新尾道駅からスタートして尾道から渡船で向島へ。向島から今治までしまなみ海道を走ります。
距離:97.7km
獲得標高: 1,069 m
東京~尾道
東京駅22:00発のサンライズ瀬戸・出雲で岡山へ出発
シングル個室はベッド幅。片側の壁に小物が置ける棚。棚側の壁にコンセントが一つ。棚無し側の壁に目覚まし時計、常夜灯・室内灯、ヒーターのスイッチ、NHKラジオとヘッドホンジャック。プラスチックコップと浴衣(丈短め)、スリッパ、ハンガーが部屋に備わっている。
4時半頃、大阪駅。揺れるし、走行音するし、ぐっすりは眠れません。
ガッツリ寝たい人は耳栓を持っていくと良い。ノイズキャンセリングイヤフォンもおすすめ。
朝6:27に岡山駅着。サンライズ出雲と瀬戸が切り離されます。
6:53発のこだま725号で新尾道へ。レールスターという東日本では見ない車両。
普通自由席もひじ掛け付きの4列シートでした。
岡山駅で「桃太郎祭りずし」を購入して車内で朝食として食べる。
7:24新尾道駅着。
尾道
新尾道駅の東側の道・県道363号を通り15分ほどで尾道市街へ。
尾道は坂の町
映画「転校生」のロケ地として有名な御袖天満宮。尾美としのりと小林聡美が転がり落ちた階段。
尾道は猫の町でもあります。
商店街
尾道から向島に渡船で移動
渡船は3系統あります。福本渡船は大人60円、尾道渡船・向島運航は大人100円。いずれも自転車は+10円。頻繁に往復しているのでダイヤとかは気にする必要ありません。
向島
数分で最初の島・向島に到着。尾道で寄り道していたのでこの時点で9時15分くらい。
渡船を降りてすぐの場所にある映画「あした」のロケセット
まずはフェリー乗り場から国道317号に出るために南に走り出します。
と、言いつつすぐにおばちゃんのイラストが描かれた「住田製パン所」が現れる。
なんと創業大正5年!建物は明治2年の建築!昔懐かしい素朴なパンです。
さらに少し進むと現れる倉庫のような建物は「後藤飲料水工業所」
ラムネやミルクセーキなどレトロなオリジナル飲料を製造している工場で、その場で冷えたのを飲むことができます。
国道317号~県道377号と道なりに西へ。しまなみ海道のサイクリングコースのメインルートには青いラインが引いてあります。
海に突き当たって左折すると赤い向島大橋が目に入ってくる。
橋を渡ると映画「男たちの大和」のロケ地にもなった岩子島
さらに進むと因島大橋が見えてきて、因島大橋を臨む休憩所が有ります。
因島大橋をくぐる。
橋入口の案内看板が有るので左折して因島大橋へ。
アプローチ道路は勾配3%と緩く、体力に自信のない人でも走れる設計になっています。
しまなみ海道の他の橋も勾配3%です。
因島大橋は2層になっていて自転車は車道の下を走ります。
橋を渡ると映画「男たちの大和」のロケ地にもなった岩子島
さらに進むと因島大橋が見えてきて、因島大橋を臨む休憩所が有ります。
因島大橋をくぐる。
橋入口の案内看板が有るので左折して因島大橋へ。
アプローチ道路は勾配3%と緩く、体力に自信のない人でも走れる設計になっています。
しまなみ海道の他の橋も勾配3%です。
因島大橋は2層になっていて自転車は車道の下を走ります。
因島
因島に上陸。振り返って今渡った因島大橋を見る。
橋の付け根の展望広場
眼下に大浜崎灯台が見えるので行ってみた
1894年(明治27年)5月15日より点灯され現在まで活躍している大浜崎灯台。因島大橋がかかる海峡を「布刈(めかり)瀬戸」と言い、古くから交通の要所として数多くの船舶が行き来しています。
3つの塔が象徴的な「灯台記念館」(旧大浜埼船舶通航潮流信号所)は、船に潮流の情報などをを知らせるため1910年(明治43年)4月に建築されたものです(1954年(昭和29年)4月業務停止)。
この建物は木造のものとして現存しているのは国内ではここだけで、土木学会選出の選奨土木遺産(2005年度)および広島県指定重要文化財(2011年)にも選定されています。
灯台の足元にある小さな浜の検潮所。水がメチャクチャ綺麗!!
