コース概要
陸奥国一宮・鹽竈神社から松島~奥松島と巡り石巻まで
距離:65.9km
獲得標高:741m
塩釜~松島
塩釜駅からスタート
陸奥国一宮・鹽竈神社へ
平安時代から記録がある古社で名前の通り製塩を現地の人々に教えたとされる神が祀られている(起源は奈良時代以前と伝わる)
伊達家の崇敬が厚く、歴代藩主は大神主を務めた。石の大鳥居には寛文三年(1663年)の日付と第4代藩主・伊達綱村の幼名「松平亀千代」が刻まれています
表参道石鳥居は国指定重要文化財。「陸奥国一宮」の扁額は、姫路藩主酒井忠以の筆によるもの
202段の石階段を上る
本殿・拝殿・四足門(唐門)・廻廊・随神門以下14棟も重要文化財
現社殿は元禄8年(1695)から9年の歳月をかけ宝永元年(1704)に竣功
唐門をくぐった先の
正面に左右宮(鹿島・香取の神)が南向きに建ち
右手に主祭神たる塩土老翁神(製塩を伝えた神)を祀る別宮が松島湾を背に西向きに立っています
この別とはメインに対するサブやセカンドという2番目の意味ではなく、特別(スペシャル)な社と言う意味でこちらが元来の主祭神
表参道石鳥居は国指定重要文化財。「陸奥国一宮」の扁額は、姫路藩主酒井忠以の筆によるもの
202段の石階段を上る
本殿・拝殿・四足門(唐門)・廻廊・随神門以下14棟も重要文化財
現社殿は元禄8年(1695)から9年の歳月をかけ宝永元年(1704)に竣功
唐門をくぐった先の
正面に左右宮(鹿島・香取の神)が南向きに建ち
右手に主祭神たる塩土老翁神(製塩を伝えた神)を祀る別宮が松島湾を背に西向きに立っています
この別とはメインに対するサブやセカンドという2番目の意味ではなく、特別(スペシャル)な社と言う意味でこちらが元来の主祭神
伊勢神宮と同じく二十年毎の式年遷宮(社殿の建て替えや修理をし更新する制度)が定められていて、平成23年に第18回式年遷宮が行われた
また同一境内にもう1社・志波彦神社(しわひこじんじゃ)が鎮座している
江戸時代に仙台藩御用の大阪の米商人から寄進された御影石の大灯篭
石階段を下りて本町通りを進むと
明治初期に建てられた旅館の建物の向かいに
鹽竈神社の境外末社「御釜神社」が鎮座しています
この場所は古来「甫出の浜」と呼ばれた浜辺で、御祭神により伝えられた製塩が行われた所と伝わっている
「塩竈」と言う地名の由来となった鹽竈神社の神器「神竈」を安置しています
また毎年7月には鹽竈神社例祭の神饌を調進する特殊神事「藻塩焼神事」が行われます
松島へ向かいます
瑞鳳ヶ丘
リアス式海岸に浮かぶ無数の島が見えてきます
手すりも柵やロープもないので足を滑らせれば海に落ちます
一番突端もわずかに隙間が空いているのがなかなアドベンチャー感がある
見渡すとそれぞれの島に松が生えている姿がまさに松島
すぐを左折
松島四大観の一つ幽観・扇谷へ
松島湾の入り江が扇のように浮かんで見えることから扇谷と呼びます
海岸線に公園が広がり
重要文化財に指定されている鎌倉時代の石碑なども残っています
中世には「奥州の高野」と呼ばれ、供養塔や岩窟が点在する霊場だったそうです
国道45号から県道144号に入り
「西行戻しの松公園」へ
丘の上に上って行きます
