秩父札所サイクル巡礼1(一番~二十五番)

西国三十三所、坂東三十三所とともに日本百観音に数えらる秩父札所三十四観音霊場。1巡約100kmの巡礼道を2回に分けて自転車で巡る。1回目は一番札所から二十五番札所まで

コース概要
西国三十三所、坂東三十三所とともに日本百観音に数えらる秩父札所三十四観音霊場。1巡約100kmの巡礼道を2回に分けて自転車で巡る。1回目は一番札所から二十五番札所まで。
二十六番から三十四番はこちら
距離:50.2km
獲得標高:801m
スタートする前に秩父札所サイクル巡礼に登録しましょう!各札所に設置してあるQRコードを読み取っていくとコバトンのデジタルスタンプを獲得でき、コンプリートすると秩父札所連合会よりサイクル先達認定を受けることができます。

一番~十二番札所

西武秩父駅からスタート
国道140号を長瀞方面に進み
右折して県道82号に入る
道沿いに案内が出ています
左手に札所の建物が見えてきて
右手の「旅籠一番」という門前宿を通り過ぎ
左手奥に札所一番・四萬部寺の門があります
門をくぐり正面に本堂、右手奥に施食殿、右手前に納経所
納経所の前にサイクル巡礼のQRコードが掲示されています。他の札所も納経所付近に掲示してあることが多いのでまずは納経所付近をチェックしましょう
四萬部寺の名は、性空上人の弟子幻通が四万部の仏典を読経して経塚を築いた、と伝えられる事に由来する

「本堂は三間四面」という建築形式は最もポピュラーな札所の形。母屋の間口が三間(約5.5m)で母屋の東西南北の四面ともに庇が廻っている形状。ここはその基本形に加えて正面に唐破風の向拝を配しその上に千鳥破風が載っている
向拝正面に龍
正面の欄間の左右に「極楽之図」と
「地獄之図」が彫られているので見落とさないように!
「三千女」の銘が入った奉納額絵は、秩父の提灯屋のおかみさん・浅賀三千子さんが1988年から25年かけて描いたもので、三十四ヶ所すべてに奉納されています。西国・坂東・秩父の百観音霊場を扱った浮世絵の揃物で江戸時代に霊場巡りのガイドブックとして人気を博した「観音霊験記」を元にして描かれているそうです
方形内陣の上に八角輪蔵を納めた
毎年8月24日にこのお堂で大施餓鬼会が行われ、古くから関東三大施食の一つとして知られている
来た道を少し戻って札所2番の案内看板の道に入る
本日一番の上り坂。最高勾配20%越え
170mほど標高を獲得した先に
札所二番・真福寺
16世紀初期に秩父札所の34ヶ所目として加わり三十三ヶ所、坂東三十三ヶ所と合わせて日本百観音と数えるようになった。(それ以前は秩父も三十三ヶ所)

焼失した以前の観音堂は南向五間半四面だそうですから一回り大きいサイズだったようです
ここは無人になっていて納経所は下った先
角に「二番納経所 光明寺」の表示あり
光明寺
QRコードは納経所脇にあります
横瀬川を渡る
札所三番・常泉寺

観音堂は明治三年、秩父神社の薬師堂を移築したもの
龍の彫刻を施した向拝の海老虹梁が見事!
向かって右側の納経所前にQRコードはあります
巡礼古道の看板に従って進むと
なにやら曰くが伝わる「お止めばし」で
横瀬川を渡ります
札所四番・金昌寺
仁王門の手前左に駐輪場。そこにQRコードもあります
大わらじがかけられた立派な仁王門
二階部分に石仏が並んでいるのが見えます
「石仏の寺」として知られて、境内には1300余体の石仏が並ぶ
天明3年(1783年)に始まる大飢饉などの死者の供養のために、古仙登嶽和尚が発願したもので、かつては3800体程あったといわれる