隣接する因島アメニティ公園にはなぜか白い恐竜
島の外周道路を西へ進む。
しまなみ海道の標準コースに従って生口橋へ向かうには左折ですが、因島の花・除虫菊を見に行くため直進します。(因島フラワーセンターに行く場合はここを左折。)
馬神除虫菊畑へは右側の細い道に入る。
昔ながらの石積みの残る段々畑一面に咲く除虫菊。
眼下に重井西港が広がる。
かつて蚊取り線香の原料として栽培されていた除虫菊は、5月になると島を真っ白に埋め尽くす因島のトレードマークでしたが化学薬品の普及によりその役目を終え、現在では観光用として栽培されています。(写真は5月中旬撮影)
重井西港付近。ナマコ壁に目のように木瓜型の2つ窓が並んだ家をよく見かける。
ブルーラインのひかれたルートに戻ります。
沿道にある菓子処中島
しまなみ海道の標準コースに従って生口橋へ向かうには左折ですが、因島の花・除虫菊を見に行くため直進します。(因島フラワーセンターに行く場合はここを左折。)
馬神除虫菊畑へは右側の細い道に入る。
昔ながらの石積みの残る段々畑一面に咲く除虫菊。
眼下に重井西港が広がる。
かつて蚊取り線香の原料として栽培されていた除虫菊は、5月になると島を真っ白に埋め尽くす因島のトレードマークでしたが化学薬品の普及によりその役目を終え、現在では観光用として栽培されています。(写真は5月中旬撮影)
重井西港付近。ナマコ壁に目のように木瓜型の2つ窓が並んだ家をよく見かける。
ブルーラインのひかれたルートに戻ります。
3つ目の島・生口島。
海沿いの道に降りて走る。
道沿いのジェラート専門店ドルチェ
レモンとデコポンの柑橘系をいただきました。店のHPでは伯方の塩アイスを推してます。店内ではジェラートを買った客は良く冷えたレモン水も飲めるのでサイクリングの水分補給にも助かる!
さらにその先のレモンケーキのお店「島ごころ」に寄り道。レモンケーキを買うとコーヒーが無料でいただけます。
大正・昭和期に大阪で活躍した実業家が昭和初期に建立したド派手な耕三寺
昭和11年から30年あまりの歳月をかけて造られた堂塔の数々は、飛鳥から江戸時代にかけての
代表的仏教建築の様式や手法をとり入れ復元されています。(入場には1400円の入館料が必要。)平成12年には彫刻家、抗谷一東氏による広さ5千平方メートルにもおよぶ白い大理石の庭園「未来心の丘」がオープンしており、桜、紅葉の名所としても有名です。
また隣接して瀬戸田出身の日本画家・平山郁夫の美術館もあります。
耕三寺門前の「御食事処ちどり」では島の二大特産品[蛸][檸檬]を使用した名物料理「蛸飯」「蛸天卵とじ」「レモン鍋」が食べられます。
耕三寺から瀬戸田港にのびる「しおまち商店街」
名物のタコがいっぱい吊るされています。
商店街にあるローストチキンのお店「玉木商店」。サイクリストが買ってますね。
江戸末期に建築された歴史的建物の自転車カフェ&バー 汐待亭
しおまち商店街の町並み
潮音山公園の向上寺三重塔は国宝です。
しおまち商店街を抜けると瀬戸田港に出る。
海岸線を南下
800mの広大な瀬戸田サンセットビーチ。レストランや土産屋も有ります。
サンセットビーチ沖の島は「ひょっこりひょうたん島」のモデルになったとの説も
次第に多々羅大橋が見えてくる。
多々羅大橋へのアプローチ道路はレモン畑の斜面
5月の中旬、レモンの白い花が咲いていました。
少し残っていたレモンの実
国産レモン発祥の地の碑
多々羅大橋
支柱の下で手を叩くと反響するという「多々羅哭き竜」の表示。反響具合は…まあまあですかね。
大三島
大山祇神社がある大三島へ。
橋を下りた所にある「道の駅 多々羅しまなみ公園」
いけすのあるレストランでは「幻の高級魚:マハタ」をプッシュしてます。
サイクリストの聖地碑は人気の記念撮影スポット
大山祇神社に寄るため一旦伯方島とは逆方向へ北上。
道なりに左折してすぐに自転車道が脇に現れるのでそっちに入る。
大山祇神社の手前に道の駅「しまなみの駅 御島」があります。
大山祇神社は大山積神を祭神とし、全国の山祇神社、三島神社の総本社。山の神・海の神・戦いの神として歴代の朝廷や武将から尊崇を集めました。また全国の国宝・重要文化財の指定を受けた武具甲冑類の約8割を「大山祇神社国宝館」に有する神社として知られています。
本殿、拝殿、宝篋印塔は重要文化財に指定され、隣接する宝物館には国宝を含む数多くの重要文化財を収蔵しています。
神社境内のほぼ中央にある「乎千命御手植の楠」は伝承樹齢2600年!!現在では息を止めて3周すると願い事が叶う、一緒に写真を撮ると長生きできるなどと信仰がある。
大山祇神社の楠群は、日本最古の原始林社叢の楠群として国の天然記念物に指定されています。
自転車のヘルメットの内側に貼るお守りを売っているのでGET!
