渡良瀬バルーンレース周辺ポタリング

毎年渡良瀬遊水地周辺で開催されるバルーンレース。金曜日から日曜日にかけて早朝、午後計5レース行われます。午前と午後のレースの合間やどちらかのレースの前後にポタリング可能な周辺スポットを紹介します

コース概要
毎年渡良瀬遊水地周辺で開催されるバルーンレース。金曜日から日曜日にかけて早朝、午後計5レース行われます。午前と午後のレースの合間やどちらかのレースの前後にポタリング可能な周辺スポットを紹介します

渡良瀬遊水地周辺

渡良瀬遊水地

渡良瀬バルーンレースのメイン会場は藤岡渡良瀬運動公園。最寄り駅は藤岡駅
朝のレースは6時50分開始。夜明け直後にスタートします
12月の渡良瀬は早朝氷点下になることもザラ
防寒はしっかりしていきましょう
風が強いと中止になるので早起きして午前からレースを見に行くことをおすすめします(午後は風が吹きやすく中止になる確率が高い)
遊水地全体が霧に包まれることもあります
メイン会場から一斉に離陸するパターンと周辺からメイン会場に集結してマーカーを落とすパターンがあります


富士山も空気が澄んでいればけっこう見えます



メイン会場から飛び去った着陸地点へ行くと
バルーンを畳んで
其々のチームがトラックやワゴンに収納していく姿も見ることができます
朝のレースは8時50分まで。午後は2時半からなので(日曜日は午前のみ)2レース見るならば周辺をポタリングして時間調整
一番手軽なポタリングスポットは4県の県境にまたがる日本最大級の遊水地・渡良瀬遊水地
谷中湖以外の 渡良瀬遊水地はほとんどを広大なヨシ原が占めています。2012年(平成24年)に特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約「ラムサール条約」の登録湿地になりました。
コウノトリも遊水地に住んでいます
渡良瀬遊水地内の調整池・谷中湖はハート型をしていて
湖を3分する湖上の道を走ることができます
ここらへんは県境が入り組んでいる場所で堤上を進んでいくと埼玉、栃木、群馬の県境が次々と現れます
「道の駅かぞわたらせ」。三県の境が交わる場所・三県境への道案内が表示されています
三県境はかつては渡良瀬川の中に位置していましたが、明治から大正にかけての河川改修により渡良瀬川の河道が変わり、現在の水路の位置になりました

野木町

渡良瀬遊水地に隣接した野木町に煉瓦窯があるのでここの見学もおすすめです
真ん中から煙突を突き出した正多角形のレンガ造りの建物
これは明治以降全国各地に作られた「ホフマン窯(ホフマン式輪窯)」という赤煉瓦を焼成するための窯で、4基しか現存していない貴重な近代化産業遺産です
「生レンガ搬入」「乾燥・予熱」「焼成」「冷却」「搬出」を環状に窯を移動しながら行い、連続して煉瓦を製造できる構造になっています。「 野木町煉瓦窯」はドーナッツ状に16の窯が配され、2窯ずつ「焼成」していました
窯の内部に生の煉瓦を積み重ね、上部からコークスを入れて焼成します。窯の上部にはコークスを投げ入れる口の蓋が並び内周と外周にコークスを運搬する荷車が走るレールが敷かれています。
焼成で発生した煙は中央の煙突に導かれて排出される構造です
埼玉県深谷市にもホフマン窯「日本煉瓦製造株式会社ホフマン輪窯6号窯」があり窯の内部を見学できます。ただし建物全体が建屋に覆われているので外観はほとんど見ることができません。
日本煉瓦製造株式会社のレンガは東京駅駅舎や迎賓館赤坂離宮に使用されています。その縁で深谷駅は東京駅を模した形をしています。日本煉瓦製造株式会社の設立には渋沢栄一が深くかかわっています

古河

野木町の南側の古河は日光街道の宿場町であり城下町。武家屋敷や建ち並ぶ蔵など歴史を感じさせる町並みが残っています

佐野~館林~飯倉

佐野

早朝のバルーンレースの後、朝メシを佐野にラーメンを食べに行くのもアリ。佐野ラーメンは青竹打ちの少しデコボコした平麺が特徴
11時半開店の店が多いが「手打ち佐野ラーメン 佐野屋」は朝9時から営業してます
佐野と言えば関東三大厄除け大師のひとつ「佐野厄除け大師」が有名
ただし川崎大師のような大規模な門前町があるわけでもなく、地方の大きめのお寺といった感じ
境内には多数の佐野ブランドキャラクター「さのまる」が!佐野らーめんのお椀の笠をかぶり、腰にはいもフライの剣を差し、前髪は麺で出来ています
この蕎麦も佐野名物の大根蕎麦
2022年のとちぎ国体では、佐野市がラグビーの会場になったそうです
また境内には足尾鉱毒の害を明治天皇に直訴しようとしたことで有名な田中正造の墓があります