西行法師が諸国行脚の折り、松の大木の下で出会った童子と禅問答をして敗れ、松島行きをあきらめたという由来の地
見晴らし抜群のカフェ「カフェ ル・ロマン」があるので寄って行きましょう
ちょっと日立駅っぽい
松林の向こうに松島湾を眺める絶好の展望スポット。春は桜の名所
下って行って円通院・瑞巌寺へ
今に伝わる桃山文化(桃山建築)の本堂などの国宝建築を含む伽藍は、伊達政宗の造営によるもの。瑞巌寺も仙台藩の歴代藩主である伊達氏が大神主となって保護し隆盛を極めた
室内は撮影禁止なので写真はありませんが金箔をふんだんに使った障壁画(精巧な復元模写)の本堂室内空間は絢爛豪華きらびやかで必見です
石階段を下りて本町通りを進むと
明治初期に建てられた旅館の建物の向かいに
鹽竈神社の境外末社「御釜神社」が鎮座しています
この場所は古来「甫出の浜」と呼ばれた浜辺で、御祭神により伝えられた製塩が行われた所と伝わっている
「塩竈」と言う地名の由来となった鹽竈神社の神器「神竈」を安置しています
また毎年7月には鹽竈神社例祭の神饌を調進する特殊神事「藻塩焼神事」が行われます
松島へ向かいます
国道45号に入る
陸前浜田駅前を過ぎて右折瑞鳳ヶ丘
リアス式海岸に浮かぶ無数の島が見えてきます
先に進むと「天然の桟橋 ”馬の背”」
約250メートルほどヒョロ~っと海に突き出た天然の桟橋手すりも柵やロープもないので足を滑らせれば海に落ちます
一番突端もわずかに隙間が空いているのがなかなアドベンチャー感がある
見渡すとそれぞれの島に松が生えている姿がまさに松島
付け根に戻って
国道45号を進む
松島町に入ってすぐを左折
松島四大観の一つ幽観・扇谷へ
松島湾の入り江が扇のように浮かんで見えることから扇谷と呼びます
海岸線に公園が広がり
赤い欄干の渡月橋を渡って雄島へ
神社や重要文化財に指定されている鎌倉時代の石碑なども残っています
中世には「奥州の高野」と呼ばれ、供養塔や岩窟が点在する霊場だったそうです
国道45号から県道144号に入り
「西行戻しの松公園」へ
丘の上に上って行きます
西行法師が諸国行脚の折り、松の大木の下で出会った童子と禅問答をして敗れ、松島行きをあきらめたという由来の地
見晴らし抜群のカフェ「カフェ ル・ロマン」があるので寄って行きましょう
ちょっと日立駅っぽい
松林の向こうに松島湾を眺める絶好の展望スポット。春は桜の名所
下って行って円通院・瑞巌寺へ
2つのお寺は隣り合っています(拝観料は別々に必要)
まずは瑞巌寺へ今に伝わる桃山文化(桃山建築)の本堂などの国宝建築を含む伽藍は、伊達政宗の造営によるもの。瑞巌寺も仙台藩の歴代藩主である伊達氏が大神主となって保護し隆盛を極めた
室内は撮影禁止なので写真はありませんが金箔をふんだんに使った障壁画(精巧な復元模写)の本堂室内空間は絢爛豪華きらびやかで必見です
またオリジナルの障壁画と伊達政宗甲冑倚像が宝物館に展示されているのでこちらも絶対に寄った方が良いです。この像は伊達政宗の十七回忌に当たり、夫人陽徳院が京都に注文して制作した像ということで政宗の実像に近いんじゃないかと思われます。渡辺謙には似ていませんがけっこうカッコイイかも
続いて円通院
ここはお庭が良い!
