奥利根ダム巡り

水上駅を起点に利根川上流・奥利根の藤原ダム~須田貝ダム~八木沢ダム~奈良俣ダムを巡り、照葉峡に立ち寄るサイクリングコース

コース概要
水上駅を起点に利根川上流・奥利根の藤原ダム~須田貝ダム~八木沢ダム~奈良俣ダムを巡り、照葉峡に立ち寄る
距離:74.1km
獲得標高:1,715m

水上駅~藤原ダム~須田貝ダム~八木沢ダム

水上駅からスタート
駅の北側の広場に蒸気機関車D51 745号機(SL)が展示されていて
転車台が有ります
道なりに進んで
国道291号に合流
閉鎖された大穴スキー場の看板を過ぎて
上越線を跨ぐ
尾瀬・宝川方向へ右折
県道63号(奥利根ゆけむり街道)を進む
短いスノーシェッドを抜けた先に
堤高33mの発電用ダム・小森ダムがあります
ダムに近づけないんであまり良く見えませんね
小森ダムから藤原ダムにかけては4~5%くらいの上り勾配
道の先に藤原ダムが見えてきます

県道63号(奥利根ゆけむり街道)は堤体の上を通ります。ダムカードがもらえる管理事務所は直進して左側
1947年のカスリーン台風による利根川氾濫を受け治水のために計画された利根川上流3ダムのうち最初に建築されたダムで1959年に竣工
ダム湖は藤原湖と呼ばれ、奥利根湖(矢木沢ダム)・洞元湖(須田貝ダム)と共に奥利根三湖を形成する
堤高95m堤頂長230mの重力式コンクリートダム
藤原湖の脇を通り
武尊トンネルを抜けると
少し下ります
宝台樹スキー場の入口を通り過ぎ
藤原湖西岸からの道と合流する
上り基調になり湯の小屋方面に進む
下の左の道を進むと宝川温泉。ここの露天風呂は大きくて一度入る価値はあります。以前は昔ながらの混浴で女性は入りづらいとの声もありましたが現在は男女とも湯浴み着の着用が義務付けられているそうです。映画[「テルマエロマエ」のロケ地にもなった名湯です。
水上高原スキーリゾート・水上藤原スキー場のベースとなる集落を抜けて
八木沢方面へ左折
分岐から1kmほどで発電所の前に出ます
その脇に須田貝ダムのフォトフレーム
須田貝ダムは藤原湖の上流にあり、利根川本流と支流、楢俣川の合流点に日本で最初に造られた地下発電所のための発電専用ダム
堤高72 mの重力式コンクリートダムです
ここから先は
八木沢ダム専用道路
利根川のさらなる上流部へ向かいます
7%くらいの勾配で上って行きます
入り口はコンクリで成形してあるが
途中から素掘りになるトンネル
緑、黄、赤と様々な色が織り成す山肌の紅葉
利根川を横目に上って行きます
巨大なアーチ式コンクリートダムが見えてきます
堤高131m、利根川水系最大級の規模を誇る多目的ダム・八木沢ダムです
堤上へ上って行きます
この巨大水路からスキージャンプのように放水を行う年に一度の点検放水は春の風物詩!見学は有料チケット制です

ダム湖は奥利根湖
総貯水容量は204,300,000トン。首都圏の水がめとして利根川上流ダム群の筆頭格
地形模型
利根川の最上部・最奥部のダムです

アーチ状の堤体
直下に発電所が見えます
来た道を戻ります
奥利根ゆけむり街道に戻って
森の茶屋で昼食

奈良俣ダム~照葉峡~水上駅

奈良俣ダムへ向かいます
前方に158 m、八木沢ダムを越える高さの奈良俣ダムが見えてきます
ダム下の広場

利根川水系のダム経路図が描かれています

奈良俣ダムは1991年に完成した比較的新しいロックフィル式の多目的ダム
堤体の脇を遊歩道が整備されているので堤上まで歩いていくこともできます
積み重ねられた岩が城壁の様で美しい
奥利根ゆけむり街道を進み
奈良俣ダム入口を左折
5%くらいの上り
トンネルを抜け
突き当りを左折
奈良俣ダムサイトに飲食・売店「奈良俣サービスセンター」があります
軽食コーナーでは、藤原ダム、八木沢ダム、奈良俣ダムの形を模したダムカレーが食べられます
この石が折り重なっている姿が良いっすなー
奥利根ゆけむり街道まで戻ります
そのまま奥利根ゆけむり街道を進み
紅葉の名所・照葉峡を散策
さらに進めば坤六峠を越えて尾瀬に出ますが、今回はここで引き返して水上へ
帰りは川沿いの車線を走るので
渓流の様子が良く見えます
奈良俣ダム下を通り過ぎる
水上藤原郵便局の手前を右折
少し上る
藤原トンネルを抜ける
トンネルを抜けると下り
ヤマザキショップ(Yショップ)阿部商店で小森ダムのダムカードが入手できます


サイクル・スポーツ用品