コース概要
  軽井沢から「牛に引かれて善光寺参り」の伝説の地・布引観音に寄り、信州の鎌倉・塩田平の寺社を巡り別所温泉へ。善光寺と両参りするとさらにご利益があるといわれてい北向観音にお参りする
距離:63.3km
獲得標高:968m
軽井沢~布引温泉
軽井沢駅からスタート
モーニングが人気の「ベーカリー&レストラン沢村旧軽井沢」へ
3月~11月は朝7時からやってます!(12月~2月は8時から)
旧軽銀座から教会通りを通って水車の道に出ると
軽井沢の中でも一際絵になる「軽井沢聖パウロカトリック教会」が建っています。設計はフランク・ロイド・ライトの弟子アントニン・レーモンド
「旧ゴルフ通り」へ進み「鹿島の森通り」を左折して
雲上池へ。グリーンシーズンは静かで落ち着いた雰囲気。
「スワンレイク」の愛称もある紅葉の名所
  1周600mほどの遊歩道が整備されています。
  紅葉の季節はウェディングフォト勢が列を成します
大隈通り~旧中山道から国道18号に出る
「南原」交差点の少し先の右側に旧近衛文麿別荘(市村記念館)があります。
記念館の建物は大正時代に建てられたもので、大正15年に近衛文麿が別荘として購入しました。
  アンダーパスでしなの鉄道線をくぐり
塩沢湖へ向かう塩沢湖を中心にしたレジャー施設「軽井沢タリアセン」には歴史的建築物が集められています
ウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計 、1931年(昭和6年)築の旧朝吹山荘
全国に1600件もの建築を残したヴォーリズは、メンソレータムでおなじみの近江兄弟社の創設者の一人。ヴォーリズゆかりの地・琵琶湖のほとり近江八幡には25件もの建築が残されています
湖畔から少し上った場所に
1911年(明治44年)建築の「旧・軽井沢郵便局舎」。深沢紅子野の花美術館として使っているので入館料が別途必要
再び湖畔に戻って
建築家アントニン・レーモンドの設計で1933年(昭和8年)に建設された自身のアトリエ「軽井沢・夏の家」へ
ペイネ美術館として使用しているのでここも入館料が別途かかります。
入館しましたが館内は撮影禁止。でもここはモダン建築好きの人にはたまらん場所だと思います。
なんか観音さんもいた
有島武郎の別荘「浄月庵」が有料エリア外にあり、ライブラリーカフェ「一房の葡萄」として営業しています
軽井沢高原文庫の敷地には
野上弥生子別荘
来た道を戻って
ジョン・レノン、オノ・ヨーコ夫妻が足しげく通った小さな喫茶店「離山房」
写真撮影禁止の店内にはショーンも含めた一家の写真や手紙などがいっぱい飾られていました。大人になったショーンとオノ・ヨーコが再訪した時の写真もありました
下仁田街道を通って
  信濃追分駅前を通り
旧中山道の追分宿へ路面が石畳になっていて旧宿場町の美観を整備しているようです
軽井沢に縁が深い堀辰雄の文学記念館
老舗旅館の建物が保存されています
高札場跡
  「追分」とは道の分岐点のこと。中山道と北国街道との分かれ道
  旧北国街道に入ってすぐに「シャーロックホームズ像」の看板
公園の庚申塔の奥に「シャーロック・ホームズ」像が建っていました。日本語版の翻訳者の仕事場がこの近くだった縁でこんなところ(失礼)に建っているそうです。
  北国街道から浅間サンラインに入る
浅間山麓の気持ち良い道「やまゆりパーク」の先で左へ入る
塩野の集落を抜けると
田んぼと
キャベツ畑が広がる高原の風景になります
  ここもすごく気持ち良い快走区間
振り返れば浅間山集落に入り
下って行って
小諸市街へ
小諸駅から小諸城址・懐古園へ
懐古園の入口「三の門」は国重要文化財。「三の門」に掲げられた扁額は徳川宗家16代当主・徳川家達の筆によるものです。
ここら辺は胡桃蕎麦が名物。三の門の前にある蕎麦屋さん草笛の胡桃蕎麦の胡桃はペースト状にすり潰された状態。これをそばつゆで溶くと(゚д゚)ウマーとなります。草笛は長野駅のの駅ビルMIDORIにも入っています。
  本町交差点近くの老舗蕎麦屋丁子庵では自分で胡桃の実をすり鉢で擦ってそばつゆで溶いて食べます
    旧北国街道を少し上田方面へ進み
  
  
  布引観音方面へ左折千曲川へ下って行きます
大久保橋を渡り
