣の谷戸を下っていくと
民家の奥に
細田隧道があります
北側の断面は丸みを帯びていますが
南側の出口はエッジが立っていて「観音掘り」っぽくもある。
隧道を出た場所に八幡神社があります。周辺にはまだ数多く素掘り隧道があるようなのでまた再訪して記事を追加するかも
茂原街道に出て
少し戻って右に曲がり
豊田川を渡って左折
右に入って
茂原公園内を抜けていきます。
公園には池があり茂原弁財天が祀られています。
公園は桜の名所でもあり池には蓮の花も咲きます。
公園から南側の藻原寺へ抜ける
県道27号に入り南へ進みます。
丘陵の合間を縫うように進む
道沿いに「茂原ツインサーキット」があります。
長南町に入り
すぐを右折
進んでいくとなにやらこんもり盛り上がっている場所があるので寄ってみると
油殿古墳という古墳でした。
前方後円墳が2つ並んでいます。
築造時期は墳丘形態と埴輪壺から4世紀末もしくは5世紀初頭とのこと。
古墳の上に上がれます。
鍵穴みたいな形状
ここから東へ進み
坂を登っていくと
やけに縦長な隧道が見えてきます。
第二永井隧道 
当初は道の出入り口の地上面がもっと高く勾配がきつかったため道を掘り下げていってこんな形状になったのではないかと考察されています。ノッポの巨人が通る為のような独特のフォルムが印象的です。
南総広域農道に出て右折
睦沢町に入ります
「上ノ郷」交差点の角に「道の駅むつざわ つどいの郷
特産品の販売コーナーと
レストラン
温泉があります。
川沿いから
南側の丘陵地へ進む
いすみ市に入り
谷戸を進むと
「高秀牧場」の看板があるので右折
丘の上に上っていくと
広い牧草地と牛舎が見えてくる
牧場へ続く桜並木
春は絶対良いに違いない!
桜並木を抜けたところにチーズ工房とミルク工房があります。
ミルク工房でジェラートと
ミルクをいただきました
南側へ下っていきます。
田園地帯から
少し上って
トンネルを抜ける
平地に出たら右折
丘の上に鉄道車両が並んでいるのが見えてきます
ポッポの丘」という鉄道車両展示施設
地方の珍スポットだろうとナメてましたが予想を上回る充実ぶり!
鉄道だけじゃなくてモノレールやケーブルカーまである!

内部に入れる車両も多数
いすみ鉄道の車両はカフェTKGとして仕様。卵かけご飯、コーヒーやソフトクリームなどが食べられます。(運営会社の前身は養鶏業者)
千葉に縁のある車両が多いですが
丸ノ内線の車両なんかもあります。
特に感動したのがブルートレインの寝台車両。
上下2段の寝台がずらりと並ぶ光景は現代の日本とは思えません。
国鉄特急車両は後ろボディーがカットされてます。
東へ進み
左折して
万木城跡公園へ看板に従い右折
夷隅川を渡る
丘の上に城っぽいものが見えてきます。
まあ城と言うにはちょっとショボいですが
入り口を右折して
ググッと上る
城を模した展望台があります。
展望台からは360°周囲を見渡すことができます。
海も見えます。
夷隅川を渡る橋にお城の装飾
右折して県道153号に入り
少し進んで
再度右折して夷隅川の蛇行部へ進む
半自給自足的なスタイルを実践しているブラウンズフィールドへ寄っていきます。
薪窯で焼く酵母パンのお店「ACOUSTIC Bread and Coffee
パンめちゃ美味です
古民家カフェ「ライステラスカフェ」でコーヒータイム
ゆっくりとした時間が流れる素敵な場所です。
夷隅川を渡り
国道128号方面へ
外房線を越えて
国道128号から
海へ向かう
和泉浦に出ます
北側は太東岬
九十九里一宮大原自転車道に入ります
長い間砂に埋もれて走れたもんじゃなかったのですが2020年に再整備されたようで現在は走行可能。
波音を間近に聞きながら走る直線は爽快!
でも砂が堆積しない訳がないので良い状態を保つのは大変そう…
大原海岸手前で砂の堆積が著しくなったので一般道に戻りました。
大原海岸

