コース概要
田沢湖駅から田沢湖に出て湖畔を一周。玉川沿いを遡り秋扇湖の水没林、玉川ダムを巡り玉川温泉まで
距離：66.6km
獲得標高：1,194m
田沢湖一周
田沢湖駅からスタート
田沢湖駅の２階に
仙北市「森戸遺跡の展示室」が設置されていて
仙北市の田沢湖地域にある、縄文時代の潟前遺跡と黒倉遺跡から出土した遺物等を展示しています。入場無料。土偶は無いけど結構な数の縄文土器が見られます
国道341号に出て田沢湖に向かう
玉川沿いから
左折して橋を渡り田沢湖のゲートをくぐる
田沢湖畔に突き当たり半時計周りで一周します（約20km)
田沢湖の水はコバルトブルーですが、これは玉川から流入する酸性水に含まれる微細なアルミニウムによるもの。1940年に玉川の水を引き入れる前は透明な水だったそうです
湖畔に樹齢300年の「蓬莱の松」
「姫観音」
玉川の酸性の水を田沢湖に導入し貯水ダムとしたため、田沢湖の多くの魚が死滅しました。滅びゆく魚と湖神たつこ姫の慰霊のために建てられた観音像
「姫観音」建っている脇を玉川からの水が勢いよく流れ込んでいます
水路の上流には田沢湖発電所
湖を1/4週位した場所に鎮座する御座石神社
御座石神社という社名は、慶安3年（1650年）に秋田藩主佐竹義隆公が田沢湖を遊覧した際、腰をかけて休んだことに由来します。
地元の娘が龍になり田沢湖の主になったという辰子姫伝説が伝えられています
コバルトブルーの美しい水面。（酸性のため魚の住めない湖になってしまったわけですが）
鳥居の近くに立つ「七種木（なないろき）」
「雨乞い石を守るために、松、杉、桜、槐、えごの木、榛の木、梨の七種類の木が一株から自然に生えたものといわれています。」
たつこが飲んで龍となった「潟頭の霊泉」
さらに1/4周ほど進み
スタート地点から半周・対岸の湖中に建つ「たつこ象」
田沢湖のシンボルです
たつこ像のすぐ隣にある漢槎宮「浮木（うきき）神社」は縁結びのパワースポットだそうです
たつこ像から1kmほど進んだ場所に共生木群生地が有ります
御座石神社の七種木と同様に様々な種類の木が1つにまとまっている共生木たちが見られます
菜の花畑の先に
駐車場と茶屋
その奥に「田沢湖クニマス未来館」
クニマスは田沢湖の固有種でしたが、玉川の酸性水を導入したことにより田沢湖では絶滅しました。しかし平成22年に山梨県西湖で発見されこの施設で飼育・展示されています。
敷地内にポケ蓋があります
旧潟分校へ
小さな峠を越える
昭和49年に廃校となっていた分校が修復され、「思い出の潟分校」として公開されています
田沢湖キャンプ場の前を過ぎると
遊覧船乗り場が見えてくる
バス乗り場とレストハウス
秋扇湖水没林～玉川ダム～玉川温泉
国道341号に出て玉川を上流へ遡る
カリヨンの鐘展望台
ここも当然青い湖面
ダム湖には宝仙湖という名前が付けられています
現在主流となっている技術の様ですが一般人にはちょっとピンとこないですね
徐々に勾配が上がって行きます
コンクリートアーチ橋が見えて
新玉川温泉入口の分岐を通り過ぎる
次来るときにはゴザを持参せねば
玉川温泉には通常の旅館・ホテル営業の旅館部と長期滞在の湯治客用の自炊部があります。今回は自炊部の4畳半・テレビ無しの部屋に泊りました（安いので）
自炊部屋、自炊客用食堂、食材も売っている売店が有ります
旅館部の食堂の朝夕食付の自炊部宿泊プランを利用しました。バイキングで肉か魚のメインを1品チョイス。きりたんぽ鍋もいただきました。
サイクル・スポーツ用品