佐野市内に田中正造の生家もあります。渡良瀬遊水地は足尾鉱山の鉱毒を沈殿させ無害化することを目的に作られました
佐野厄除け大師から8kmほど北西の出流原弁天池は一部では「栃木のモネの池」とか「関東版モネの池」と呼ばれているそうな
環境省が認定する日本名水百選の一つ。透明度が高いとてもきれいな湧水池です
バルーンレースの時期に訪れたらちょうど紅葉が見頃でした
池のほとりの涌釜神社

池の名前の由来の磯山弁財天は山の中腹にあります
楼門をくぐり石段を上る

 境内では弁財天の化身とされる蛇の石像が随所に見られます
弁天堂は眺望豊かな三層楼の舞台作り。現在の本殿は鎌倉時代に再建されたもので、釘を使わない「かけつくり」
裾の池や佐野市街を見渡せます

館林

多々良沼(たたらぬま)は、群馬県館林市と邑楽町にまたがる沼
冬になると白鳥が飛来する。また、渡良瀬からコウノトリがここまで来ることもあるそうです
沼に突き出る形で位置する浮島弁財天は、太平記ゆかりの地
鎌倉幕府滅亡後、北条家縁の者が夢のお告げに従いこの地に移り北条家代々の守り神たる江の島弁財天を勧請したと伝わっています
多々良沼から6kmほどの場所にある茂林寺は分福茶釜の寺として知られる
山門間の参道では21体の狸の像が参拝客を迎えてくれます

個性豊かな楽しい面々
館林駅前にも
タヌキたちの姿
館林も城下町
門や塀の一部が復元されています
公開されている武家屋敷もあります
またここにも田中正造関連施設がありました
館林城址からも近いつつじが岡公園は館林を代表する観光地
約1万株のつつじが植えられている公園ですが紅葉もなかなか良い
アニメ「宇宙よりも遠い場所」の舞台としても知られています
毎年4月中旬から5月中旬に開催される「つつじまつり」の時期に訪れれば公園全体がツツジの花に彩られている姿を見ることができます

板倉

4㎞ほど東にある板倉町の雷電神社は関東一円、特に利根川中上流域に点在する雷電神社の総本宮で、創建は聖徳太子と伝わる
延宝2年(1674年)には上州館林藩主・徳川綱吉公の命により社殿の大改修が行われ、以後、徳川三ツ葉葵の紋章の使用を許されています
本殿の彫刻が見事なのでお参りの際はグルっと周囲を見ていきましょう
境内の八幡宮稲荷神社は群馬県内現在最古の木造建築で国指定重要文化財
社殿の北側には社務所があり、なまずの銅像「なまずさん」が祭られていて
なまずさんをなでると地震をよけて“自信”が湧き出る御利益もあるとか
もちろんなでました
ナマズ料理を食べられるお店も鳥居の前に2軒あります
食べてみたらくせのない上品な白身魚の天ぷらでした
雷電神社から南東に3㎞ほどの場所に鎮座する高鳥天満宮
こちらの社殿も江戸時代に建てられたもの
ここの彫刻も一見の価値があります

羽生~さきたま古墳公園

利根川を渡ったすぐの場所にある「道の駅 童謡のふる里・おおとね」
「たなばたさま」「野菊」を始め、数多くの童謡を残した 作曲家下總皖一のふる里ということで「童謡のふる里」と称しているそうです
道の駅の売店にずらりと並んだ羽生市や加須市(旧騎西町)鴻巣市(旧川里町などを含む県北地域のローカルフード「いがまんじゅう」と
「塩あんびん」
羽生水郷公園向かいのキヤッセ羽生にも売られています
いがまんじゅうはまんじゅうを赤飯で包んだ素朴なお菓子。一方、「塩あんびん」は、一見普通の大福のようだが、全く甘くない大福
いがまんじゅうはいがまんちゃんという羽生市のキャラクターになってます
NHK朝ドラ「らんまん」にも登場したムジナモ(牧野富太郎博士によって発見)の自生地が羽生市内にあり、保護・栽培活動をおこなっていることから「ムジナモん」というキャラもいます
羽生水郷公園は園内に「ムジナモの自生地」が所在し、菖蒲田・修景池などの水を取り入れた施設を中心に整備されています。敷地内にさいたま水族館もあります
水郷公園すぐ近くの関越自動車道「羽生 パーキングエリア (上り)」は
池波正太郎の時代小説「鬼平犯科帳」の舞台である「江戸」の町並みを再現したコンセプトPA「鬼平江戸処」
作中のお店をモデルにした飲食店・メニューが楽しめます