奥の院の入口にある楠は真中の洞が参拝通路となっていて「生樹の御門」と呼ばれ、くぐると長寿の利益があるなどと信仰されている。
門前の「大漁」の海鮮丼はなんとたったの480円!味噌汁は+80円。お昼時は行列必至。
来た道を戻って伯方島へ向かいます。
途中看板に従って脇にそれると古城島の甘崎城址を海越しに眺めることができます。大潮の時に石垣が見えたりするようです。
無農薬栽培した柑橘類でリキュール等を製造・販売している「リモーネ」に立ち寄る。
アイスモナカを食べて、蜜柑ジンジャーシロップを購入。
大三島橋を渡って伯方島へ。
大山祇神社の手前に道の駅「しまなみの駅 御島」があります。
大山祇神社は大山積神を祭神とし、全国の山祇神社、三島神社の総本社。山の神・海の神・戦いの神として歴代の朝廷や武将から尊崇を集めました。また全国の国宝・重要文化財の指定を受けた武具甲冑類の約8割を「大山祇神社国宝館」に有する神社として知られています。
本殿、拝殿、宝篋印塔は重要文化財に指定され、隣接する宝物館には国宝を含む数多くの重要文化財を収蔵しています。
神社境内のほぼ中央にある「乎千命御手植の楠」は伝承樹齢2600年!!現在では息を止めて3周すると願い事が叶う、一緒に写真を撮ると長生きできるなどと信仰がある。
大山祇神社の楠群は、日本最古の原始林社叢の楠群として国の天然記念物に指定されています。
自転車のヘルメットの内側に貼るお守りを売っているのでGET!
奥の院の入口にある楠は真中の洞が参拝通路となっていて「生樹の御門」と呼ばれ、くぐると長寿の利益があるなどと信仰されている。
門前の「大漁」の海鮮丼はなんとたったの480円!味噌汁は+80円。お昼時は行列必至。
来た道を戻って伯方島へ向かいます。
途中看板に従って脇にそれると古城島の甘崎城址を海越しに眺めることができます。大潮の時に石垣が見えたりするようです。
無農薬栽培した柑橘類でリキュール等を製造・販売している「リモーネ」に立ち寄る。
アイスモナカを食べて、蜜柑ジンジャーシロップを購入。
大三島橋を渡って伯方島へ。
伯方島
伯方島は寄り道しないで走ると距離は短い。
伯方ビーチにある「道の駅 伯方S・Cパーク マリンオアシスはかた」
目の前は伯方ビーチ
伯方の塩ソフト
ジャコ天
伯方ビーチの向こうに次の橋が見える。
伯方・大島大橋へ
伯方ビーチが眼下に見える。
途中の見近島への降り口がある。
目の前は伯方ビーチ
伯方の塩ソフト
ジャコ天
伯方ビーチの向こうに次の橋が見える。
伯方・大島大橋へ
伯方ビーチが眼下に見える。
途中の見近島への降り口がある。
大島
いよいよ最後の島・大島へ上陸。
橋をくぐって南下
左手に能島城跡が見える。
橋を渡ったら右折して内陸へ。
島の中央部を横断するのでアップダウン有り。
内陸部ばかりだと飽きるので国道317号から外れて海岸沿いへ抜ける。
来島海峡大橋が見えてくる。
吉海町椋名の集落
最後の橋、来島海峡大橋への入口
取り付け道路途中の休憩所
来島海峡大橋は3連の吊り橋で全長は4.1km!長い!!
高さもかなり高い!
夕焼けに輝く瀬戸内海を見ながら四国へ。
今治
グルグルとループを周って高度を下げます。
橋を降りてすぐの場所にしまなみ海道サイクリングの四国側の拠点「サンライズ糸山」があります。
翌日フェリーで岡村島へ渡るため港近くの宿をとったので市内へ移動。
海沿いを南下。
午後6時過ぎに今治市内に到着。
新尾道駅から実際の走行距離108km(尾道でウロウロ散策した距離も含まれています)
平均移動速度19km/h
これぐらいのペースならこれぐらいで走れます。体力に自信のない方は大三島の大山祇神社をカットする、今治市街まで来ないでサンライズ糸山に宿泊する、などすれば距離を短縮できます。
サイクル・スポーツ用品