日光~山王林道~川俣ダム~大笹牧場

日光駅からいろは坂を上って中禅寺湖~戦場ヶ原を横切り光徳牧場から山王林道に入る。鬼怒川沿いを下り川俣ダムに寄って、大笹牧場を経由して下今市まで下るサイクリングコース

コース概要
日光駅からいろは坂を上って中禅寺湖~戦場ヶ原を横切り光徳牧場から山王林道に入る。鬼怒川沿いを下り川俣ダムに寄って、大笹牧場を経由して下今市まで下る
距離:98.9km
獲得標高:2,811m

いろは坂~中禅寺湖~光徳牧場

東武日光駅からスタート
駅から東照宮まで5%ほどの上り勾配。道の両側に飲食店や旅館、土産物屋などが並びます。
特に湯葉、たまり漬けと水羊羹屋が多い
神橋の手前、日光金谷ホテルの入口の角にある日光物産商会は明治時代後期創業。国の登録有形文化財に指定されている社寺風建物です。1Fには金谷ホテルベーカリーが入っています。
聖地日光の表玄関を飾る「神橋(しんきょう)」を左手に見つつ大谷川を渡り突き当りを左折
その先は勾配は6~7%くらい
日光田母沢御用邸記念公園前を通過
朝食と昼食用に補陀洛本舗でゆばむすびを購入
上品なお味です
清滝方面へ直進
清滝の日光キリスト教会前を通過
清滝バイパスと合流して国道120号線を進む
この時点で標高744m
いろは坂入口となる「馬返」。道脇に公衆トイレがあります
大谷川を渡り右岸を上って行く。いろは坂は上り下り別の一方通行なので引き返すことはできません
いろは坂には、いろは歌になぞられた標識が各カーブに設置されています(上り20箇所、下り28箇所)。2023年にリニューアルされた看板には各文字に対応した栃木県や日光市に関連するイラストが書かれています。「い」は「いろは坂」の「い」
ぐんぐん高度を上げていきますがいろは坂は激坂ではありません。勾配は6~7%くらい
曲がりくねってはいますが箱根の駅伝コースを上ったことがある人なら問題なく上れます
男体山が見えるところには駐車スペースがあったりします
15番目のカーブはイチゴ
黒髪平展望台から
今走って来たいろは坂を見下ろす
ここからさらにいくつかコーナーを抜けると…
明智平駐車場とレストハウス、ロープウェイ乗り場が有ります。
トンネルを抜けて
中禅寺湖畔へ下って行きます
中禅寺湖畔では二荒山神社の大鳥居が出迎えてくれます
中禅寺湖畔を進む
二荒山神社中宮前を通り過ぎる。ここから男体山山頂まで登拝の道が伸びています
しばらく起伏の少ない道が続く
道の右手に金谷ホテル、左手にボートハウスが現れる
ログハウス風のコーヒーハウス「ユーコン」では大正時代のレシピを基に再現されたレトロな味わいのカレー「百年ライスカレー」が食べられます
菖蒲ヶ浜の手前で道は大きく右に曲がり湖畔から離れていきます
菖蒲ヶ浜にはキャンプ場と遊覧船発着場があります
さかなと森の観察園を通り過ぎて上って行くと
すぐに竜頭の滝の入口
竜頭の滝の上部を橋で渡る
上って行きます
戦場ヶ原入り口の赤沼茶屋。小田代ヶ原行のハイブリッドバスはここから出ています。
戦場ヶ原へ
戦場ヶ原中央の右手にある三本松園地
今回のコースはここを過ぎると食事ができる店は36km先までありませんのでお腹減りそうな方はエネルギー補給していきましょう
道を挟んで戦場ヶ原展望台があります
戦場ヶ原は、日光国立公園内標高約1,390mから1,400mにある日本有数の高層湿原。広さは400haに及ぶ。
男体山の神と赤城山の神が中禅寺湖を取り合ってこの地で戦ったという伝説が地名の由来
さらに進みます
右手に道に入って光徳牧場へ
ハルニレの林が広がります
左手に牧草地がありますが牛や馬などの飼育は現在行なっていません
売店でアイスクリームが食べられます
6月にはクリンソウが売店裏庭に美しく咲き誇ります。