ここは破風のないシンプルな方形の御堂ですが欄間には鳳凰や動物の彫刻が施されています
胸を露わにした子育て観音(慈母観音)が秩父札所の名所の一つとして人気がある。
観音堂の右奥に奥の院へ通じる道が延びていて
六角堂のさらに奥に進むと
三波川帯の蛇紋岩と秩父盆地の礫岩層との「不整合」が見られる崖に奥の院が鎮座しています。2つの地層の間には約5000万年~約7000万年もの時間の隔たりがある
石仏群は秩父盆地の西隅でとれた「岩殿沢石)」でつくられており、多くの人の手で運ばれたもので「功徳石」と呼ばれた
武甲山へ向かって進むと
札所五番 ・語歌堂
小ぶりな仁王門を備える。QRコードは仁王門の脇にあります
「観音霊験記」にある和歌談義の場になって語歌堂と名付けられた
さらに武甲山に向かって進み
寺坂棚田の脇を通り過ぎる
札所六番・卜雲寺
階段を上った灯篭の脇にQRコードはあります
卜雲寺本堂への急坂の途中にたたずむ「ねがい地蔵」は、子育て延命地蔵として厚く信仰され、また子授け、入試合格、大願成就を願う人からも信仰を集めている
札所七番・法長寺
QRコードは山門左手前脇
法長寺の本堂は、かの平賀源内が設計したとされ、秩父札所の中で一番の大きさを誇る
牛伏堂といわれるのは諸説あるが、一説には牛が伏して動かなくなり、去った後から十一面観音像があらわれたことに由来する、ともいわれている。

札所八番・西善寺
本堂の前に立つコミネカエデの木は推定樹齢約500年とされ、寺のシンボルとなっており、埼玉県の天然記念物として指定も受けている
QRコードは正面左側
札所九番・明智寺
六角形の御堂。安産・子育ての観世音菩薩として知られ1月16日と8月16日の縁日には女性の参詣者でにぎわう
納経所の前にQRコード
国道299号を下り
羊山公園の角を右に入る
札所十番・大慈寺
大慈寺の本堂には、寄木造りの地蔵菩薩像や金銅仏の子育て観音がある。そのため、安産祈願の寺として、第9番札所とともに多くの女性が参詣に訪れている。
QRコードは本堂左側
アニメ映画「心が叫びたがってるんだ。」の舞台となっていて、お守り・アニメグッズ(絵馬など)があります
国道299号を少し下りると
札所十一番 ・常楽寺

西側に視界が開け秩父市街を一望できる位置にあります

当寺は、元は天台宗であったため元三大師をまつってあり、毎年1月3日には厄除け元三大師の縁日が開かれる。
QRコードは本堂手前
札所十二番・野坂寺
山門に風変わりな木像が収められている
なんか独特

QRコードは納経所前

十三番~二十五番札所

札所十三番・慈眼寺は秩父市街の中心部、御花畑駅のすぐそば
観音堂手前右側の木の脇にQRコードはあります
立派な唐破風付きの観音堂
内陣には「あめ薬飾」と呼ばれ親しまれる薬師如来像が祀られており、目の健康にご利益があるといわれている
秩父のローカルデパート「八尾デパート」の交差点から今宮神社へ
いったん今宮神社を通り過ぎて
札所十四番 今宮坊へ
江戸時代、今宮坊が別当としてこの観音堂と八大権現社(現今宮神社)を管理していたが、明治初年の神仏分離令と修験道廃止によって、今宮神社は分離された
QRコードは納経所の前
今宮神社にも寄っていきます
今宮坊と今宮神社は元は神仏混合である秩父の修験道の中心的な存在でした
修験道の開基・役小角(役の行者)を祀る祠があります
番場通りを横切り
札所十五番へ
踏切を渡った先に
札所十五番・少林寺
    QRコードは納経所前に無く
山門脇付近。ちょっとわかりにくい場所
番場通りから秩父神社前へ
秩父神社前の広場にある2011年に放映されたアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のキャラクター「めんま」。後に同番組スタッフにより制作された秩父を舞台とした映画「空の青さを知る人よ」「心が叫びたがってるんだ。」とあわせて「秩父三部作」として知られ、その舞台として聖地巡礼に秩父に訪れる観光客も多い
荒川方面へ進む
秩父公園橋が見える
札所十六番・西光寺
QRコードは山門手前左
山門をくぐると正面に宝永7年(1710年)に建てられた本堂があり、右手には四国八十八所霊場の本尊模刻が並ぶ回廊堂が建っている。
この回廊を巡ると、四国八十八箇所を巡るのと同等の功徳を得るというチートが付与されるそうな