軍鶏鍋屋の「五鉄」は人形町の鶏料理の名店「玉ひで」が担当。トロトロ親子丼が美味しい!(玉ひでは羽田空港にもお店があります)
ちょっとしたオープンセットのようです
古代蓮の里から
自転車道を通り
さきたま古墳公園へ
ここでも行田のローカルフード「フライ」と「ゼリーフライ」お店が出てました
フライはクレープ状
ゼリーフライはコロッケ状のB級グルメです
古墳公園の向かいはさいたまの語源となったといわれる前玉(さきたま)神社
神社隣の和菓子屋さんでもいがまんじゅうと塩あんびんを売ってます

下妻~不動峠~常陸風土記の丘

2022年は午後に強烈な西風が吹いたので風下の東へ向かって走りました
下妻の砂沼
小貝川ふれあい公園には
巨大なオオムラサキの姿をしたネイチャーセンターがあります
珍建築好きは是非見にいってほしい!
筑波みちの北条へ出て
北条大池の脇を通り
筑波の定番ヒルクライムコース不動峠へ
不動峠からフルーツラインを経由して「常陸風土記の丘」へ

ここの「日本一の獅子頭」も珍スポット好きは外せない!
獅子頭の中に入れます
看板建築の並ぶ石岡へ

みかも山~太平山~栃木市

バルーンレース会場から北西に7kmほどの距離にある「道の駅みかも」
ここでも佐野ラーメンが食べられます
道を挟んだ先がみかも山公園。万葉集に「「下毛(しもつけ)の美可母(みかも)の山の小楢(こなら)のすま麗(ぐは)し兒(こ)ろは誰(た)が笥(け)か持たむ」と読まれた三毳山に整備された栃木県内最大の都市公園
公園内は自転車乗り入れ禁止なので歩いて登ります
けっこう勾配ある!
見晴らしの良い東屋の先に
「関東富士見百景」に選ばれた富士見台の入口
途中に三毳山七石のひとつ「天狗岩」があります

その先に展望台
この先に富士山が見えるはずでしたがこの日は霞んで見えませんでした
関東平野を広々と見渡すことができます
東屋に戻って逆側へ進むと三毳山七石のひとつ「硯岩」
弘法大師がこの硯を使って龍の字を書き、降雨祈願をしたという。空海の伝説は日本全国至る所にありますね
階段を登って行くと
三毳神社
一直線に参道を下る
なかなかの急斜面

途中ここにも三毳七石「日本武尊の足跡石」
たしかに足の形に見える。巨人サイズですが
北北東に進み
特徴的な形の岩船山の脇を通って
岩船山の北側の「ぶどう通り」を進む
山と平地の境一面にブドウ畑が広がっています

太平山方面の看板を左折
標高差200mほどのプチヒルクライム
勾配もキツくありません
上杉謙信が北条氏康と和議を結んだ際に訪れたという「謙信平」
ここも関東の富士見百選
謙信平周辺に太平山三大名物「玉子焼き、団子、焼き鳥」を出すお店が数軒営業しています。玉子焼きがデカい
眺めの良い場所で美味しいものが食べられる幸せよ
謙信平から徒歩で少し上った場所に
太平山神社があります
神社の前からは栃木市街方面を見渡せます
随神門の前を通り太平山遊覧道路を下って行く
永野川を渡り市街地に入る
栃木市立文学館。大正10年に当時の栃木町の役場庁舎として建てられた旧栃木町役場庁舎
巴波川沿いに出れば
川に面して建てられた蔵造の町並みが広がる
このビジュアルは川越に負けてない!
観光船乗り場が有ります
市内の良い味出してる銭湯
明治2(1869)年創業の北関東最古の写真店「片岡写真館」。栃木市の町並みはこちらでも紹介しています

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