千曲川沿いを進む
千曲川沿いにその入口がある布引山釈尊寺・通称布引観音。「牛に引かれて善光寺参り」の伝説は、布引観音にまつわるものです。昔、信心を持たない老婆が、布を盗もうとしたところ、牛に角で布を引っかけられ、そのまま善光寺まで導かれたという話が伝わっています。
布引山の断崖絶壁に建つ観音堂までは徒歩15分ぐらい
山道をけっこう上ります
本堂の先に
布引観音の断崖絶壁にかかる観音堂(国重要文化財)。背景は浅間山。
桜の季節はこんな感じ
千曲川の対岸に浅間山~湯ノ丸山が見える
道の駅 みまき
鹿曲川を渡って
立科方向へ左折
明神館の看板を右折
少し上って
田園地帯を通り
千曲ビューラインに入る
いったんググっと下って
少し上り返して
依田川沿いの平野へ下って行きます
依田川を渡り
田んぼの中の道を突っ切って行きます
塩田平に入って行きます
全国有数の雨の少ない地域であり大小合わせて100ヶ所のため池があります
鎌倉時代に北条氏の所領となったことで鎌倉仏教や禅宗文化が栄えた
「信州の鎌倉」と呼ばれる寺社群を巡る
  前山寺の看板を左折
山王山公園の脇を通る河岸段丘の丘の上に寺社があります
前山寺へ
木造茅葺き屋根の本堂は国の登録有形文化財
三重塔は国の重要文化財
室町時代初期に建てられたとされる三重塔は二・三層に窓や扉、高欄がないにもかかわらず、全体として見事に調和していることから、「未完成の完成塔」と呼ばれています
すぐ裏手に塩田城址
山裾を進む
塩田北条氏の菩提寺・龍光院
格式ある黒門
ここにもため池
独鈷山麓にあるに古社・塩野神社
鳥居をくぐると「太鼓橋」
拝殿は楼閣造りという2階建て
神社の西に一の鳥居があって、太鼓橋の手前の二の鳥居まで約200メートルの直線道路がありますが、鎌倉時代にここで流鏑馬が行われていたとのこと
流鏑馬の看板から中禅寺へ
茅葺き屋根の薬師堂は約800年前の建物で中部日本最古の木造建築として国の重要文化財に指定されています
金剛力士像も平安時代末のものとのこと
  流鏑馬が行われていたと伝わる塩野神社一の鳥居
道なりに進み塩田で4番目に大きいため池・舌喰池へ
人柱に選ばれた娘が舌を食い切り池に身を投げたという悲しい伝説からこの名前が付いたそうな。なかなか不吉な名前ですね
  県道82号(別所丸子線)に入って
別所温泉駅へカラーリングが「チェレステ」っぽくて
絵になる駅舎です
駅舎横にはかつて走っていた丸窓電車が保存されています
北向観音の参道は
一旦下って湯川を渡り
階段を上って
観音堂の前に出ます
善光寺と向かい合うように北を向いて建立されていることから北向観音と呼ばれ、善光寺が来世の利益をもたらすのに対し、北向観音は現世の利益を与えるとされています。このため、両方の観音様にお参りすることで、現世と来世両方のご利益が得られるとされ、「両詣り」と呼ばれています。
お堂の中の提灯は小林幸子が奉納したもの
観音堂の北東側は湯川に面した石垣の崖になっていて
塩田平~上田方面を見下ろすことができます
  手水も温泉!飲泉もできます
樹齢1200年と伝わる愛染カツラ懸造りの温泉薬師瑠璃殿
女工さんたちが裁縫の上達を願い奉納したという「衽の褄(おくみのつま)」
黒門を通り
安楽寺へ
信濃最古の禅寺
ここには何といっても国宝が有るのです!
八角三重塔
日本に現存する近世以前の八角塔としては唯一のもの。全高18.75メートル。
昭和27年(1952年)に松本城とともに、長野県内の建造物として最初の国宝指定を受ける
遊歩道を通って
北向観音の本坊・常楽寺へ
鎌倉時代には天台教学の道場として栄えた
本堂の天井に様々な絵が描かれていました
北向観世音が出現したとされる場所に
弘長二年(1262年)の刻銘のある石造多宝塔(国の重要文化財)が保存されています
別所温泉には3つの外湯が有りそのうちの一つ「石湯」前に建つ「真田幸村公隠しの湯」の票石は「真田太平記」の作者、池波正太郎氏の筆
「真田太平記」では別所温泉が真田の隠し湯としてしばしば登場します
「大師湯」
「大湯(葵の湯)」。こちらは吉川英治が「新・平家物語」において義仲が愛妾の葵御前を連れて「大湯」に入湯する場面を描いている
足湯や
飲泉所も複数点在します
サイクル・スポーツ用品
 
 









