浜名湖一周(ハマイチ)

浜名湖を一周する「ハマイチ」(三ケ日・猪鼻湖ショートカットver.)

コース概要
浜名湖を一周する「ハマイチ」(三ケ日・猪鼻湖ショートカットver.)
距離:57.5km
獲得標高:499m

弁天島~気賀

東海道本線弁天島駅からスタート
弁天島は浜名湖が海とつながっている今切口の対岸。大鳥居の奥に見える浜名大橋の向こうは太平洋です。浜名湖は海水と淡水が混ざり合った汽水湖ですが、ここら辺は実質海です
浜名湖周辺は「ゆるキャン△」の舞台になった場所。静岡県もゆるキャン△を観光キャンペーンに積極的に活用しているのであちこちでポスターを見かけます
ハマイチの標準的な走り方は反時計回り。左手に湖を感じながら走ります
弁天島からすぐの場所にある渚園キャンプ場
「ゆるキャン△」作中で志摩リンが泊った場所ということもありここの売店のゆるキャン△グッズの充実ぶりはすごい!作中に出てきた美味しそうなハンバーグとかも売ってます
渚園の先は
中の島大橋と浜名湖大橋
湖上の吹きっさらしなので風が強いときは難所となる場合もあるようです
浜名湖と言えばウナギのイメージが強いですが、ウナギの養殖は付近の養殖池で行われていて浜名湖では牡蠣や海苔が養殖されています
浜名湖ガーデンパークの横を通り過ぎて
道なりに右へ曲がり
少し走ると
左側に「浜名湖周遊自転車道」の入口表示があるので自転車道に入る
静岡県道379号浜名湖周遊自転車道線は弁天島から三ケ日まで整備されています
水際を進む
湖面が近いので道に水がかぶっている個所もあります
舘山寺地区に入って
右に少し入った場所にある和菓子屋さん「しず花」
期間限定の「いちごの雫」は整理券が配られるほどの人気商品。昼前に寄ったら当然売り切れでしたがキンカン大福を購入しました
舘山寺サンビーチ
ビーチの先には赤い欄干の橋と観音像
旧制浜松中学校の浜名湖大遠泳がかつては恒例行事だったとのこと
行き止まりに愛宕神社の鳥居があり
隣に舘山寺参道の階段があります
階段を上った一段高い場所に鎮座する舘山寺
浜名湖と観覧車、ロープウェイが見渡せます
舘山寺の御本尊は虚空地蔵菩薩ですが鎮守として神仏習合の火防の神様・秋葉三尺坊大権現も祀られています
白狐に乗った烏天狗またはガルーダという姿がユニーク
隣は愛宕神社
門前にはウナギ屋さんがずらりと並ぶ
いただきます!
浜松のユルキャラ「出世大名家康くん」と「出世法師直虎ちゃん」。井伊家の本拠地・井伊谷は奥浜名湖・気賀の北東4㎞ほどの場所

観覧車の足元を進み
ロープウェイ乗り場の前を通り過ぎる
県道320号に出て進む
「幸せの星のアーチ」。恋人の聖地的なスポットらしい
道路の青矢羽根に従い左折
少し上りになります。道路標示に従い進めば大体大丈夫なんですが
ここ!ここを右に入るサインを見逃しやすいので注意!!
大したことはありませんがここは少し峠っぽいかも
下って行って
表示に従い左に入る
湖畔の自転車道になります
ここら辺になると海から湖になった感じがします
再び県道320号を少し走り
また自転車道へ
唐洲崎マリーナ
「みをつくし橋」の看板
赤いアーチ橋が「みをつくし橋」
橋の入口に乗っかっているのが
「みをつくし」をデザインしたもの。「みをつくし」の詳細は後ほど
奥浜名湖サイクリングコースのシンボルとして平成元年に造られた自転車専用の橋
ハマイチコースは渡った先を左折ですが、右へ進み
水路沿いに進むと
気賀関所に出ます
気賀には姫街道(東海道の脇街道)が通っていて、東海道の新居関所の裏番所として関所が設けられていました。(現在の建物は、1990年に復元された建物。元の場所は600メートルほど北東)
いわゆる「入鉄砲に出女」を厳格に取り締まる重要な関所だったそうです
本番所や向番所には等身大の関守等の人形が置かれており、往時の様子を再現しています
踏切を越えて気賀駅へ
無人駅ですが中華料理店が駅舎に入ってます
気賀駅本屋、上屋及びプラットホームが国の登録有形文化財に登録されています

特に木製で組まれた上屋が良い味出しています
姫街道の町・気賀では毎年3月の最終1土曜日に当時の絢爛豪華な姫様の道中行列を再現した「姫様道中」が行われています
あと多分大河ドラマの影響で井伊直虎も推されてます
駅の向かいには大判焼きの藤田屋
これは食べるしかないでしょ

佐久目~弁天島

自転車道に戻り
都田川から浜名湖に出て
水路を渡った先に
遠江八景「細江帰帆」の看板。ここら辺は一般的には引佐細江と呼び親しまれてきました
看板の通りの風景が目の前に広がる
湖に突き出ている杭が「みをつくし」。通行する船が浅瀬に乗り上げないように、水脈の深い所を知らせるために立てた標識
「遠近(とほつあふみ) 引佐細江(いなさほそえ)の みをつくし 我(あれ)を頼めて あさましものを」 と万葉集に歌われた風景です
自転車道の柵に姫様道中のデザイン
国道362号(姫街道)に出てしばらく進み
「寸座」信号を左折
天浜線の踏切を渡って
国道362号に戻るとすぐに
浜名湖佐久米駅の前に出ます
浜名湖佐久米駅には冬にゆりかもめが飛来し、駅を賑わかせます
駅に併設されている喫茶店「かとれあ」では、パンの耳を販売しており、かもめへの餌付け体験もできます。カモメにはかっぱえびせんも有効
駅のトイレは牛の形
ウナギもいました
東名高速をくぐり
天浜線の踏切を再び渡り
湖畔を走る
三ケ日青年の家の先で左側の細い道に入るのだがここがわかりにくい
この細い道に入ります
三ケ日駅方面に行くには右折ですが
この日は時間の都合で直進。三ケ日・猪鼻湖ゾーンはカットしました
赤い新瀬戸橋をくぐり
瀬戸橋を渡る
右手に猪鼻湖神社が見えます
国道301号に入り進む
天浜線の高架をくぐり
知波田を過ぎると浜名湖湖畔から離れます
湖西市側は湖畔から離れるので正直あまり見どころはありません
鷲津の「浜名湖れんが館」。明治時代に造られた製紙工場の倉庫の建物
東海道本線と並行して走り
新幹線高架をくぐった先を
左に入ると
新居関所跡があります
新居関所は「入鉄砲と出女」に対し厳しく取り締まりを行う上で、約100年間幕府直轄として最高の警備体制が敷かれた特に重要な関所
関所廃止後も小学校校舎、旧新居町役場として利用され面番所などの建物が残され、主要街道の関所建物としては、唯一現存する建物です
こちらも屋内に人形が展示されています
当然関所の前は東海道
浜名橋を渡る

太平洋岸自転車道のルートとの重複区間
西浜名橋を渡り
弁天島に戻ってきました
夕陽を待つ人たちがベストポジションで準備しています
1月弁天島から鳥居に沈む夕日を眺めることができます

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