コース概要
牛久沼の湖畔から小貝川自転車道で岡堰~福岡堰~小貝川ふれあい公園まで北上、下妻から東へ進みつくばりんりんロードに入って北条大池を周り小田城城址まで。つくば市街地からつくば万博記念公園~農研さくら通りと巡って牛久シャトーに立ち寄り牛久に戻る
距離:110.4km
獲得標高:479m
牛久~福岡堰~小貝川ふれあい公園(小貝川自転車道)
牛久駅からスタート
稲荷川を渡る
道なりに左へ曲がっていくと
稲荷川の堤の上に約100本の桜並木が伸びています
谷田川が牛久沼に流れ込む河口の橋を渡る
川岸のアヤメ園とカッパ像
牛久沼には多くの河童伝説が残されているそうで多数の河童像が川縁に佇んでいます
アヤメ園の横を通り
牛久沼に沿って南へ
根古屋橋を渡り
国道6号側道に入り進む
国道6号側道から離れて矢田川沿いを進み
幸谷橋で矢田川を渡り
文巻橋で小貝川を渡る
橋を渡った先を右折して
小貝川堤上の道に入ります
県道502号取手水海道自転車道線、通称「小貝川自転車道」。起点は北浦川の合流点から少し利根川寄りに架かる戸田井橋。
計画延長29.5
kmのうち、つくばみらい市杉下までと常総市の終点付近を合わせた計22.8
kmが整備済み
藤代スポーツセンター
対岸の伊丹水門路面状態は良好。フラットで自転車初心者でも走りやすい道です
前方に大きな堰が見えてきます
江戸時代初期の関東代官伊奈肥前守忠治による小貝川・鬼怒川分離工事の際に築かれた小貝川を横断する土堰を起源とする「岡堰」。伊奈氏は利根川東遷の大事業を成した人物。関東各所に伊奈、備前堀などの地名が残されています
岡堰中の島という小さな島が中洲にあります
島には堰止め工事に貢献したという逸話の残る間宮林蔵(生家がこの近所)の銅像があるほか、旧堰の遺構も保存されています。
中の島から見える岡堰水神岬公園
堤上を進むと川の中に桜の小島がぽっかり浮いているような風景。趣があります
次の稲豊橋の手前で堤を降りて
小貝川の左岸に渡る
左岸を遡っていきます
堤や河原を菜の花(カラシ菜)が彩ります
河口からの距離が表示されています
大和橋を過ぎて一般道に入って進み
福岡堰の堤に渡ります
小貝川と堰の間を流れる用水の堤には、1.8km、約550本もの桜(ソメイヨシノ)が並び、桜の名所となっています
用水にはカヌーを楽しむ人達。気持ち良さそう!
小貝川の対岸にも菜の花が咲いています
堤の左が小貝川、右が用水
北側の福岡堰近くには「福岡堰さくらまつり」時に屋台が並びます
「福岡堰」も江戸時代の伊奈忠治により建設された堰を起源とする
福岡堰の上を渡り小貝川右岸へ
ここらへんからさらに菜の花が両脇を埋め尽くします
小貝川の旧河道を利用して作られたへら釣り場がある吉野公園が左手に見える
左手に城のようなものが見えてきて
公園が現れます
「豊田城跡」の碑。ここらへんにお城が有ったとのこと。さきほど見えた城っぽい建物は天守閣を模した「常総市地域交流センター」。実際の豊田城には天守閣は無かったそうです。
堤が広くなった場所に「川の一里塚」
「上善若水」とあり新潟の日本酒を連想しましたが老子の言葉だそうです
グランドの桜並木を過ぎ大きく川がカーブ
筑波山も見えてきました
糸繰川の水門を過ぎて
小貝川ふれあい 公園に入る
堤には桜並木、土手の斜面に菜の花が咲いています
左手に変わった建物が見えてきます
この「ネイチャーセンター」は国蝶オオムラサキの姿をしているんです
かなり強烈な見た目の珍建築です
菜の花の黄色と桜のピンクが美しい
堤を下りて県道131号(下妻真壁線)を西へ進んだ場所に立つ洋館のようなレストラン「森の館」は映画「下妻物語」のロケ地です。
店内のフカキョンのサインの日付が2003年!
