大佐渡スカイライン

佐渡ヶ島両津港から大佐渡スカイラインを通って相川へ。金山、京町通り、奉行所などを巡るサイクリングコース

コース概要
佐渡ヶ島両津港から大佐渡スカイラインを通って相川へ。金山、京町通り、奉行所などを巡る
距離:36.4km
獲得標高:1,222m

両津港~大佐渡スカイライン

新潟からのフェリー・ジェットフォイル航路で結ばれている両津港からスタート
東京を朝イチの新幹線に乗っても両津港に着くのは10時47分。新潟に前泊しないと佐渡の一日目は行動時間が短くなります
フェリーターミナル前の道を北に進み
左折して国道350号に入り
外城橋信号の次の交差点を左折して加茂湖畔の道を走る
加茂湖は周囲17kmの汽水湖。佐渡だけでなく新潟県最大の湖
牡蠣の養殖が行われているそうですがなぜかスワンの姿が
湖から山地を望む平地には水田が広がります
湖畔ギリギリを走る区間も
湖面が近い!
博物館の案内看板
小さな丘の上の交差点を
左折すると両津郷土博物館が、そのさらに奥に進むと加茂湖に突き出た岬の先に樹崎神社がありますが今回はパス。
丘を下って
道が右に曲がっていくところを真っすぐ細い道へ進む
田んぼと
集落を抜けて
国道350号にでます
国道に出たすぐの場所にある「樋口食堂」で大佐渡スカイラインに入る前にランチ
甘エビ丼いただきました!寿司から丼もの、カレーなど手ごろな価格から豊富なメニューがそろってます
国道350号を1.5kmほど進み
十王堂を過ぎた少し先を右折。
6%くらいの上り坂になります
大佐渡スカイラインに合流
しばらく4~5%の勾配
右手に林道国仲北線の入口
金北山の登山道入り口もあります
林道の分岐から700mほど進むと
新保川ダムがあります

妙見山と金北山が見える
ここからが上りの本番!2kmほど二桁勾配が続きます
ディンプルが入ったコンクリ舗装の路面。眼下に棚田が見えます
ジップラインと
ブランコが見えて
その先に平スキー場と
航空自衛隊 佐渡分屯基地があります
ということで大佐渡スカイラインは防衛相管理道路
基地を過ぎるとさらに勾配が上がり
白雲台まで3kmほど平均勾配13%の上り坂が続く
勾配16%!キツイ!!
いやぁ、しんどいっす!!
振り向くとこんな感じ
妙見山山頂のレーダードームが見えてきたら白雲台はすぐそこ
広い駐車場に交流センター白雲台が建っています
坂を上って水分補給したいこの場所に自販機が有るのがありがたい!
展望デッキからは両津湾、国中平野、小木半島などの大パノラマが望めます
佐渡のくびれ部分の両側の海を眺めることができます

佐渡金山~相川

白雲台からまだ少し上る
千竜桜の案碑。GW~5月中旬ごろ見頃になる山桜
6月に訪れたときにはレンゲツツジが咲いていました
標高942m、大佐渡スカイライン最高地点に到達!標高は高くないが上りごたえのある道です
2㎞ほど進んだ先に
展望台
ここは木が茂っていてあまり眺望が開けていません
勾配10%くらいで下って行き
ちょっと上り返しが有った後に
一気に下って行きます
最初に現れた金山の遺構は 大立竪坑櫓 (国指定重要文化財)。保存修理中でした
隣接して駐車場があり
駐車場の奥に「大切山坑」という坑道があります
事前予約制のガイド付きツアーに申し込めば入れるようです
坑道の中から冷たい風が吹き出ていました
駐車場の橋の広場からは露天掘りしまくって山を割ってしまった「道遊の割戸」が見えます
人の力で地形を変えてします金の魔力、恐ろしくもある
さらに下っていくと佐渡金山の見学施設が有ります
宗太夫坑・道遊坑2つの坑道を見学できます
「道遊の割戸」を逆側からアプローチできます
神社の奥に
「道遊の割戸」の核心部!
坑道内の作業者を運ぶトロッコ
相川金銀山は1896(明治29)年、宮内省から三菱へ払い下げられ、1989(平成元)年まで採掘が続けられました。窓ガラスに三菱のマークが残っています
高任竪坑櫓
「道遊の割戸」観光案内などによく載っている姿
坑道で働く人の動く人形。正直実物を見る前は「古臭い昭和の人形でしょ?」と思っていたけど単純な動きながら「うまいことできてるな」と感心しました。きちんとメンテしているんだと思う。
うん、悪くない(感じ方は個人差があります)
金鉱石の実物
キラキラしてる!
金塊を実際に握れるコーナー
金山から少し下ると
搗鉱場跡(とうこうばあと)。かつて佐渡金山などで、品位の低い鉱石を粉砕し、水銀を用いて金を回収する工場があった場所。
さらに下って行って
「無宿人の墓」の入口
下って行って左折
道遊トンネルを抜けて
左折して山側に上り返す
内陣欄間と御拝のある長明寺は現存する相川の寺社で最古とされる
長明寺の奥で道はヘアピンカーブを描き
鉱山住宅が残る京町通りの上端に出る
京町通りは相川金銀山と奉行所を結ぶかつてのメインストリート
当時の姿のまま「相川音頭」で踊り流す「宵乃舞」は京町通りを象徴するイベント。6月初旬、「宵乃舞」が行われる当日直前の様子。道沿いにボンボリが並んでいます
時鐘楼
佐渡奉行所跡
海の見えるカーブを下り
国史跡 北沢浮遊選鉱場跡へ
入口近くに建つレンガ造りの「火力発電所跡」
北沢浮遊選鉱場は戦時体制化の昭和12(1937)年に鉱山の大量増産のため建設された、採取した鉱石をより分ける設備
古代遺跡を思わせる外観。佐渡のラピュタとも呼ばれる
鉱石と水を分離する装置、シックナー
線路跡
夜はライトアップされます
これは異世界感漂う!
相川の中心地「天領通り」。中心と言いつつ営業している店は少ない。夕食難民になる可能性あり
銀寿司でお寿司にありつけました。リーズナブルなお店です。
もし夕食にあぶれたら最後の頼みの綱は佐渡一周線にローソンがあります
夜の京町通り
京町音頭流し 「宵乃舞
島内外から結集する参加団体が、生地方(じかた)で、京調帯びた相川音頭を唄い、踊り流します

時鐘楼と奉行所の間の煉瓦塀

佐渡奉行所の敷地を通り抜けます

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