佐渡ヶ島一周サドイチ1(両津港~宿根木~相川)

佐渡ヶ島をぐるっと一周するサドイチ。全周210kmを1泊2日で走ってきました。1日目は両津港からスタートして時計回りで相川まで走るサイクリングコース

コース概略
佐渡ヶ島をぐるっと一周するサドイチ。全周210kmを1泊2日で走ってきました。1日目は両津港からスタートして時計回りで小佐渡を巡り相川まで
距離:120km
獲得標高:1,328m

両津港~小木

新潟からのフェリー・ジェットフォイル航路で結ばれている両津港からスタート
港の前の道から
県道45号「佐渡一周線」に入り
赤玉方面へ進む
走り始めてすぐに田んぼが目に入ってきます。佐渡ヶ島は稲作が盛んな土地で、独自農法による佐渡産コシヒカリのブランド、「朱鷺と暮らす郷」を生産しています
4㎞ほど平地が続いた後、緩やかなアップダウンが続くようになります
椎泊公民館前のひまわり畑
毎年5月に開催されている佐渡ロングライドのコース距離表示看板。スタート地点は佐和田。佐渡は二つの島がくっついたような形をしていて、北側を大佐渡、南側を小佐渡と呼びます。今回1日目は小佐渡を周って大佐渡に入り、佐和田を通って金山の町・相川まで走ります
両尾の集落。佐渡は海沿いに多くの集落が点在しています
みかえり峠
前方に赤い橋が架かった津島神社が見えます
神社の向かいの内陸側は両津大川の集落。赤いコカ・コーラの自販機が目に入る。佐渡ヶ島は商店や飲食店の数は限られるがコカ・コーラの自販機は各集落にだいたいあるので水分補給にはあまり困らない
小佐渡の北端・姫埼灯台へ
ここも途中にひまわりが咲いていました
佐渡で初めての灯台として、1895年に点灯した現存する日本最古の鉄造りの灯台
その歴史的・文化的価値を認められ「世界灯台100選」にも選ばれています
水津地区を通り過ぎ
700mほど先にある赤亀岩
その少し先に展望台が有ります
展望台左手に赤亀岩
右手に風島弁天
道を進んで行くと
風島弁天の前を通ります
水平線の彼方に角田山と弥彦山が島のように浮かんで見えます
片野尾地区
右手の急坂を上ると棚田に行けるようだったが今回はパス
 片野尾・月布施・野浦は「にほんの里100選」に選ばれている場所だそうです
大平トンネル
月布施
野浦
鮑地区
赤玉地区

豊岡
柿野浦
岩首
灯台の建っている岬の公園があります
松ヶ崎ヒストリーパーク
鴻ノ瀬灯台が建つこの地は日蓮や世阿弥がここから上陸したと伝えられ、佐渡の国津としても栄えた場所でした
一本内陸に入った旧道に古い町並みが残っています
イカがこの辺の名産なのかな?数軒、一夜干しいかの看板が出ていました
季節営業のドーナツ屋さんが営業してました
佐渡一周道路に戻ります
多田海水浴場
多田トンネルは1,511mと島内で3番目に長いトンネル。路面状態は良いが照明暗めなので十分な光量のライト必須です。(脇の旧道を進んでみましたが途中で走行困難になり戻りました)
続いて松ヶ鼻トンネル(503m)
莚場トンネル(424 m)
小石トンネル(354 m)
連続したトンネルを抜けると赤泊の集落
城ヶ浜海水浴場
海際の斜面の田んぼ
走り始めてから45km、本日初めての信号「徳和」
赤泊は佐渡の中では大きめの集落
A-Coopや商店が有るのでちょっとした食料品などの補充ができます
佐渡を代表する酒蔵のひとつ明治五年創業の「北雪酒造」もあります
公園前に展示されている佐渡奉行渡海の御座船。赤泊は江戸時代に二人の奉行が隔年に在島して支配をしていた際に越後との往来に使われていた港です
赤泊を過ぎると
次は真浦地区。ここも日蓮ゆかりの地らしい
海の間際まで広がる田んぼ
柳沢地区
杉野浦
大杉
野崎トンネル(214m)
野崎
羽茂漁港付近
本日二つ目の信号
羽茂を渡る
小木港へ
小木港は佐渡の南の玄関口として直江津港との航路を結んでいます。
120kmの行程のちょうど中間点で飲食店が点在しているので、ここで昼食にしていきましょう
今回は1階が鮮魚店、2階が食堂の「魚晴」でランチ
海鮮丼とサザエのつぼ焼きをいただきました

宿根木~相川

各集落にコカ・コーラ自販機が有ると先に書きましたがこの後しばらく空白地帯になるので小木で飲み物を補給しておくべし
宿根木へ向かいます
宿根木の集落の手前に千石船展示館
復原された千石船が展示されています(今回は外からチラ見のみ)

宿根木の集落の屋根を見つつカーブを下っていくと
宿根木集落の入口に出ます
宿根木は千石船産業の基地として整備され繁栄した集落
迷路のような路地に今も100棟を超える板壁の民家が密集しています
船大工の技術が結集した宿根木の町並は、国の重要伝統的建造物群保存地区
内部が公開されていて見学できる建物もあります
古民家カフェも営業中!
集落の向かいの海岸では
たらい船に乗ることができます
海岸線から上って行って
長者ヶ橋を渡る
前方に灯台が見えてくる
佐渡ヶ島の南西端・小木半島突端に建つ灯台崎鼻灯台
昭和3年(1928)に光が点り、現在のものは昭和62年築の2代目

枕状溶岩(たけのこ岩)
神子岩
潜岩(キリン岩)

江積漁港

稲穂の先に青い海
国道350号に入る

椿尾弁天岩
右手に入った先に砂金採り体験ができる佐渡西三川ゴールドパークがあります
立岩(人面岩)。モアイ像っぽい
相川方面へ進む
国府川を渡る
佐和田地区。飲食店や宿泊施設多く、ここら辺に泊るのも選択肢の一つ
海岸に出ると
桟橋が有ります
相川まであと19km
夫婦岩
春日崎の公園に立ち寄る
相川市街とその背後に金山が見えます
道遊の割戸も確認できます。佐渡金銀山遺跡を代表する露天掘り跡で、山の頂が真っ二つに掘り割られています
相川市街で宿泊
夜の相川。盆終わりの日曜日なこともあってお店ほとんど開いてない
ニャンコが路上でくつろいでます
少し歩いて京町通りへ
相川金銀山と奉行所を結ぶメインストリート
時鐘楼
GWから8月下旬まで夜間にボンボリがともされます
毎年6月初旬に相川音頭の流し「宵乃舞」8月中下旬に「夜の御前踊り」が開催されます
奉行所もライトアップ
奉行所前から見下ろす北沢浮遊選鉱場跡
北沢浮遊選鉱場跡は4月下旬から1月初旬までライトアップされています(~PM10:00)
幻想的です
2日目に続く

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