何故か北関東には洋館チックなチェーン店が複数存在しています。スパゲティは普通に美味しかったです。
つくばりんりんロード~北条大池~つくば万博記念公園~牛久シャトー
小貝川の堤に戻り
県道131号(下妻真壁線)で筑西市に入る筑波山に向かって進む
県道132号(赤浜上大島線)に入ってつくば方面へ
つくばの周辺では立派なお屋敷をけっこう見かける
山の姿がはっきり見えるとテンション上がる!
桜川を渡り
つくばりんりんロードに入りますりんりんロードは桜、桜、桜の桜並木の連続!
色鮮やかな桜の花に視界を埋め尽くされた空間を進みます
筑波駅跡のプラットホームを利用した休憩所
フォトスポット表示のある場所からの筑波山。全景がキレイに見渡せます
北条駅跡を過ぎて左に入り
北条大池へ
池の周りをぐるりと桜が取り囲む桜の名所です
散った桜の花びらが池に溜まってピンク色の水面
池の向こうには筑波山
周囲を一周して
りんりんロードに戻ります
ここらへんの桜のトンネルも見事!
竹林を抜けると
常陸小田駅跡この周辺は紅枝垂れが植えられています
小田城跡
小田城跡を過ぎてしばらくしたら、りんりんロードを離れ右折してつくば市街へ向かう
田んぼの中を突っ切り
桜川を渡る
国の重要文化財に指定されている大名主の館「大塚家住宅」が集落の中にあります
反町の森公園へ
調整池を囲むように桜が植えられ、花見を楽しむ人達で賑わっています
筑波大学内へ進み
シンボリックな塔の立つ松見公園へ
車道を立体交差でパスする構造は多摩ニュータウンと通じるものが有る
H2ロケットが見えてきたら
つくば市中央公園。池の向こうはつくばエキスポセンター。エキスポセンター内にはつくば科学万博のキャラクター「コスモ星丸」のロボットがいるらしい。
公園を抜けて
大学通りから
国道408号へ進み
エキスポ大通りを経由して
「西岡」交差点を左折
科学万博記念公園へ。写真は4方向から異なる顔が見える「科学の門」。4方向からそれぞれニュートン、ガリレイ、アルキメデス、エジソンの顔になるらしい
1985年開催の「つくば科学万博」の会場跡地に整備された公園
ここも桜の名所として市民に親しまれています
つくば万博記念公園から南へ出る
つくばは芝農家が多い土地。育てた芝はタイルシート状にされ出荷されていきます
つくば万博記念公園から南東へ進み
桜並木で有名なその名も「農林さくら通り」へ
全長約1.5kmの両側にソメイヨシノを主体に、ヤエザクラやヤマザクラなど500本もの桜がきれいな花を咲かせる
農研機構の前を通り
県道143号(谷田部牛久線)を経由して
「高崎自然の森」へ
見頃の桜もありましたが
「さくらの森」は遅咲きの八重桜、山桜が中心なのでソメイヨシノ満開時期ではまだ開花していませんでした。遅めの花見に良いかも。牛久に向かいます
常磐線を越えて駅の東側へ
牛久と言えば牛久大仏と並んで有名な牛久シャトー!
国指定重要文化財になっている日本で最初の本格的ワイン醸造場。1903年(明治36年)竣工
正面の切妻屋根の下にはこて絵で蜂とブドウが描かれています
通路を飾る半円状のアーチの「CHATEAU D.KAMIYA」は創業者神谷傳兵衛に由来
旧事務室、旧醗酵室、旧貯蔵庫の3棟が重要文化財に指定されています
敷地内に桜が植えられていてライトアップも行われるそうです
牛久シャトーから牛久駅までは700mほど
サイクル・スポーツ用品