山王林道~川俣ダム~大笹牧場

光徳牧場から山王林道へ進む
川俣まで21km
7~8%くらいの勾配で上っていきます
つづら折りを過ぎて
切り通しを抜けた所に
山王峠の入口があります。ここまで山王林道のゲートから約4km
ここから先は一気に下り!と思いきや
下っていきながらもちょこちょこ上り返しが挟まりしばらくは楽をさせてくれない
小さなトンネルを抜けると
まとまった下りになります
下り坂の途中に東屋と駐車スペース
日時計型の治山碑があります
小休止してゆばむすびを食べました
治山碑の先はつづら折りの下り
湯川橋の近くには西沢金山跡があるようですがスルーしました
橋から先でまた少し上り下りを繰り返してから
一気に下っていきます
ただし落石など有るので注意が必要
鬼怒川に架かる噴泉橋を渡ると
川俣温泉です
橋を渡り右折
道沿いに間欠泉展望台
足湯があります。訪れたときは間欠泉は吹き出ていませんでした
川俣温泉周辺には食事できるお店はありません
道なりに下っていきます
川俣大橋を渡る
鬼怒川が川俣ダムのダム湖「川俣湖」になっています
次の橋を渡った先の集落に
日帰り温泉施設「上人一休の湯」があります
瀬戸合トンネル手前を左に入り
駐車場に自転車を停め
遊歩道を進むと
ダム湖の先に
川俣ダムが見えてきます
堤体が大きく弧を描くアーチ式コンクリートダム
鬼怒川の最も上流に位置するダムです
工期が昭和32年から昭和41年。建設に9年かかってます
高さ117m。迫力あります!
ダム直下は瀬戸合峡と呼ばれる奥鬼怒の景勝地で遊歩道が整備され吊橋からは瀬戸合峡の深い渓谷とダム堤体を望むことができる
遊歩道を歩いて吊り橋まで行けるのですが、今回は行きませんでした
道を戻り瀬戸合トンネルを抜ける
川俣ダムからしばらく下った先でようやく営業している飲食店が現れます
土呂部方面に左折
土呂部川を渡って右折し
揚水発電のぶっといパイプが斜面にそそり立っています
進んでいくと黒部ダムが見えてきます

黒部ダムは1912年(大正元年)12月に竣工した重力式コンクリートダムで、発電専用ダムとしては当時日本最大級の規模を誇った。土木学会選奨土木遺産に選定されています。
1987年に大改修が行われ建設当初からは大分変容しているが、ダム背面の越流部に当初と同じスタイルで張石工が施されており独特の景観を保っている。
県道23号の角にある「栗山ふる里物産センター」
黒部ダムカレーがあるようです
郷土料理の「ばんだいもち」をいただきました。もち米でなく、うるち米をついて円盤状に丸めたお餅です。美味しかったですよ
県道169号に入って
大笹牧場へ上っていきます
5~6%の勾配で大笹牧場まで6.5kmくらい
視界がぱっと開ければ周りは牧草地
ほどなく牧場に着きます
面積362ヘクタールと全国屈指の広さを誇る大笹牧場内には、動物と一緒に遊べるふれあい施設、家族で楽しめるアスレチック、レストランなどが設けられている他、牛の乳搾りやバター作りの体験などが可能です
レストハウスの名物はジンギスカン!最大400人を収容できるジンギスカンハウスでは、自慢のやわらかい厚切り生ラムジンギスカンをはじめ、牛カルビ、とちぎ県産牛ロース、豚ロースなどの焼肉メニューを楽しめます
軽食として、日光名物のゆばを使用したゆばうどん・そばやカレーなども食べられます。
もちろん牧場のソフトクリームと牛乳も!
各種肉串などもあります
県道245号(栗山今市線)を進み
一気に下っていきます
道が細いので対向車に注意

小百川小休戸砂防堰堤
山から水田の広がる里に下りてきました
県道245号を突っ切り
国道121号に出て
大谷川を渡る
国道119号(日光街道)を左折
道の駅 日光 日光街道ニコニコ本陣」が道沿いにあるので
上がる前にお土産を買ったり飲食・休憩ができます
下今市駅へ
下今市駅は改札内から転車台とSL等の車庫を見に行けます

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