回廊堂の手前にある小さなお堂「札堂」は室町時代の様式で建立されており、秩父札所が成立した当初の姿を伝えている
秩父札所最古の遺構
柱にはかつて巡礼する人達が木製の納札を打ちつけた釘や釘の跡が数多く残っている
小路の奥まった場所にある札所十七番
札所十七番・定林寺
観音堂は吹放しの回廊をとりまわし、正面の欄間の左右の花鳥図透かし彫りが美しい
「長享二年(1488年・室町時代)秩父札所番付」には、当時は定林寺が札所一番であったこと、また秩父札所は三十三ヶ寺であったことが記されている。
創建時は秩父大宮妙見宮(秩父神社)の近くにあったため、妙見宮をお参りしてから札所巡りをはじめた、といわれている。江戸時代後期に現在の場所に移された
「あの花」の重要な舞台のひとつ。お守り・アニメグッズ(絵馬など)があります
QRコードは納経所脇にあります
じんたんのキャラマンホールもありました
国道140号に面した札所十八番
札所十八番・神門寺
観音堂は、方三間と規模は大きくないが、建物本体の大きさに比べて屋根の張り出しが非常に大きく、また唐破風向拝も規模が大きいため重厚な印象を受ける
QRコードは納経所の側面
札所十九番 飛渕山 龍石寺
龍石寺は、巨大な一枚岩の上に建っており、境内のところどころに岩盤が露出しているのが特徴

本堂に向かって左手の小堂は三途婆堂となっており、三途の川の渡し守りで有名な奪衣婆とその兄とされる閻魔大王、なで仏で知られる賓頭盧尊者の三尊が祭られています
QRコードは納経所前
旧秩父橋を渡る
ここにもキャラマンホールが散りばめられています

少し上る
札所二十番・岩之上堂
見事な欄間彫刻が施されています
QRコードは納経所の前
荒川と武甲山を見渡せます
札所二十一番・観音寺
観音寺の本尊である像高30センチの聖観音は大正12年の火災の際に、火の難を逃れたため、火よけ観音さまと呼ばれ信仰されている
QRコードは納経所の前

札所二十二番・童子堂
茅葺きの仁王門に大きな目を見開いた無邪気な表情が印象的な童子仁王とも呼ばれる金剛力士が安置されている
観音堂は、江戸中期の華麗な建築で、正面の唐戸には風神雷神、迦陵頻伽(かりょうびんが)の浮彫りを見ることが出来る

QRコードは正面左
秩父ミューズパーク方面へ左折
札所二番以来のヒルクライム
上っていくと梅園が有ります
秋は梅園の奥に少し進むと紅葉が綺麗です
梅園の向かいの駐車場の先に札所二十三番があります
札所二十三番・音楽寺
QRコードは納経所の前
観音堂はそこから階段を上る
音楽寺の名の由来は、秩父札所を開創した十三人権者がこの山の松風の音をきいた時、菩薩の奏でる音楽と感じたからと言われている

音楽の成功を志す人が願掛けに訪れる場所でもあります
観音堂の裏手の竹林を登ったところに「十三権者の石仏」があります
秩父札所を開創した十三人権者といっても菩薩とか権現とかと実在の人物が入り乱れており史実ではなく伝説のレベル
眺めの良い丘の上の石仏たち
下って
荒川上流方面へ進む
札所二十四番・法泉寺
116段の急な石段を登る
法泉寺の観音堂は、仁王門をも兼ねている非常に珍しい構造となっており、建物正面の三間のうち、左右の部分を壁で仕切り、前面に格子窓をつけ、内部に金剛力士を安置している
お堂の向かいに荒川~武甲山を見渡せる休憩所が有ります
ここにQRコードがあります
階段を下る景色も良い
巴川橋を横目に通り過ぎる
まず仁王門が有って
一般道を挟んでその先に観音堂
札所二十五番・久昌寺
秩父観音霊場草創の話として、西国札所二十七番 書写山圓教寺を開いた性空上人が従者を従え秩父札所を巡った時、夢で閻魔大王に遭い、石の通行手形を授けられた、と伝えられている
観音堂の背後は土堤になっていて、土堤の向こうは弁天池。池に沿って行くと、竹林の中に本堂や弁天堂などがある
QRコードは納経所の前
荒川を渡って
西武秩父駅へ

サイクル・スポーツ用品