岩船地蔵尊~野見金公園~うぐいすライン

大原海岸から岩船地蔵尊へ
漁港の奥の小浜八幡神社へ
南側は丹ヶ浦
大原漁港の奥に日在浦、和泉浦、太東崎が見えます。
南へ進み

「外房黒潮ライン」を少し走り
浪花駅入り口」信号を左折して岩船地蔵尊方面へ
 トンネルを抜けると海縁りに地蔵堂が見えてきます。
 岩船漁港の西側の海に突き出た岩場にある地蔵堂
岩船地蔵尊は、中納言藤原兼定が東国の衆生済度のため本尊と75座の神々をいただいての航海中に台風に遭い岩船の釣師海岸に漂着し、
朝になり風雨が静まると、船は大きな岩の船と化して海上に浮かび、また尊体安置を示唆する霊岩も同時に出現したので、兼貞卿はその奇瑞(ふしぎなめでたいしるし)に感じて里人と相談し、この地に堂を建立した。と伝えられています。
南に見えるママ岬
海沿いを進む

釣師海岸の展望スポット
「釣り師海岸の一体は、高さ60mほどのほぼ垂直に切り立った断崖であり、外房第一の外洋的景観を呈しています。またこの場所は75の神々の漂着地と伝えられており、岩船八幡神社の祭礼には今でも75座の神々を供応する神事が行われています。」
釣り師海岸の断崖絶壁、銚子の屏風ヶ浦に匹敵する景観です!
トンネルを抜けて
突き当りをを右に進み
「外房黒潮ライン」を右折
左に入って
外房線の踏切をわたり
外房線沿いを少し北へ進んで
左折して峠のトンネルを抜ける
下りでキョンに遭遇!
小型の鹿で房総で繁殖してしまっているようです。
ここにも農業用のため池。谷戸の奥にため池がありその下部に田んぼが広がっている風景を房総でよく見ます。
県道176号を北へ進む
県道176号が西へ方向を変える部分を手前で曲がってショートカット
県道176号で西へ進む
県道82号を右折

大多喜方面へ
国道465号を少し進み
夷隅川手前で右に入りいすみ鉄道の踏切を越える
県道27号を右折
小さな峠を越えます
「トーヨーカントリークラブ」入口を左折
短いが少し急な坂を上る
また一旦下り

山内ダムへの道を左に入ると
千葉三大ラーメンの一つ「アリランラーメン」のお店があります。(あとの2つは勝浦タンタンメンと竹岡式ラーメン)
濃い味だけど思ったほど辛くなかった。チャーシュー麺を頼んだので竹岡式ラーメンにも通じる味わい。
下っていって
県道148号に入ってすぐに「野見金公園」の看板を左折
上りになります。
二桁勾配の箇所もあります。
、標高180mの野見金山の丘陵地にある野見金公園
山頂付近にカフェもあります
梅、河津桜、ソメイヨシノ、紫陽花などが植えられていて四季折々の花が楽しめます。
スカイツリーが見えるとの触れ込みですが私はまだ見えたことがありません。
公園を越えると下りになります
県道171号を左折
鶴舞地区を通る
国道409号を横切って「うぐいすライン」に入ります
「うぐいすライン」はこの国道409号との交差点(原田交差点)から市原市荻作にある大仏通りとの交差点までの約13kmのワインディングロード
上下左右に適度なうねりがあるローディーやバイカーに人気のコースです
それなりにアップダウンがあるけど激坂は無い走って気持ちの良い道です

茂原街道に出ます。茂原街道は交通量が多い割に道幅にあまり余裕が無いので大仏通りや瓦窯通りを通ったほうが良いかもしれません。
右折してちはら台駅へ

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