石庭や
苔の庭
奥に伊達政宗の孫・光宗の霊廟「三慧殿」があります
支倉常長がヨーロッパから伝えた西洋文化の影響が強く、 厨子の右扉の内部には日本最古といわれる西洋バラが描かれています。クローバー、ハート、ダイヤ、スペード模様も織り込まれていると解説看板にありましたがそこらへんは微妙
境内にバラ園もあります
また境内に元台湾総督の李登輝さん夫妻の句碑があります。芭蕉の奥の細道を旅したそうです
李登輝さんは司馬遼太郎と日本語で対談するなど親日家として有名でした
国道45号から県道27号に入り奥松島へ
ドン曇りで冴えない写真になってしまいましたが白砂の美しい海岸です
天気が良い日に海岸線を走ったら気持ち良いこと間違いなし
奥松島とも呼ばれる松島湾最大の島、宮戸島へ入る
松島湾を逆側から見渡せます
稲ヶ崎公園へ 唐戸島の海蝕洞が見える
相見台方面へ
潜ヶ浦漁港脇の未舗装路へ進むと
素掘りトンネルが現れます
その先は大鮫浦。かつて第146震洋隊基地があった場所
大鮫浦、小鮫浦、畳石浦の三つの入り江には、震洋を隠す格納庫とされる横穴が10カ所以上あり、長いもので約50メートル。1本は入り江を貫通するそうです
鳴瀬大橋を渡る
成瀬川を海へと下る
野蒜築港跡。明治11年オランダ人技師の設計によって、日本最大の貿易港として工事を進めたが、開港後台風によって崩壊し「幻の港」となった
北上運河沿いに
ブルーインパルス基地上空訓練の予定はHPに載っているので、訓練時間を狙って見学に来るのも良いでしょう
立ち枯れた木が並ぶ
3.11の津波の痕跡でしょう
県道240号を進む 石巻南浜津波復興祈念公園
その公園の向かいに
石巻市震災遺構 門脇小学校があります
石巻駅へ
石巻は石ノ森章太郎さんの故郷。時間がなく寄れませんでしたが石ノ森萬画館もあります
石庭や
苔の庭
奥に伊達政宗の孫・光宗の霊廟「三慧殿」があります
支倉常長がヨーロッパから伝えた西洋文化の影響が強く、 厨子の右扉の内部には日本最古といわれる西洋バラが描かれています。クローバー、ハート、ダイヤ、スペード模様も織り込まれていると解説看板にありましたがそこらへんは微妙
境内にバラ園もあります
また境内に元台湾総督の李登輝さん夫妻の句碑があります。芭蕉の奥の細道を旅したそうです
李登輝さんは司馬遼太郎と日本語で対談するなど親日家として有名でした
国道45号から県道27号に入り奥松島へ
奥松島~石巻
宮戸島へ向かいます
東松島市に入る
右折して東名運河を渡り
野蒜海岸へドン曇りで冴えない写真になってしまいましたが白砂の美しい海岸です
天気が良い日に海岸線を走ったら気持ち良いこと間違いなし
奥松島とも呼ばれる松島湾最大の島、宮戸島へ入る
松島四大観 壮観・大高森への遊歩道入口
徒歩で登ります松島湾を逆側から見渡せます
野蒜海岸も見える
稲ヶ崎公園へ 唐戸島の海蝕洞が見える
月浜海岸
隣の大浜海岸
潜ケ浦方面へ進む相見台方面へ
潜ヶ浦漁港脇の未舗装路へ進むと
素掘りトンネルが現れます
その先は大鮫浦。かつて第146震洋隊基地があった場所
大鮫浦、小鮫浦、畳石浦の三つの入り江には、震洋を隠す格納庫とされる横穴が10カ所以上あり、長いもので約50メートル。1本は入り江を貫通するそうです
宮戸島から
野蒜海岸を抜け
鳴瀬川を遡り鳴瀬大橋を渡る
成瀬川を海へと下る
野蒜築港跡。明治11年オランダ人技師の設計によって、日本最大の貿易港として工事を進めたが、開港後台風によって崩壊し「幻の港」となった
北上運河沿いに
震災復興・伝承みやぎルートの自転車道が整備されています
左手に航空自衛隊 松島基地が見えます
ブルーインパルスの拠点ブルーインパルス基地上空訓練の予定はHPに載っているので、訓練時間を狙って見学に来るのも良いでしょう
立ち枯れた木が並ぶ
3.11の津波の痕跡でしょう
県道240号を進む 石巻南浜津波復興祈念公園
その公園の向かいに
石巻市震災遺構 門脇小学校があります
石巻駅へ
石巻は石ノ森章太郎さんの故郷。時間がなく寄れませんでしたが石ノ森萬画館もあります
サイクル・スポーツ用品