龍勢祭り~秩父華厳の滝

秩父ミューズパークのイチョウ並木から吉田へ向かい、10月の第二日曜日に椋神社例大祭に奉納する神事として、代々伝承されてきた農民による手作りロケット「龍勢」を観る。さらに天空の楽校、秩父華厳の滝を巡るサイクリングコース

コース概要
秩父ミューズパークのイチョウ並木から吉田へ向かい、10月の第二日曜日に椋神社例大祭に奉納する神事として、代々伝承されてきた農民による手作りロケット「龍勢」を観る。さらに天空の楽校、秩父華厳の滝を巡る
距離:44.9km
獲得標高:948m

西武秩父駅~椋神社(龍勢祭り会場)

西武秩父駅からスタート
隣駅の御花畑駅には立ち食いそば屋さん2軒が至近距離で鎬を削っています
朝7時半からやっているのでここで朝食を取って出発
アゴだしの効いた甘めのツユが美味しい。両店とも夕方に寄ろうとしても閉まってます
レトロな町並みの番場通りを進み
秩父神社の前を左折して
国道299号に出る
「秩父駅入口」信号を左折
秩父公園橋を渡る
左手後方に武甲山がよく見えます
丘の上の秩父ミューズパークへ上っていきます
7~8%くらいの勾配がありますが道幅に余裕があり路面状態も良いので走りやすい
梅園を過ぎて勾配が緩くなった場所に「旅立ちの丘」展望台があります
定番の卒業ソング「旅立ちの日に」が秩父の影森中学校で誕生したことを記念して建てられたそうです。先端のステージでは、影森中学校の生徒によるコーラス が流れます。
映える展望台として人気
秩父ハープ橋と秩父市街の向こう側に武甲山が見えます
ミューズパーク中央にのびるイチョウ並木は紅葉の名所。龍勢祭りの時期に見頃になることもあります
ミューズパークを通り抜け県道209号(小鹿野影森停車場線)に出て
小鹿野側へ下っていきます
突き当りを小鹿野市街地方向へ右折
皆野方面へ右折
県道43号(皆野荒川線)から
国道299号に出て赤平川を渡り
右折して県道283号(下小鹿野吉田線)に入る
「龍勢祭り」が行われる吉田方面へ進む
小鹿野町から再び秩父市へ入る
歩道橋の手前を右に入ると「龍勢祭り」当日は駐車場になっているので自転車を駐輪して徒歩で会場へ向かいます。(駐車場は他にも数か所設定されています)
吉田川を渡り椋神社へ
少し上った小高い場所に椋神社は鎮座しています
奥多摩・秩父方面でよく見られるオオカミの狛犬

神社の北側の斜面に
農民による手作りロケット「龍勢」の発射櫓が設置されています
櫓の近くは有料観覧席ですが無料エリアからでも座って発射を見ることができます
うまく打ち上がるものだけではなく
発射後すぐに四散してしまったりうまく打ち上がらないものもありました
上空で破裂してから色とりどりの煙や落下傘などが空を舞い降ります
パラグライダーが出てくるものもあり弧を描きながらゆっくりと降下していました

天空の楽校~秩父華厳の滝~西武秩父駅

椋神社から県道284号(下日野沢東門平吉田線)へ進む
阿熊川沿いを上っていきます
大きな岩の傍らに「天狗の岩」の看板
少しづつ急な箇所も出てきますが全体としてはそれほどキツい上りではありません
皆野町に入る
右手にショートカットできそうな林道がありましたがキツそうなので無視
ヘアピンカーブを曲がって阿熊川から離れていきます
視界が開けてきて
見晴らしの良い場所に東屋があります
地域の伝統行事の説明看板。秩父地方は独自の伝統文化が色々ありますね
武甲山が見えます
東屋から少し下った場所にある「天空のおやき」
おやきの中は秩父名物しゃくしな漬。お母さんが一人で切り盛りしているようです。
こちらのお家も龍勢の担い手!白雲流だそうで使用済の龍勢が置いてありました。お母さんにお話も聞けてた良かったです
さらにもうちょい上っていくと
元分校校舎を再利用したカフェ「天空の楽校
県道284号の最高地点にありここも見晴らしが良い
名物のチマキ
そしてこのテラス席からも龍勢が見えるのです!
ちょっと遠いけど「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」的楽しみ方ができます
ここからは下り
道沿いの高札跡。この山奥も昔から集落が有ったんですね

下って行って東屋の有る分岐を左に入ると
橋の上に出て
空滝大不動尊が現れます
なんか視線がおかしい
沢沿いの道を下ると
秩父華厳の滝が見えてきます
滝の近くに遊歩道が有るので滝壺の近くまで行けます(滝壺に入るのは禁止)
日光の華厳の滝と比べれば小さいですが10数mは高さがあります
滝の下には茶屋があります
日野沢川沿いを下り
秩父方面へ右折
県道44号(秩父児玉線)を進む
赤平川を渡り秩父市へ入る
前方に武甲山が見えてきます
特徴的な姿の斜張橋・秩父橋
その隣の旧秩父橋は遊歩道になっていて
秩父出身の岡田麿里さんが脚本を担当した秩父を舞台としたアニメ作品「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」「心が叫びたがっているんだ」「空の青さを知る人よ」のキャラが描かれたマンホールが設置されています。「あの花」ではクライマックスで龍勢が登場しました。
秩父橋を渡って秩父市街へ
番場通りに戻ってきました
長らく廃店舗だった番場通りを代表する看板建築「小池煙草店」がカフェとしてリノベーションされました
宿泊もできるようです
本物の昭和レトロ
名物メニューは酒桝きな粉ティラミス。季節メニューもあります
すぐ近くにもう一つの代表的な看板建築「パリー食堂」もあります
西武秩父駅へ
帰る前に味噌ポテトをパクリ!

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