日光~金精峠~沼田(紅葉)

金精峠周辺が紅葉している時期に日光駅からいろは坂を上り中禅寺湖~竜頭の滝~小田代原~戦場ヶ原~湯の湖を経て金精峠を越え、吹割の滝に立ち寄り沼田駅まで下るサイクリングコース

コース概要
金精峠周辺が紅葉している時期に日光駅からいろは坂を上り中禅寺湖~竜頭の滝~小田代原~戦場ヶ原~湯の湖を経て金精峠を越え、吹割の滝に立ち寄り沼田駅まで下る。グリーンシーズンはこちら
距離:109.6km
獲得標高:2,297m

日光~金精峠

東武日光駅からスタート
神橋の交差点を左折
国道120号に入り
 馬返からいろは坂を上る
明智平から中禅寺湖畔へ
馬返しから400mほど上っているのでいろは坂と中禅寺湖畔では紅葉の見頃タイミングが1~2週間ほど違います
この時は中禅寺湖畔で紅葉が始まったばかり
二荒山神社中宮前を通り過ぎる
菖蒲ヶ浜の手前で道は大きく右に曲がり湖畔から離れていきます
さかなと森の観察園を通り過ぎて上って行くとすぐに竜頭の滝の入口
竜頭の滝は日光の中でも早めに色づく紅葉スポット
竜頭の滝は日光三名瀑の一つとされる奥日光を代表する滝。滝つぼ近くが大きな岩によって二分され、その様子が竜の頭に似ていることからこの名がついたといわれています。滝が見える場所に茶屋もあります
上って行って
竜頭の滝の上部を橋で渡る
さらに少し上り
勾配が緩くなってしばらくすると
左手に日光市道1002号のゲートがあります
一般車は進入禁止で専用のハイブリットバス、自転車・歩行者だけが通行できます
ここがまた最高に気持ちの良い道なのです
その先にある小田代ヶ原は標高約1,405mから1,430m、湿原から草原への遷移期にあり、両者の特徴を持ち希少な景観を有する湿地
戦場ヶ原の西側に位置し、広さは戦場ヶ原の約4分の1有り湯川の西側に広がる周囲2キロの草原。9月下旬から見られる草紅葉が美しい
ミズナラの林に囲まれた自然研究路では、草原の真ん中に1本だけ生えている白樺「小田代ヶ原の貴婦人」と呼ばれる1本のシラカンバの木を見ることができます
時間と体力に余裕があれば、さらに弓張峠を越えて進み中禅寺湖西端の千手ヶ浜まで行ってみるのも良いでしょう
市道1002号を戻り
国道120号に出て
赤沼茶屋の前を過ぎると
戦場ヶ原に出ます
戦場ヶ原は、日光国立公園内標高約1,390mから1,400mにある日本有数の高層湿原。広さは400haに及ぶ。
男体山の神と赤城山の神が中禅寺湖を取り合ってこの地で戦ったという伝説が地名の由来
展望地の道を挟んだ三本松園地には複数の食事処があります
戦場ヶ原を突っ切る直線道路は紅葉時期はもちろん夏も爽快で気持ちいい!
光徳園地への分岐を過ぎて
少し上って
左へ入ると
湯滝観瀑台があります
滝の手前にヤマザキYショップ。金精峠に上る前に水分を補給しておきましょう
湯ノ湖の南端から三岳溶岩流の岩壁を高さ70メートル、長さ110メートル湖水が流れ落ちてくる湯滝。竜頭の滝よりも色づくタイミングは少し遅い
湯滝の落差分の坂道を上ります
湯滝の上部、湯ノ湖に出ます
湯ノ湖は三ツ岳の噴火で湯川がせき止められてできた湖。周囲は約3km、三方を山で囲まれており、どことなく神秘的な雰囲気が漂います。湖岸には散策路があり1時間ほどで一周できます
湯ノ湖北側の湯元温泉へ寄ってみる
湯ノ湖の北端
温泉寺と温泉神社があり、温泉寺では隣に建つ庫裡「薬師の湯」に入ることができます(500円)

もとに道に戻って金精峠までのヒルクライムの開始!
金精峠まで約5km。平均勾配は7.3%くらいで激坂ではありませんがいろは坂よりは急です
上るにつれ湯ノ湖が眼下に見えてきます
標高1,500を越えていろは坂より2~3週間は木々の色づきが早い

海抜1,843mの金精トンネルに到着

金精峠~沼田

トンネルを抜け
群馬県側に出て下っていきます
こちらも錦秋!
少し下ると左手に「菅沼山小や」というドラインブインがあります
道の向かい側は菅沼キャンプ村
右手に時々見える菅沼を眺めつつ下っていきます
菅沼の下にある丸沼
その下に丸沼高原スキー場があります
どんどん下っていくと
スノーシェッドとトンネルが連続します
道が川に近づいた辺りに温泉施設があります
食堂・民宿やドライブインなどがある地区を抜けると沿道に多くのとうもろこしを中心とした農産物直売所が並びます。
尾瀬方面からの道との交差点「鎌田」
右手に尾瀬大橋が見えます
交差点を越えてすぐに「道の駅尾瀬かたしな」があります
「群馬が誇るソウルフード」焼きまんじゅうのキッチンカーが出ていたので
尾瀬方面を臨む展望テラスで足湯に浸かりながらいただきました
片品川沿いに国道120号を下っていきます
ドライブインが密集して来たら吹割の滝の入り口はすぐそこ
遊歩道で川まで下りていきます
「東洋のナイアガラ」と称する「吹割の滝」。規模的には「群馬のナイアガラ」ぐらいが妥当な気がする
U字状の断層の切れ目に勢いよく水が流れ落ちていきます
滝から先に進むと徐々に片品川から離れていきます
 椎坂トンネルで椎坂峠の下を通過
片品川から一段高い河岸段丘の道を進む
国道120号から沼田駅へ
 駅前のヤマザキYショップでは「焼きまんじゅう」が食べられます
他にも沼田ローカルフード「みそパン」なんてものもあります

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